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Amazonスポンサーブランド動画広告とは?費用・やり方・事例などを解説

  • Amazonのスポンサーブランド動画広告とは?
  • スポンサーブランド動画広告の費用は?
  • どのような動画を作れば効果が大きくなる?

上記のようにお悩みではないでしょうか。

スポンサーブランド動画広告を活用すれば、Amazonユーザーに自社ブランド・商品の魅力を最大限伝えられます。購買意欲促進も期待できるため、ブランディングや認知拡大だけではなく獲得広告としても有効な手法です。

本記事ではスポンサーブランド動画広告の概要や費用、始め方などを解説します。「Amazon動画広告を活用して売上を伸ばしたい」と考えているセラーの方は、ぜひ参考にしてください。

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Amazonスポンサーブランド動画広告とは

スポンサーブランド動画広告は、スポンサーブランド広告の動画フォーマットのことです

掲載箇所Amazonの検索結果ページ
遷移先商品ページもしくはAmazonストアページ

Amazon DSPやスポンサーディスプレイ広告でも動画クリエイティブを配信可能ですが、スポンサーブランド動画広告とは別物であるため注意しましょう。

スポンサーブランド動画広告の2つのメリット

スポンサーブランド動画広告のメリットは次の2つです。

  • 情報量が多くコンバージョンにつながりやすい
  • CTRが高くアクセスを集めやすい

下記でそれぞれ解説します。

1. 情報量が多くコンバージョンにつながりやすい

スポンサーブランド動画広告はコンバージョンにつながりやすい広告フォーマットです。

動画媒体は情報量が多く、動画15秒で静止画450枚に相当すると言われています。とある調査では、動画広告の利用意欲促進効果は静止画広告の約7倍という結果になりました

引用:Supership

スポンサーブランド動画広告も情報量の多さからコンバージョン期待値が高く、大きな売上アップ効果を見込めます。

2. CTRが高くアクセスを集めやすい

ほかの広告フォーマットと比較してCTR(クリック率)が高い点も、スポンサーブランド動画広告のメリットの1つです。

CTRが+108.1%向上

スポンサーブランド動画広告フォーマットを使用した広告主様は、スポンサーブランド広告の商品コレクション広告フォーマットのみを使用した広告主様と比較して、クリックスルー率(CTR)が108.1%増加しました。

引用:amazon ads

画面の50%以上が表示されると自動で動画クリエイティブが再生されるため、スポンサーブランド動画広告ではユーザーの注意を引きつけることができます。情報量の多さもあいまってユーザーの興味をかき立てられるため、CTRが高く多くの集客を期待できるのです。

スポンサーブランド動画広告のデメリット

スポンサーブランド動画広告のデメリットは、クリエイティブの制作コストが高い点です

外注する場合、静止画クリエイティブであれば1枚およそ3,000円〜発注できます。一方で動画クリエイティブを発注するには、素材撮影を任せるか否かにもよりますが、15秒でおよそ3万円〜が目安です。低品質な動画クリエイティブはブランドイメージの毀損にもつながるため、相場とかけ離れたコストカットはできません。

スポンサーブランド動画広告がヒットすれば大きな効果を見込めるとはいえ、テスト費用の高さには注意しましょう。

スポンサーブランド動画広告のクリエイティブ要件

スポンサーブランド動画広告では、下記のようなクリエイティブ要件が設定されています。

項目概要
時間6秒〜45秒
サイズ(ピクセル)1280×720、1920×1080、3840×2160
アスペクト比16:9
フレームレート23.976fps、23.98fps、24fps、25fps、29.97fps、29.98fps、30fps
参考:amazon ads

上記が守られていない場合、動画の内容に関係なく配信できないため注意しましょう。Amazon動画広告に精通している代理店や制作会社に依頼する場合は、先方が要件を把握しているため任せてしまって問題ありません

スポンサーブランド動画広告の費用相場

スポンサーブランド動画広告の費用相場は下記のとおりです。

1クリックあたり20円〜200円
1日あたり1,000円〜

クリックされるごとに費用が発生するCPC(Cost Per Click)課金制となっているため、広告が表示されるだけであれば費用はかかりません

効果的なAmazon動画広告を作る5つのポイント

スポンサー動画広告の成果を最大化するために、動画制作においては次の5つのポイントを意識しましょう

  • 動画の長さは15秒〜20秒に収める
  • 最初の2,3秒でユーザーの興味を引く
  • 動画内にCTAを設置する
  • 無音でも成立する動画にする
  • リピートされても違和感のない構成にする

