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メルマガの代わりにLINEで情報配信を行うメリット・デメリット!使い分けのポイントも解説

「メルマガの開封率や到達率に悩んでいる」
「メルマガとLINEを使い分けるポイントは?」
「LINEでメルマガを配信する方法を知りたい」

LINEやメルマガの配信について、上記のような疑問やお悩みはありませんか。情報発信における手法としてメルマガの活用が長らく主流となっていましたが、近年はLINEへ移行する企業も増えています。

LINEを活用すれば「開封率」や「クリック率」の改善が見込める上に、顧客をチャット上で直接接客する「チャットコマース」の導入も可能です。そこで本記事では、LINEとメルマガを比較した際のメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

LINEとメルマガを使い分けるポイントについても触れますので、集客および情報発信にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

重要項目概要施策内容
LINEとメルマガは役割が異なるため、使い分けが重要LINEは到達率・開封率が高く即時性に優れ、メルマガは情報量の多さと詳細説明に強みがあるLINEは通知や行動喚起、メルマガは比較検討を促す詳細説明に活用する
LINEは接点づくりと行動促進に向いている友だち追加の手軽さ、到達率の高さ、チャット機能により、認知拡大や即時の反応獲得に適しているクーポン配信、キャンペーン告知、チャット接客、ステップ配信で購買や再来店を促進する
メルマガは理解促進と中長期育成に向いている文字数制限がなく、多くの情報を整理して届けられるため、比較検討や関係構築に役立つ商品説明、導入事例、活用方法、比較情報などを配信し、納得感を高めて購買につなげる
<本記事から分かるポイント>
・LINEは開封率やクリック率が高く、即時性のある情報配信に向いている
・メルマガは情報量が多く、詳しい説明や比較検討を促すのに適している
・LINEとメルマガは競合ではなく、役割を分けて併用することが重要
・認知段階はLINE、比較検討段階はメルマガ、購入後の後押しはLINEが効果的
・成果を高めるには、情報量と情報の鮮度に応じて適切に使い分ける必要がある

LINEとメルマガの特徴を徹底比較

企業側が顧客へ情報を届ける方法としてLINEとメルマガが多く使われますが、それぞれの特徴をまとめると以下のとおりです。

LINEメルマガ
文字数制限1配信あたり1,500字無制限
到達率(ブロックを除く)ほぼ100%ほぼ100%
開封率60%約20%

LINEの特徴は、ブロックをされていない場合に限り、必ずユーザーへ届くことです。メルマガと違い、スパムと判断されて削除されることや迷惑メールに分類される心配がないため、確実に顧客の手元へ届きます。開封率やクリック率に関してもメルマガより高い数値を記録しています。

ただし、LINEは多くの方が親しい人との連絡ツールとして利用しているため、配信の頻度が高すぎると嫌悪感を抱かれブロックされてしまう点を理解しておきましょう。またLINEは、一度の配信で1,500字までの文字数制限があります。

一方でメルマガの特徴は、文字数制限がないこととメールアドレスでユーザーを管理できることです。配信できる文字数には制限がないため、多くの情報を顧客へ発信できます。

またLINEは、システム障害があった際に配信が停止するほか、最悪の場合には顧客情報を失ってしまいます。一方メルマガは、メールアドレスがあれば他のメールサービスを利用しての配信が可能です。

なお、メルマガのベストな配信頻度は事業内容やジャンルによって異なります。関連記事の「メルマガの配信頻度を決める3つの方法!ジャンル別の目安や開封率についても解説」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

LINEとメルマガは競合ではなく“役割分担”が重要

LINEとメルマガは同じ情報発信ツールとして比較されがちですが、目的や役割は大きく異なります。どちらか一方を選択するのではなく、ユーザーとの関係性や伝えたい内容に応じて役割を分けることが成果向上のポイントです。

ここでは、それぞれが担う役割と、組み合わせることで得られる効果について具体的に解説します。

LINEは「きっかけ作り」、メルマガは「理解を深める役割」

LINEは日常的に利用されるコミュニケーションツールであり、通知の視認性が高いため、ユーザーに最初の接点を持たせる手段として適しています。一方で、文字数制限や閲覧環境の特性上、詳細な情報を伝えるには不向きです。

そこでメルマガを活用すれば、商品やサービスの背景、特徴、活用方法などを丁寧に説明できます。まずLINEで興味を喚起し、その後メルマガで理解を深める流れを設計することで、ユーザーの関心を段階的に高めることが可能です。

