Amazonに商品を出品する際、「商品名はどのようなルールで付ければよいのか」「ルールに違反するとどうなるのか」と悩む方は多いのではないでしょうか。
Amazonの商品名はSEO対策やCTR向上を図るうえで重要であり、妥協できないポイントです。しかしさまざまなルールが定められているため、好き勝手に商品名を付けることはできません。Amazonの商品名ルールに違反すると検索除外などのペナルティを受ける可能性もあるため、事前に把握しておくことが不可欠です。
本記事ではAmazonの商品名に関する10のルールや注意点、売れる商品名を登録するコツなどを解説します。「Amazonの商品名ルールがややこしくて悩んでいる」という方はぜひ参考にしてください。
Contents
Amazonの商品名で覚えておきたい10のルール
Amazonの商品名に関するルールの中で、特に覚えておきたいものは、構成を守る、半角スペースで区切る、全角50文字以内に収める、全角・半角を守る、特殊文字を使わない、関係ない単語を使わない、内容量や数量を明記する、日数の情報を明記する、禁止ワードを使わない、付属品の情報を含めない、という10個です。
数が多いため複雑に感じますが、一つひとつのルールを守ること自体は難しくありません。気をつけていれば問題なく遵守できるルールばかりなので、丁寧な確認を意識しましょう。
メーカー名やブランド名など構成を守る
Amazonの商品名に関するルールの1つ目は「メーカー名 ブランド名 商品名 仕様 型番」の構成を守ることです。Amazonの商品登録ルールにも記載されている内容で、この構成を守りながら正式名称で商品名を登録する必要があります。仕様や型番も正式名称での入力が求められるため、商品名との区切りが曖昧な場合は注意しましょう。
たとえばMacBook Airの場合、「MacBook Air M1 2020」までが商品名で、それ以降の「13インチ」などが仕様にあたります。

商品名に「MacBook Air」とだけ記載していると、ユーザー目線ではどの世代のMacBook Airかわかりません。ユーザーが一目で認識できるよう、構成を守ったうえで正式名称を登録しましょう。
単語を半角スペースで区切る
商品名の中で単語同士を区切る場合は半角スペースを利用しましょう。全角スペースやカンマなど、半角スペース以外で区切ることはできません。先ほどのMacBookの例でも半角スペースで区切られています。
全角50文字以内に収める
覚えておきたいAmazon商品名ルールの3つ目は全角50文字以内に収めることです。Amazonに登録する商品名は「メーカー名 ブランド名 商品名 仕様 型番」をすべて合わせて全角50文字以内に収めなくてはなりません。スペースや英数字など、半角テキストは2文字で全角1文字分としてカウントされます。
ただし服、ファッション小物・シューズ、バッグ、時計・ジュエリーといったファッション系ジャンルの場合は、商品名の文字数制限が全角65文字となります。出品するジャンルを確認したうえで、文字数を全角50文字もしくは65文字に収めましょう。
文字ごとの全角・半角を守る
Amazonの商品名登録では、文字の種類ごとに全角・半角がルールとして定められています。具体的には以下のとおりです。
| 文字の種類 | 全角 or 半角 |
|---|---|
| カタカナ | 全角 |
| アルファベット | 半角 |
| ハイフン(-) | 半角 |
| 数字 | 半角 |
半角カタカナや全角英数字は使用できません。特に半角カタカナに関しては、使用が認められているECプラットフォームも多いため注意が必要です。文字数制限をクリアするために半角カタカナを使いたくても、Amazonでは禁止されています。また数字の場合は漢数字もNGです。
特殊文字や機種依存文字を使わない
Amazonの商品名に特殊文字(ASCII拡張文字)や機種依存文字を使用することも禁止されています。特殊文字はÆや©、®など、機種依存文字は①や㎝、㌕などが該当します。また感嘆符やドル記号、星マークなどの記号も使用不可です。
ただしメーカー名やブランド名、商品名などの正式名称に含まれる場合は、Amazonの商品名に使用しても問題ありません。正式名称との関連なく特殊文字や機種依存文字、記号などを登録すると検索対象外となってしまいます。
商品名と関係ない単語を使わない
Amazon商品名ルールの6つ目は商品と関係のない単語を使用しないことです。商品と関係のない単語の具体例は以下のとおりです。
| 単語の種類 | 具体例 |
|---|---|
| 価格に関する単語 | 激安、◯%オフ、セール など |
| 季節に関する単語 | 夏、秋冬、クリスマス など |
| 主観的な単語 | かわいい、かっこいい、おしゃれ など |
特に価格に関して「最安値」「期間限定」などと記載すると、Amazonのルールだけではなく景品表示法にも違反する可能性があるため注意が必要です。
内容量や数量を明記する
Amazonの商品名には分量(内容量や数量)を明記する必要があります。Amazonのセラーセントラルでも、同一商品で内容量などの異なるものが販売されているときは商品名に「5個入り」「500ml」などと併記するよう案内されています。
たとえばミネラルウォーターの商品名には、内容量と数量の両方が記載されているケースが一般的です。