下記で1つずつ解説します。ピンと来ていないものがあれば、特に入念に確認してください。

1. 動画の長さは15秒〜20秒に収める

Amazon広告用の動画クリエイティブの長さは15秒〜20秒に収めましょう。Amazon公式がクリエイティブについて解説しているページでも、下記のように明言されています。

動画再生時間6~45秒(20秒以下を強くお勧めします)
引用:amazon ads

動画クリエイティブを制作する際は「ユーザーは(動画)広告に興味がない」という前提に立つことが重要です。45秒まで入稿できるからといって40秒前後の長い動画を作っても、ユーザーは最後まで観てくれません。

15秒〜20秒で簡潔にまとめて、端的に商品の魅力を伝えられる動画クリエイティブを作りましょう。

2. 最初の2,3秒でユーザーの興味を引く

効果的な動画クリエイティブを作る2つ目のポイントは、初めの2,3秒でユーザーの興味を引きつけることです。

前述の通り、ユーザーは広告に興味がありません。動画というだけで目を引くことはできますが、視聴してくれるかどうかとは話が別です。冒頭で興味を引きつけて「気になる」「欲しいかも」と思ってもらい、動画を観てもらうことがスタート地点になります

ほとんどの人が目にするであろう初めの2,3秒に、できる限りユーザーの興味を引く工夫を盛り込みましょう。具体的には商品の全体像や使用シーンを見せることが効果的です。

3. 動画内にCTAを設置する

スポンサーブランド動画広告では、動画クリエイティブ内にCTAを設置しましょう。

CTAはCall To Actionの略で、ユーザーに具体的な行動を促すための要素のことです。ボタンやテロップ、音声で「詳細を確認」「続きはこちら」などのメッセージを伝えます

引用:amazon ads

ただし購入を焦らせるようなCTAはスポンサー広告ポリシーによって禁止されています。

「ラストチャンス」や「お見逃しなく」など、購入のプレッシャーをかけるような言葉や、お客様の感情に訴えるような言葉は使用しないでください。

引用:amazon ads

ポリシーに違反しないように注意しつつ、明確かつ簡潔なCTAを動画クリエイティブ内に設置しましょう。

4. 無音でも成立する動画にする

スポンサーブランド動画広告を成功させるポイントの4つ目は、無音でも成立する動画クリエイティブを作ることです。

スポンサーブランド動画広告では、動画の50%以上が画面に表示されるとミュート再生が自動で始まります。ミュート解除ボタンをタップしない限りは音が流れないため、ユーザーは無音で視聴するという前提で動画を作りましょう

具体的には、動画で使用シーンを見せてイメージを膨らませる・テロップで情報を補うといった方法です。

ただし音声が必要ないというわけではありません。ミュート解除しても音声が流れなければユーザーからの印象が悪くなってしまうため、BGMは必ずつけましょう。

音あり・音なしのどちらでも動画クリエイティブとして成立させる工夫が必要です。

5. リピートされても違和感のない構成にする

効果的なスポンサーブランド動画広告を作る5つ目のポイントは、リピートされても違和感のない構成にすることです。

スポンサーブランド動画広告では、動画クリエイティブが自動でリピート再生されます。ユーザーから見て動画の終わりと始まりが曖昧で、何回か視聴してからリピートであることに気づくと、時間を無駄にした感覚になりブランドのイメージ毀損につながりかねません

終わりを明確にして、ユーザーがリピート再生であることを認識しやすい動画にしましょう。

ループ時にインターバルを置くためにエンドカードを追加するか、クリエイティブを工夫してシームレスなループにします。

引用:amazon ads

具体的には、最後の1秒を白/黒の背景にブランドロゴ+ブランド名だけの画面にするといった構成がおすすめです。

スポンサーブランド動画広告のやり方【7ステップ】

スポンサーブランド動画広告の設定方法は次の7ステップです。

  1. Amazonブランド登録をする
  2. 動画クリエイティブを作成する
  3. キャンペーンを作成・設定する
  4. 広告グループを作成・設定する
  5. 広告フォーマットを選択する
  6. クリエイティブを入稿する
  7. ターゲティングを設定する

基本的な設定方法は、スポンサーブランド広告の静止画クリエイティブフォーマット(商品コレクション/ストアスポットライト広告)と同様です。下記ではスポンサーブランド動画広告の設定方法を、キャプチャを用いながら簡潔に解説します。