役割を明確に分けることで、情報伝達の精度と効率が大きく向上します。

併用することで成果が最大化する理由

LINEとメルマガを同時に活用することで、それぞれの弱点を補いながら強みを引き出すことが可能です。LINEは即時性と到達率に優れ、短期間での反応獲得に向いています。一方、メルマガは情報量が豊富で、検討段階のユーザーに対して深い理解を促進できます。

LINEで関心を引き、メルマガで納得感を醸成する流れを構築すれば、購買までの導線がスムーズでしょう。さらに複数の接点を持つことで、接触頻度が増え、ブランドの想起率向上にもつながります。結果としてコンバージョン率の改善が期待できます。

単体運用で失敗する企業の共通点

LINEまたはメルマガのどちらか一方に依存した運用では、成果が伸び悩むケースが多くみられます。LINEのみを利用する場合、伝えられる情報量が不足し、ユーザーの理解が浅いまま離脱される傾向があります。

一方でメルマガのみの場合、開封されない問題や情報が埋もれるリスクも否定できません。さらに、媒体ごとの役割を整理せずに同じ内容を繰り返し配信すると、ユーザーに価値を感じてもらえなくなります。

適切な役割設計がないまま運用すると、配信効率が下がり、結果的に成果にも悪影響を及ぼします。

LINE公式アカウントの4つのメリット

LINE公式アカウントにて情報を発信するのには、主に4つのメリットがあります。ここでは、メルマガではなくLINEを活用する利点を詳しく解説していきますので、自社におけるメリットを確認しておきましょう。

1. 配信登録の手続きがスムーズ

LINE公式アカウントを活用すれば、配信登録の手続きが手軽に行えます。LINEでは、受信申し込みの際に名前やメールアドレスを登録する手間がなく「友だち」のボタンをタップするだけです。

手続きがスムーズであれば、面倒な手続きが原因で離脱されるリスクを下げられるほか、登録者の負担を軽減できます。またLINEのアクティブユーザーは、9,600万人(2023年12月末時点)です。多数の相手にアプローチできる上、登録手続きの負担が少ないため登録者数の増加が期待できます。

2. 目に留まる可能性が高い

LINEで情報を配信すると、アカウントをブロックされない限りほぼ100%ユーザーのもとへ届きます。また、LINEは普段から利用するツールであるため、配信に気づいてもらえる可能性も高いです。

メルマガの開封率は平均20%です。一方でLINEはメッセージの到達率とアプリの利用率が高いため、平均60%の開封率となっています。メールボックス内から探す必要もなく、LINEアプリを開くとすぐに読めるため、情報を読んでもらいやすい点がメリットです。

3. 顧客とのリアルタイムなやり取りが可能

LINEを活用すれば、顧客の声を最大限に吸い上げられます。メールの場合はどうしても数分のタイムラグが発生してしまいますが、LINEはチャット形式であるためスムーズなやり取りが可能です。

ユーザーからの問い合わせやご意見に素早く対応できるため、良好な関係性を築きやすいメリットがあります。待ち時間が少ない迅速な対応は顧客体験の向上につながり、他社への流出を防げるほか、さらなるセールスチャンスにつながります。

またLINEであれば、チャット形式の接客を行いながら商品の売り込みも可能です。チャットコマースで顧客からの声に柔軟に対応しながら商品を提案できれば、売上の向上にもつながります。

4. 集客や販促に役立つ機能が無料

LINEを利用すると、配信以外にかかるコストの削減も可能です。LINE公式アカウントでは、以下の機能が無料で利用できます。

  • クーポン配信
  • ショップカード
  • 抽選
  • アンケート
  • 配信効果の分析

ショップカードとは、ポイントカードのような設計で利用ごとにスタンプをためていく仕組みです。スタンプをためることで割引クーポンなどの特典を用意しておけば、リピーターの増加につながります。発行カード枚数や獲得ポイント数などの情報を分析することで、次の戦略設計にも生かせます。

またLINEでは、管理画面からユーザー数(友だち数)の増加率や属性を分析可能です。別途でツールを導入する必要がないため、追加の予算が必要ありません。

LINE公式アカウントの4つのデメリット

LINE公式アカウントを利用して情報発信を行う方法には、注意すべきポイントも存在します。ここでは、メルマガと比較してLINEのデメリットを4つ解説していきます。自社の目指すゴールや施策に「支障が出ないか」という観点で確認しましょう。

