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AmazonFBAの追跡とは?納品荷物の確認方法・追跡番号入力・追跡可能率を徹底解説

AmazonのFBA(フルフィルメント by Amazon)を利用していると、「FBA倉庫へ送った荷物が今どこにあるのか」「きちんと納品されたのか」を確認したい場面が出てきます。そのために重要になるのが、FBA納品荷物の追跡です。追跡を正しく行えば、荷物の所在を把握できるだけでなく、納品の遅れや紛失といったトラブルにも早く気づけます。また、追跡番号をセラーセントラルに入力することは、倉庫での受領をスムーズにし、在庫の販売開始を早めることにもつながります。

本記事では、AmazonFBAの追跡について、納品した荷物を確認する方法、追跡番号の入力手順とそのメリット、さらにアカウント健全性に関わる「追跡可能率」までを、FBAを活用する出店企業の実務目線でわかりやすく解説します。

この記事でわかること
・AmazonFBAにおける「追跡」の意味と種類
・FBA倉庫へ納品した荷物を追跡・確認する方法
・追跡番号をセラーセントラルに入力する手順とメリット
・アカウント健全性に関わる「追跡可能率」とFBAの関係
・FBA追跡を活用してトラブルを防ぐためのポイント

AmazonFBAの「追跡」とは?

AmazonFBAにおける「追跡」という言葉は、文脈によっていくつかの意味で使われます。FBAを活用する出店企業がまず押さえておきたいのは、「FBA倉庫へ納品する荷物の追跡」と、アカウント健全性の指標である「追跡可能率」という、2つの異なる概念です。両者を整理して理解しておくことで、目的に応じた正しい対応ができます。

FBA納品荷物の追跡

最も基本的なのが、FBA倉庫へ納品する荷物(ダンボール)の追跡です。出店企業は、商品をFBA倉庫へ送る際、配送業者の送り状に記載された追跡番号(お問い合わせ番号)を使って、荷物が今どこにあるのか、倉庫に届いたのかを確認できます。FBA納品は、荷物を発送してから倉庫に届き、受領(チェックイン)されて販売可能な在庫になるまでに複数の段階を経るため、その進捗を把握することが重要です。

アカウント健全性の指標「追跡可能率」

もう一つの「追跡」が、追跡可能率(VTR)と呼ばれる指標です。これは、購入者が注文した商品の配送状況を追跡できる状態になっているかを示す、アカウント健全性の評価項目の一つです。FBAを利用している場合、配送はAmazonが行い追跡番号も自動的に有効になるため、追跡可能率は基本的に問題になりません。一方、出品者自身が発送する場合(自己発送)には注意が必要な指標です。この記事の後半で、FBAとの関係を含めて解説します。下表に、2つの「追跡」の違いを整理します。

種類意味FBA利用時のポイント
FBA納品荷物の追跡倉庫へ送った荷物の所在・到着状況の確認出店企業が能動的に確認する必要がある
追跡可能率(VTR)購入者が配送を追跡できるかを示す指標FBAでは自動対応され基本100%になる

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FBA倉庫へ納品した荷物を追跡・確認する方法

FBA倉庫へ商品を発送したら、その荷物がきちんと届き、受領されているかを確認することが重要です。ここでは、納品荷物を追跡・確認する方法を解説します。なお、画面の名称や手順はAmazonの仕様変更により変わる場合があるため、最新の表示にあわせて操作してください。

セラーセントラルで配送状況を確認する

FBA納品荷物の配送状況は、Amazonセラーセントラルから確認できます。おおむね次のような流れで、発送した荷物の状況をチェックします。

  1. セラーセントラルにログインし、「在庫」から「FBA納品手続き」を開く
  2. 納品プランの一覧から、状況を確認したい納品(出荷済みのもの)を選ぶ
  3. 「配送状況の確認」をクリックし、納品の進捗を確認する