食品だけではなく、化粧品やファッション用品などジャンルを問わず内容量や数量を明記しましょう。
日数の情報を明記する
覚えておきたいAmazonの商品名ルールの8つ目は日数に関する情報を明記することです。ソフトウェアや電子書籍などの無形商品の場合、ライセンスの有効期間や無料体験期間などを設定する場合があります。期限付きで権利を得る商品については、商品名に期限の明記が必要です。
たとえばセキュリティソフトでは「3年版」のようにライセンスの有効期間が示されています。

購入申込期間を設定して販売している場合、期間限定の旨と具体的な販売期間を明記しなくてはなりません。ただしあくまで販売を期間限定としているケースであり、特典やセールに関する記載は不要です。
禁止ワードを使用しない
Amazonでは商品名に使用できない禁止ワードが定められています。暴力的・反社会的な表現や、一般的に強い嫌悪感を抱かれる表現は禁止ワードに該当するため注意しましょう。
また薬事法や景品表示法、健康増進法などの関連法規に違反する可能性のある表現も使用できません。具体例は以下のとおりです。
| 薬事法に違反する可能性がある表現 | 「ガンが治る」「シミが消える」など |
|---|---|
| 景品表示法に違反する可能性がある表現 | 「最安」「ナンバーワン」など |
| 健康増進法に違反する可能性がある表現 | 「血液サラサラ」「10キロ痩せる」など |
根拠を示すことのできる内容であっても、Amazonでは禁止ワードに該当する可能性が高いため注意しましょう。
付属品の情報を含めない
Amazonで覚えておきたい商品名ルールの10個目は付属品の情報を含めないことです。付属品に関する情報は、商品名ではなく商品仕様または商品説明文に記載しなくてはなりません。付属品とは、スマートフォンの充電器や眼鏡の持ち運びケースなどを指します。
バルク品で正規品とは付属品が異なっている場合でも、商品名には記載しません。商品名に「バルク品」と明記したうえで、付属品の情報は商品仕様や商品説明文に明記しましょう。
関連記事:【初心者向け】AMC(Amazon Marketing Cloud)とは? 意味、使い方、料金をわかりやすく解説
Amazonの商品名ルールに関する注意点