1. ブロックされやすい

LINEの手軽な操作感は、デメリットにもなり得ます。友だち登録(配信登録)が手軽に行えるLINEでは、ブロック(配信停止)も手軽な操作で可能です。

通常のメルマガの配信を停止するためには、いくつかの手順を踏まなければならないことによる一定の防止効果があります。しかし、LINEであれば友だちリストからスワイプするだけなので、不要と判断された場合は即座にブロックされます。

LINEは、普段の生活の中でも利用頻度の高いツールです。親しい人とのやり取りの中に、企業からのメッセージが入ってくることに対して嫌悪感を抱く方は一定数います。配信頻度や文章量に注意して、ブロックされないよう情報を届けていきましょう。

2. 1通で送れる情報量が少ない

LINEでは、一度の配信で送れる文字数が1,500字と定められています。より細かく言うと「1吹き出し500字」となっており、3吹き出しで「1配信」とカウントされます。

また視認性を確保するため「画像」や「スタンプ」を入れた場合は、それぞれ1吹き出しとカウントされるため、さらに送れる文字数が限られてしまいます。そのため、LINEはあくまで通知する役割に徹して詳細は別のサイトに用意しておき、そこへ誘導するようにしましょう。

一方でメルマガであれば、メール内で情報を完結させられるため顧客にページを移動してもらう必要がありません。リンクのクリック(タップ)が面倒に感じられ、離脱されるリスクを軽減できます。

なお、例外として友だち登録された時やブロックを解除された際の1通目は「あいさつメッセージ」として扱われ5吹き出し(2,500字)まで可能です。

3. 配信頻度が多いと費用負担が大きくなる

LINEで情報発信する場合は、配信頻度によって必要な費用が異なります。LINE公式アカウントのプランは、以下の3つが用意されています。(※2026年3月現在)

  • 月に200通まで送れる無料プラン
  • 月に5,000通まで送れるライトプラン(5,000円/月)
  • 月30,000通まで送れるスタンダードプラン(15,000円/月)

月に200通以上送りたい場合は、ライト以上の有料プランへの加入が必須です。仮に5,000人のユーザーへ週2回(月に8回配信)送りたい場合は「5,000×8」で40,000通となります。

一方メルマガであれば、月額10,000円ほどで送り放題となるため、コスト削減のために配信頻度を制限する必要がありません。

4. アカウントの停止・削除で顧客情報が消える

LINEで情報発信を行う場合は、顧客情報が消えてしまうリスクを理解しておきましょう。LINEの利用規約を違反していると判断された場合は、アカウントが停止されてしまいます。

特に運営しているサイトが「出会い系」や「アダルト系」である場合は、利用規約に違反する可能性が高いため注意しましょう。あくまでLINEは通知として活用し、詳細は別サイトで読ませるなどの対策を行ってください。

顧客の購買ステップで考えるLINEとメルマガの使い分け

ユーザーは情報に触れてすぐに購入するわけではなく、認知から検討、そして購買へと段階的に進みます。各フェーズで適した情報提供を行うことで、スムーズに行動を促すことが可能です。

LINEとメルマガは、それぞれ得意とする役割が異なるため、購買ステップに合わせて使い分けることが重要です。ここでは、具体的な活用方法を段階ごとに整理します。

認知段階:LINEで接点を作るべき理由

認知段階では、まずユーザーに存在を知ってもらうことが最優先です。LINEはアプリとして日常的に利用されているため、通知に気づいてもらいやすく、短時間で接触機会を増やせます。

また、登録のハードルが低く、友だち追加のみで接点を持てる点も大きな強みです。簡潔なメッセージや視覚的なコンテンツを活用すれば、印象に残りやすくなります。

まずは負担の少ない形で興味を引き、次の行動へつなげる入口としてLINEを活用することが効果的です。

比較・検討段階:メルマガが効果を発揮する場面

比較や検討の段階では、ユーザーはより多くの情報を求める傾向があります。メルマガは文字数の制限がなく、詳細な説明や事例紹介、メリットの整理などを丁寧に伝えることが可能です。

さらに、段階的に情報を届けることで理解を深める設計も行えます。価格や機能の違い、導入後のイメージなどを具体的に示すことで、判断材料を増やすことが可能です。

情報の質と量を担保できるメルマガは、検討フェーズにおいて重要な役割を担います。

購入・リピート段階:LINEで行動を後押しする方法

購入やリピートの段階では、行動を後押しする即時性が重要です。LINEは通知の即時性に優れているため、キャンペーン情報やクーポン配布、期間限定の案内などを迅速に届けることができます。

さらに、チャット機能を活用すれば疑問や不安に素早く対応でき、意思決定をサポートできます。再来店や再購入を促すためのリマインドとしても有効です。適切なタイミングで情報を届けることで、行動率の向上につながるでしょう。