この画面では、荷物がどの段階にあるのか、倉庫に到着しているのかといった納品の進捗を確認できます。FBA倉庫に商品が到着するとAmazonから通知が届くため、その通知とあわせて状況を把握しましょう。

「納品された」と「販売可能」は別であることを理解する

FBA納品の追跡で誤解しやすいのが、「荷物が倉庫に届いた」ことと「商品が販売可能になった」ことは別だという点です。荷物がフルフィルメントセンターに到着しても、その時点ではまだ受領(チェックイン)や入荷の処理が完了しているとは限りません。倉庫到着から、実際に販売可能な在庫として反映されるまでには、数日かかることもあります。繁忙期にはさらに時間がかかる場合もあるため、追跡で「到着」を確認したあとも、在庫が販売可能な状態になるまで状況を見ておくことが重要です。

関連記事:AmazonのFBA納品をまとめて行う理由とフロー、注意点を解説

FBA納品時の追跡番号入力とそのメリット

FBA倉庫へ荷物を発送したら、配送業者の送り状にある追跡番号をセラーセントラルに入力しておくことが推奨されます。この一手間が、納品をスムーズにする効果を持ちます。

追跡番号を入力する手順

追跡番号は、FBA納品手続きの画面から入力します。配送状況を確認する画面で、配送業者の送り状に記載されたお問い合わせ番号(追跡番号)を入力し、保存します。このとき重要なのが、Amazonの配送ラベルに記載された輸送箱の番号と、配送業者の送り状の追跡番号を正しく対応させて入力することです。どの箱にどの追跡番号が対応するかを取り違えると、追跡が正しく機能しません。発送前に、配送ラベルと送り状の番号を確認しながら、慎重に入力しましょう。

追跡番号を入力するメリット

追跡番号を入力するメリットは、大きく2つあります。1つ目は、FBA倉庫での受領がスムーズになることです。Amazon側があらかじめ荷物の到着を把握できるため、受領のスピードが上がるとされています。受領が早まれば、その分だけ商品の販売開始も早まります。2つ目は、トラブル防止です。荷物が紛失したり、納品状況に不明な点が生じたりした場合に、追跡番号があれば、どの荷物がどこにあるのかを確認しやすくなります。追跡番号の入力はわずかな手間で、受領のスピードアップとトラブル防止の両方に効く、価値のある作業です。

追跡番号入力のポイント
FBA納品手続きの「配送状況の確認」画面から入力するAmazonの輸送箱ラベルの番号と配送業者の追跡番号を正しく対応させる入力により倉庫での受領がスムーズになり販売開始が早まる荷物の紛失などトラブル発生時の確認手段にもなる

関連記事:【2026年最新版】Amazon FBA危険物の判定方法・申請手順・SDS対応を完全ガイド|大口出品者必見

アカウント健全性の指標「追跡可能率(VTR)」とFBAの関係

FBAの追跡を語るうえで、もう一つ理解しておきたいのが「追跡可能率(VTR)」です。これはアカウント健全性に関わる指標で、出店企業にとって重要なものです。

追跡可能率とは何か

追跡可能率とは、一定期間に売れた商品のうち、購入者が「商品が今どこにあり、いつ届くか」を追跡できる状態になっている注文の割合を示す指標です。有効な追跡番号(お問い合わせ伝票番号)が入力されている注文が、追跡可能と判定されます。Amazonはこの追跡可能率をアカウント健全性の評価項目の一つとしており、一定の基準を下回ると、該当カテゴリーでの出品者出荷の資格に影響が出る可能性があります。追跡可能率は、セラーセントラルのアカウント健全性の管理画面から確認できます。