10のルールに加えて、商品名を登録する際に意識しておきたい注意点があります。ここではカテゴリーごとのルールの違いについて解説します。
カテゴリーによってルールが異なる
Amazonの商品名に関する注意点は、カテゴリーによって商品名ルールに違いがあることです。たとえば多くのカテゴリーで商品名の文字数制限は全角50文字となっていますが、アパレル系やアクセサリー系などの一部カテゴリーでは全角65文字まで可能です。
服の商品名を全角50文字と勘違いする分には問題ありません。一方で全角50文字制限のカテゴリーで全角65文字の商品名を登録すると、検索対象外になる可能性があります。
特に複数のカテゴリーで商品を販売している場合は、出品するカテゴリーごとのルールを確認し、混乱しないように注意しましょう。
ルールを守りつつ売れる商品名を付ける3つのコツ
Amazonでルールを守りながら売れる商品名を付ける秘訣は、商品の特徴を具体的に示す、検索キーワードを意識する、ニーズの大きい単語を前半に配置する、という3つです。ただルールを守って商品名を付けるだけでは、売上まで考慮している競合店舗に遅れを取ってしまいます。商品名は売上に大きく影響するポイントなので、必ず売る工夫を盛り込みましょう。
商品の特徴を具体的に示す
Amazonで売れる商品名を付けるコツの1つ目は商品の特徴を具体的に示すことです。具体的な特徴を示して利用シーンを想像させたり強みを訴求したりすることで、競合商品よりも選ばれやすくなります。具体性を示す方法の例は以下のとおりです。たり強みを訴求したりすることで、競合商品よりも選ばれやすくなります。
| 具体性を示す方法 | 商品 | 商品名 |
|---|---|---|
| 利用シーンを想像させる | リュック | 「ビジネスリュック」 |
| 強みを訴求する | はちみつ | 「国産純粋はちみつ」 |
| サイズを明記する | マスク | 「大きめマスク」 |
ただし「ビジネス」「国産純粋」「大きめ」などが商品名とは関係のない単語と判定される可能性もあります。正式名称の一部や型番、仕様などとして商品名に含めても問題ないか必ず確認しましょう。
検索キーワードを意識する
Amazonで商品名を登録する際は、検索キーワードを意識することも重要です。Amazonでは売上の約70%が検索経由で流入したユーザーによるものと言われています。Amazon SEO対策で有利な商品名を付けることで、商品を検索上位に表示させてインプレッション・アクセスの増加が期待できます。
検索キーワードの選定では、ビッグワードだけではなくロングテールキーワードを盛り込むことを意識しましょう。両者の違いは以下のとおりです。
| ビッグワード | ロングテールキーワード | |
|---|---|---|
| 具体例 | 「炊飯器」 | 「炊飯器 5.5合 IH」 |
| 検索数 | 多い | 少ない |
| 転換率(CVR) | 低い | 高い |
| 競合数 | 多い | 少ない |
| 上位表示難易度 | 高い | 低い |
検索キーワードの調べ方や活用方法については、関連記事のAmazon検索キーワードで表示回数を増やす活用方法3選|調べ方も解説でも詳しく解説しています。
関連記事:【2024年最新版】AmazonSEO攻略施策9選!アルゴリズム解説&キーワード選定方法紹介
ニーズの大きい単語は前半に配置する
Amazonで売れる商品名を付けるコツの3つ目は、ニーズの大きい単語を前半(左側)に持ってくることです。商品名の文字数制限は全角50文字もしくは65文字までですが、登録した商品名全体が必ず表示されるわけではありません。特に画面が小さいスマホの場合、表示される文字数が少なくなります。

経済産業省「令和3年度電子商取引における市場調査」によるとBtoC-ECのスマホ比率は2021年時点で52.2%です。Amazonにおいてもスマホユーザーからの見え方を意識する必要があります。
ニーズが大きい・商品を一言で表しているなどユーザーを惹きつけられる単語を前半に配置して、多くの人の目に留まるようにしましょう。
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関連記事:Amazonサイバーマンデー対策|売れる理由と成功戦略
まとめ|Amazonの商品名ルールを押さえて登録しよう
本記事ではAmazonにおける商品名ルールを解説しました。
構成が決まっている・他のECモールで利用できる文字が禁止されているなど、Amazonには特有の商品名ルールが存在します。ルールを破ると検索対象外となり大きく売上が落ち込むため、必ず事前に把握しておきましょう。
ただしルールを守るだけでは競合に差をつけられません。決められたルールの範囲内で、特徴や検索キーワードを盛り込みながら商品名を付ける必要があります。
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