LINEとメルマガを使い分ける2つのポイント

LINEとメルマガにはそれぞれに適したケースがあります。そのため、併用することでより良い情報発信の環境を整えられます。そこでここでは、LINEとメルマガを使い分けるポイントについて解説していきますので、最適な方法で活用できるようにしていきましょう。

1. 情報量

ユーザーに届けたい情報が多い場合は、メルマガを活用しましょう。LINEと異なりメルマガには文字数制限がありません。そのため多くの情報を詰め込めるほか、HTMLメールを活用すれば「文章の装飾」から「画像の挿入」「リンクの設置」まで行えます。

LINEは少ない情報を発信する場合のほか、到達率や利用率の高さを考慮して即時ユーザーへ告知を行いたいケースで利用してください。商品の概要やショップの強みといった情報をしっかりと伝えたい場合は、メルマガを活用していきましょう。

2. 情報の鮮度

ニュース系やトレンドを意識した情報を配信したい場合は、LINEを利用しましょう。LINEの公式によると「受信したメッセージをその日中に読む」と回答した割合は、8割を超えています。

情報の鮮度を落とすことなく顧客へ届けられることと、到達率や読了率を優先したい場合はLINEを選択してください。またLINEであれば、チャット形式でのやりとりが可能です。顧客とのリアルタイムなコミュニケーションができるため、情報を素早く伝えられます。

LINEやメルマガと組み合わせて、顧客に直接アプローチするマーケティング手法を実施するとより効果的です。顧客に直接アプローチするマーケティング手法については関連記事の「ダイレクトマーケティングとは企業がユーザーに直接アプローチする施策!ECに活用する手法を解説」にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

LINE公式アカウントでメルマガと同じように配信する方法

ここでは、LINE公式アカウントを活用してメルマガと同様に情報を発信する方法を解説します。通常のメッセージ配信のほか、ステップ配信を活用すれば顧客全員へ同様の順序で情報を発信できます。LINEでの配信方法にお悩みの方も、ぜひ参考にしてください。

1. メッセージ配信

「メッセージ配信」はLINEにおける基本的な発信方法です。伝えたい情報がある場合は、その都度文章を作成してユーザーへ配信します。メッセージを作成する際には、以下の機能も活用して優れた視認性を確保しましょう。

  • 通常のメッセージ
  • 画像
  • スタンプ
  • クーポン
  • リッチメッセージ(リンクの付いた画像)
  • カードタイプ(画像・説明・リンクがセット)

なお、メッセージ配信は「一斉送信」と「特定のユーザーのみに配信」を選択可能です。配信日時に関しても「すぐに配信」と「予約配信」から選べます。ただし、新たな情報が出る度に毎度設定する必要がありますので、担当部署の設置や担当者の選任などが必要です。

2. ステップ配信

LINEでは「ステップ配信」と呼ばれる配信方法を利用できます。「ステップ配信」とは、事前に設定したメッセージを登録日から順番通りに配信する機能です。

登録から「◯日目に商品情報」「◯日目にクーポン」「◯日目にアンケート」というように順を追って配信できるため、顧客によって情報の差を生まない点がメリットです。ステップ配信を活用すれば、自社への関心度が高い顧客の購買意欲を効率的に向上させられます。

またステップ配信は、事前に仕組み化していればその都度設定する必要がないため、負担を軽減できる点もメリットです。

LINEとメルマガの最適化を実現するならFORCE-R

LINEとメルマガは、それぞれメリット・デメリットを持ち合わせています。そのため「業種」や「事業の規模」「目的」に合わせて適切に使い分けることで、最適な集客方法を実現でき売上のアップが可能です。

FORCE-Rでは実績のある専門コンサルタントが、クライアントの事業内容や要望に合わせて的確な戦略を設計いたします。集客率の改善や売上の引き上げを専属でサポートいたしますので、情報発信に関してお悩みの企業さまは以下のリンクから、お気軽にお問い合わせください。

まとめ|LINEとメルマガは適材適所で使い分けよう

現在メルマガを実施している場合は、LINEでの配信に切り替えることで「開封率」や「クリック率」の向上が見込めます。またユーザーからの問い合わせに対してタイムレスに応答できるため、リアルな声を吸い上げられるとともに顧客体験の向上が可能です。

しかし、提供できる情報の量やアドレスによる個別の管理など、メルマガにしかないメリットが多数あることも事実です。LINEとメルマガにはそれぞれに強みがあるため、目的に応じて適切に使い分けていきましょう。

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