1. Amazonブランド登録をする

まずはAmazonブランド登録を行います。ブランド登録には商標取得が必要なため注意しましょう。

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Amazonブランド登録とは?条件や費用、5ステップのやり方を解説

2. 動画クリエイティブを作成する

引用:amazon.co.jp

次に動画クリエイティブを作成します。

動画クリエイティブの作成には、静止画クリエイティブよりも長い時間が必要です。スポンサーブランド動画広告で配信する商品を決めたら、まずは動画制作から取りかかりましょう

3. キャンペーンを作成・設定する

動画クリエイティブが完成したら、セラーセントラルの「広告>広告キャンペーンマネージャー」からスポンサーブランド広告のキャンペーンを作成します。

引用:amazon ads

キャンペーン名やスケジュールなどの情報を入力しましょう。

4. 広告グループを作成・設定する

引用:amazon ads

次に広告グループ名を入力します。

5. 広告フォーマットを選択する

引用:amazon ads

広告フォーマットで「動画」を選択し、遷移先URLを設定します。遷移先に「商品詳細ページ」を選択した場合は、広告対象商品を1つ設定しましょう。

6. クリエイティブを入稿する

次にクリエイティブを入稿します。動画に加えて見出しやブランドロゴの設定も必要です。

7. ターゲティングを設定する

引用:amazon ads

最後に、キーワードもしくは商品/カテゴリーでのターゲティングを設定しましょう。

全ての設定が完了したら「審査に申請」をクリックして審査結果を待ちます。

動画広告のAmazon審査落ちを避ける3つの注意点

スポンサーブランド動画広告でクリエイティブの審査落ちを避けるために、次の3つのポイントに注意しましょう。

  • カスタマーレビューやセール情報などを含めない
  • レターボックスのようなバーを表示しない
  • 読みづらいテロップを使用しない

せっかく作成した動画が審査落ちとなれば、余計な費用が発生します。上記ポイントをあらかじめ確認して審査に落ちづらい動画を作成しましょう。

参考:amazon ads

1. カスタマーレビューやセール情報などを含めない

動画クリエイティブ内にはカスタマーレビューやセール情報など、時期によって変動する情報を盛り込めません。「星4.5の人気商品」「1,000円OFFクーポン中」といった文言は、クリエイティブ作成・入稿時点事実であっても審査落ちの要因となります

2. レターボックスのようなバーを表示しない

スポンサーブランド動画広告では、レターボックスやピラーボックスを表示できません。レターボックスやピラーボックスとは、画面の上下もしくは左右に表示されるバーのことです。

映画のような雰囲気の演出には効果的ですが、Amazon広告の動画クリエイティブでは使わないようにしましょう。バーだけでなく、白または黒のフレームも使用不可です。

3. 読みづらいテロップを使用しない

読みづらいテロップも、スポンサーブランド動画広告の審査に引っかかりやすいポイントです。

(前略)テキストのサイズは、一般的なお客様が読めるように十分な大きさでなければなりません。広告では、テキストと背景に同じ色または類似の色を使用できません(ライトグレーの背景に白のテキストなど)。(後略)

引用:amazon ads

特にテキストの大きさには注意しましょう。パソコンではハッキリ見えていてもスマートフォンでは見えづらい可能性があります。

動画クリエイティブを作成したら、必ずスマートフォンで見やすいかどうか確認してください

Amazon広告に関するご相談ならFORCE-R

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まとめ|スポンサーブランド動画広告で売上拡大を狙おう

本記事では、Amazonのスポンサーブランド動画広告の概要や始め方などを解説しました。

動画クリエイティブによって多くの情報をユーザーに届けられるスポンサーブランド動画広告は、売上最大化のためにぜひ活用したい手法です。しかし制作費用が高いこと・ガイドラインが厳しいことから、ハードルが高く感じてしまいます。

「スポンサーブランド動画広告を始めたいけれど、自信がない」「効果的なAmazon動画広告の作成・運用を外注したい」と考えている方は、ぜひ弊社FORCE-Rへお問い合わせください。Amazon運営のプロがお客様の状況に合わせてサポートいたします。

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執行役員 WEBコンサルティング事業部 ECグループ:本多 一成

EC事業会社にて、Amazon/楽天/Yahoo!ショッピングの運営、物流・CSなどに携わる。 その経験をもとに、各モールのコンサルタントとしてFORCE-Rに従事。 楽天市場が得意。担当案件では前年比200%の売上達成した実績も。

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