FBA利用時は追跡可能率を基本的に心配しなくてよい

ここで重要なのが、FBAを利用している場合、追跡可能率は基本的に心配する必要がないという点です。FBAでは、配送をAmazonが行い、追跡番号も自動的に有効な状態になるため、追跡可能率は基本的に高い水準に保たれます。一方、出品者自身が発送する自己発送の場合は、出店企業が注文ごとに追跡番号を入力する必要があり、入力漏れや誤りがあると追跡可能率が下がっていきます。つまり、追跡可能率の観点では、FBAの利用は出店企業の負担を大きく軽減してくれます。自己発送の商品を扱う場合は、追跡可能率の維持に注意が必要です。

FBA納品状況のステータスの見方

FBA納品荷物を追跡する際は、表示されるステータス(状態)の意味を理解しておくと、今荷物がどの段階にあるのかを正しく把握できます。ここでは、納品が販売可能な在庫になるまでの流れを解説します。

発送から販売可能になるまでの流れ

FBA納品は、荷物を発送してから販売可能な在庫になるまで、いくつかの段階を経て進みます。大まかには、出店企業が荷物を発送した後、荷物がフルフィルメントセンターへ輸送され、倉庫に到着し、受領(チェックイン)・入荷の処理が行われ、最終的に販売可能な在庫として反映される、という流れです。それぞれの段階にかかる時間は一定ではなく、荷物や時期によって差があります。追跡画面でステータスを確認する際は、自分の荷物が今どの段階にあるのかを意識して見ることが大切です。

ステータスが進まないときの考え方

追跡画面を見て、ステータスが想定よりも長く同じ状態のままになっていると感じることがあります。倉庫の混雑状況などにより、受領や入荷に時間がかかること自体は珍しくありません。ただし、明らかに通常より長く停滞している、倉庫到着の通知が来ない、といった場合は、追跡番号が正しく入力されているかを確認したうえで、必要に応じてAmazonのテクニカルサポートに問い合わせることを検討しましょう。状況を放置せず、早めに確認することがトラブルの長期化を防ぎます。

FBA追跡を活用してトラブルを防ぐために

FBA納品荷物の追跡は、単に荷物の所在を知るためだけのものではありません。追跡を習慣にすることで、さまざまなトラブルを未然に防いだり、早期に発見したりできます。

追跡で早期に気づける問題

FBA納品の追跡をこまめに行うことで、ステータスの停滞や受領の遅れといった問題に早く気づけます。たとえば、荷物が倉庫に到着しているのになかなか受領されない、想定よりも納品に時間がかかっているといった状況を早期に把握できれば、在庫切れになる前に対応を検討できます。問題が大きくなる前に気づくことが、機会損失を防ぐうえで重要です。定期的に発送している場合は、1日1回程度、納品状況を確認する習慣をつけるとよいでしょう。

納品不備を防ぐための事前の確認

追跡で問題に気づくことも重要ですが、そもそも納品不備を起こさないための事前の確認も欠かせません。商品ラベルやバーコードが正しく貼られているか、納品プランの数量と実際の発送数量が一致しているか、箱ごとの内容情報が正確かといった点を、発送前にしっかり確認しましょう。これらに不備があると、倉庫での受領が滞ったり、納品不備として扱われたりする原因になります。正確な納品準備と、発送後の追跡をセットで行うことが、FBAをスムーズに運用する基本です。

まとめ:FBAの追跡を正しく行い、納品をスムーズにする

AmazonFBAにおける「追跡」には、FBA倉庫へ納品する荷物の追跡と、アカウント健全性の指標である追跡可能率という2つの側面があります。納品荷物の追跡は、セラーセントラルの「FBA納品手続き」から配送状況を確認でき、追跡番号を入力しておくことで倉庫での受領がスムーズになり、トラブル防止にもつながります。一方、追跡可能率はFBA利用時には自動的に対応されるため基本的に心配は不要で、これはFBAの大きな利点の一つです。「納品された」と「販売可能」は別であることを理解し、納品状況をこまめに追跡しながら、納品不備を防ぐ事前準備とあわせて取り組むことで、FBAの運用をスムーズに進め、機会損失を防いでいきましょう。

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