楽天スーパーSALEはコピーページでサーチ申請すべき?メリット・デメリットを解説

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  • 楽天スーパーSALEではコピーページを使うべき?
  • そもそもコピーページはどうして必要?
  • コピーページでサーチ申請するメリット・デメリットは?

上記のようにお悩みではないでしょうか。

Web広告やテレビCMでも宣伝される楽天スーパーSALEは、売上アップを狙える大きな機会です。しかしいざスーパーSALEのサーチ申請をしようと思ったとき「コピーページと通常ページのどちらで申請するか」の適切な判断は簡単ではありません

本記事では楽天スーパーSALEにおけるコピーページの必要性やコピーページでサーチ申請を行うメリット・デメリット、おすすめの申請方法などを解説します。「楽天スーパーSALEのサーチ申請で迷っている」という方はぜひ参考にしてください。

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楽天スーパーSALEにおけるコピーページの必要性

楽天スーパーSALEでコピーページが必要となる理由は、サーチ申請期間にあります

スーパーSALEサーチに登録する場合、セールのおよそ1週間前の期限を目安にサーチ申請が必要です。下記3つの理由から、サーチ申請では販売期間をスーパーSALE期間内に収まるように設定しなくてはなりません

  • サーチ申請では「販売価格」「販売期間」をセットで申請する必要がある
  • スーパーSALEの審査を通過するには”セール期間のみ販売価格を安くしていること”が求められる
引用:店舗運営Navi

期限ギリギリにサーチ申請をしたとしても、申請完了からスーパーSALEが始まるまでのおよそ1週間は商品ページが倉庫に入るため売上がゼロになります。

通常ページではなくコピーページを用いてセール申請を行うことで、申請からスーパーSALE開始までのおよそ1週間、通常ページでの販売を続けられるのです。

スーパーSALEのサーチ申請をしながらも売上への影響を抑えるために、コピーページが利用されます。

コピーページで楽天スーパーSALEのサーチ申請を行うメリット

引用:店舗運営Navi

コピーページで楽天スーパーSALEに参加するメリットは、申請後も通常ページでの販売を続けられることです。

スーパーSALEは大きな売上効果を期待できます。しかしサーチ登録のために1週間ものあいだ商品を販売できなければ、年間で見ても売上への影響は小さくありません。

通常ページの代わりにコピーページでサーチ申請を行うことで、申請終了後の売上の取りこぼしを防げます。

コピーページで楽天スーパーSALEのサーチ申請を行うデメリット

コピーページで楽天スーパーSALEに参加するデメリットは次の2つです。

  • 通常ページにレビューや販売実績が蓄積されない
  • セール期間中の検索順位が低くなる可能性がある

コピーページでのサーチ申請はメリットばかりではありません。セール終了後の売上に響く要素もあるため、デメリットも把握したうえで判断しましょう。

1. 通常ページにレビューや販売実績が蓄積されない

コピーページを活用してサーチ申請するデメリットの1つ目は、スーパーSALE期間中のレビューや販売実績が通常ページに蓄積されないことです。

通常ページとコピーページは、ユーザーに表示されるコンテンツを変えていなくても楽天のシステムでは別物として認識されます。スーパーSALEでコピーページからどれだけ購入されても、実績が通常ページに引き継がれることはありません

セール期間中の売上を楽天SEO強化やレビュー改善につなげられない場合、仮にセール前の1週間に販売を続けられていても、中長期的にはマイナスに働く可能性もあります。

2. セール期間中の検索順位が低くなる可能性がある

コピーページでサーチ申請する2つ目のデメリットは、セール期間中の検索順位が低くなることです。

スーパーSALE開催中のコピーページでの販売実績が通常ページに引き継がれないのと同様に、セール前の通常ページの評価・実績もコピーページに引き継がれません。同じ商品・同じコンテンツであってもコピーページでは販売実績やレビュー評価がなくなるため、SEOで不利になり通常ページよりも売れづらくなります

スーパーSALE期間中はRPP広告を実施して売上にブーストをかける戦略であっても、オーガニック売上が少なくなると利益率も悪化するため注意が必要です。

スーパーSALEのおすすめサーチ申請方法2パターン

下記2パターンに分けて、おすすめのサーチ申請方法を解説します。

  • 売れ筋商品
  • 新規商品や売れ行きがよくない商品

自店舗の状況にあわせて選んでください。

1. 売れ筋商品

売れ筋商品の場合、スーパーSALEのサーチ申請に出さないことをおすすめします

コピーページでのサーチ申請には前述のメリットがあるため、売れ筋商品は、セール中も通常ページのまま販売を続けて検索順位を保ちながら実績を蓄積したほうが効果的です。

通常ページでサーチ申請して、セール前の約1週間にコピーページで販売を続けることはできます。しかし通常ページでの販売再開までの1週間で楽天市場内のSEO評価が下がり、元の順位を取り戻すために数週間かかることも珍しくありません

もともと売れている商品であれば、ほかのセールイベントやクーポン発行による露出強化でも十分な売上が見込めます。デメリットを考慮すると、あえてスーパーSALEサーチを申請する必要はないでしょう。

2. 新規商品や売れ行きがよくない商品

新規商品や売れ行きがよくない商品の場合、通常ページでサーチ申請する方法がおすすめです

販売実績やSEO評価、レビューなどがさほど蓄積されていない商品ページであれば、販売停止期間による影響は大きくありません。むしろスーパーSALEサーチに申請することが起爆剤となり、中長期的にも売上を拡大できる可能性があります。

セール前の販売停止期間の売上をゼロにしないためにコピーページを活用しましょう。通常ページとコピーページに相互リンクを設置することで、下記の流れを作り取りこぼしを防げます。

  • セール前にコピーページにアクセスしたユーザーが、セール期間中に通常ページで購入する
  • 事前告知期間に通常ページにアクセスしたユーザーが、コピーページですぐに購入する

コピーページでは評価がリセットされるため通常ページよりも検索順位が低くなりますが、もともと売れていない商品であれば見過ごせる範囲内でしょう。

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まとめ|楽天スーパーSALEでのコピーページ活用は慎重に

本記事では楽天スーパーSALEサーチ申請におけるコピーページの必要性やメリット・デメリット、活用イメージを解説しました。

コピーページでサーチ申請を行うことで、販売停止の空白期間なくスーパーSALEに参加できます。一方でセール中の検索順位が低くなる・セール後に実績が引き継がれないなどのデメリットもあるため、慎重な判断が必要です。

特に売れ筋商品の場合、スーパーSALEサーチ申請をしない選択肢も含めて、中長期的に最適なやり方を検討しましょう。

「コピーページの扱いに悩んでいる」「スーパーSALE対策の最適解がわからない」という方は、ぜひFORCE-Rへお問い合わせください。経験豊富なコンサルタントが売上最大化をサポートいたします。

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記事を書いた人

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執行役員 WEBコンサルティング事業部 ECグループ

本多 一成

EC事業会社にて、Amazon/楽天/Yahoo!ショッピングの運営、物流・CSなどに携わる。その経験をもとに、各モールのコンサルタントとしてFORCE-Rに従事。楽天市場が得意。担当案件では前年比200%の売上達成した実績も。

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