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ネットショップで導入したい7つの決済方法を徹底比較!選ぶ際のポイントも解説

「決済方法がたくさんありすぎて、どれを導入すれば良いか分からない」
「ユーザーの離脱が多くて悩んでいる…」
「ネットショップの顧客満足度を上げたい」

自社ECサイトの決済方法を選ぶにあたり、上記のように悩んでいる方がいるのではないでしょうか。ネットショッピングの普及に伴い、さまざまな支払い方法が登場していることで、ユーザーの希望する決済手段の導入が求められています。

本記事では、ネットショップにおける主な支払い方法や複数の決済手段を導入するメリット、選定のポイントについて解説します。決済方法の選び方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

ネットショップで最も利用が多い決済方法はクレジットカード

SBペイメントサービス株式会社の調査によると、2022年にECサイトでよく利用する決済手段として最も多かったのはクレジットカードという結果になりました。次にPayPayと楽天Payが続いています。

一方で過去と比較してみると、決済時にクレジットカードを選ぶ割合が2018年度から2022年度にかけて約20%も減少していました。一方でPayPayが2022年度には22%越え、楽天Payも11%以上とどちらも年々伸びており、オンライン決済の需要が高まっていることが分かります。

参照:SBペイメントサービス株式会社|ECサイトで物品・デジタルコンテンツを購入する際の決済手段に関する調査

ネットショップにおける主な8つの決済方法

ここではネットショップでよく利用される7つの決済方法を、メリットやデメリットを踏まえて紹介します。自社ECサイトに適切な決済方法を選ぶためにも、それぞれの特徴を理解しましょう。

1. クレジットカード決済

クレジットカード決済は商品の購入時にカード情報を入力し、承認されることで支払いが完了する方法で、ほとんどのネットショップが導入しています。ユーザーの利用率が最も高いため、特段の事情がなければクレジットカード決済を導入しましょう。

ユーザー側のメリットは、現金を振り込む手間なく商品を購入できてポイントも貯まる点です。一方でクレジットカードの不正利用など、セキュリティ面のリスクがあるため対策が必要です。

企業側としてはクレジットカードを導入することで、カード会社の審査に通ったユーザーに商品を買ってもらえるというメリットがあります。またクレジットカード決済の利用者自体が多いため、購入機会の損失を防げます。一方でクレジットカードの導入には時間がかかることや、売上から手数料が引かれる点がデメリットです。

2. コンビニ決済

コンビニ決済とはコンビニエンスストアで代金を支払う方法で、商品購入後にメールで受付番号が届きます。コンビニにある専用端末に受付番号を入力すると払込票が発券され、レジで商品代金を支払うというのが基本的な流れです。

ユーザー側のメリットは店舗数が多く24時間営業しているので、近くのコンビニでいつでも支払える点です。前払い方式のため企業側としても代金未回収のリスクが低く、入金管理が簡単などのメリットがあります。

一方で「支払期間が注文日から3日以内」などの期限が設けられているため、キャンセルされるリスクが高い点が企業側のデメリットです。

3. キャリア決済

キャリア決済とはスマートフォンを使って商品を購入した際に、月々の携帯電話料金に購入代金が上乗せされて請求される方法です。代表的な決済方法として「d払い」や「auかんたん決済」などがあります。

ユーザー側のメリットは、クレジットカードを所有していない若年層でも簡単に決済できる点や、携帯料金とまとめて支払いができるため管理しやすい点が挙げられます。企業側としても若者が利用しやすい決済手段なので、ターゲットに合致している場合は積極的に導入すると良いでしょう。

一方でキャリアごとにシステムの仕様が異なるため、企業にとっては管理しづらいといったデメリットがあります。

4. スマホ決済

近年、キャッシュレス化に伴いPayPayや楽天Payなどのスマホ決済の利用率が伸びてきています。スマホ決済とは携帯に決済アプリをダウンロードし、クレジットカードや銀行口座を紐づけて支払う方法です。

ユーザーはスマホだけで簡単に決済でき、ポイントの還元を受けられるためお得に買い物ができます。企業としても幅広い層のユーザーを取り込めるので、売上アップにつながるでしょう。

決済手数料がかかるというデメリットはありますが、利用者が年々増えてきているので、機会損失にならないためにも導入しておきたい決済方法です。

参照:MMD研究所|スマートフォン決済利用動向調査第1弾

5. 代金引換

代金引換とは宅配業者が商品を届けた際に、その場でお金を支払う方法です。支払い方法は基本的に現金ですが、最近はクレジットカード払いなどを利用できる宅配業者が増えています。ユーザーは商品と引き換えに代金を払うため、確実に受け取れるという安心感があります。

企業側としては代金の未入金を防げることや、決済を待たずに商品を発送できることがメリットです。一方で受け取りを拒否された場合はショップに返送されるため、代引き手数料や送料などを負担しなければなりません。

6. 銀行振込

銀行振込とは、企業側が指定した銀行口座に商品代金を振り込む方法です。長年親しまれている決済方法なので、年配者にも馴染みがあり幅広い年代のユーザーが利用できます。

ユーザー側は口座があれば利用でき、同一銀行なら手数料もかからないというメリットがあります。一方で休日などを挟むと振込の反映に時間がかかるため、入金確認や商品発送が遅れる点がデメリットです。

企業側としては銀行振込の認知度が高いためユーザーに安心感を与えられることや、運用コストなどの手数料がかからないというメリットがあります。一方で振込用紙の作成や入金消込作業などの事務作業が増えてしまい、手間と時間がかかる点がデメリットです。

7. 払込票(後払い)

後払いとはユーザーが商品を購入し、手元に届いてから代金を支払う方法です。ユーザーにとっては「実物とサイトのイメージが違う」といった、通販にありがちなトラブルを回避できるため魅力的な決済方法です。

企業側にとってもユーザーに信頼を与えられることや、決済代行会社が入金確認などを行ってくれるため事務作業の負担を軽減できるなどのメリットがあります。一方で、ユーザーの入金忘れや「意図的に支払わない」などのリスクが、他の決済方法よりも高いので注意が必要です。

8. あと払いペイディ

あと払いペイディとは、スマートフォンですぐに買い物ができ翌月にまとめて支払う方法です。事前登録の必要がなく、決済時に「Paidy」を選択してメールアドレスと携帯電話番号を入力すれば支払いが完了するので、ユーザーはスムーズに買い物ができます。

企業側としてはクレジットカードを所有していない若年層や高齢者などの利用が期待できることや、売上金をしっかり回収できるメリットがあります。

ネットショップで複数の決済方法を導入する2つのメリット

ECサイトを運営するにあたって、ユーザーの利便性を高めるためにも複数の決済方法を導入しておくと良いでしょう。ここでは、複数の決済方法を設置するメリットについて解説します。

1. 機会損失を防げる

複数の決済方法を導入していない場合、ユーザーが離脱してしまうケースが多いです。実際にSBペイメントサービス株式会社の調査によると、約6割のユーザーが希望する支払い方法がないことを理由に購入を辞めていることが分かっています。

せっかくユーザーが商品ページや注文フォームから決済画面にたどり着いたにも関わらず、購入してもらえない状況を作り出していると機会損失につながります。反対に競合サイトと比較された際には「よく利用している支払い方法がある」という理由で、ユーザーに選んでもらえる可能性が高いです。

また幅広い層のユーザーに対応できるというメリットもあるため、複数の決済方法を導入しておくことが重要です。

なお、ユーザーがサイトを離脱する理由について詳しく知りたい方は関連記事の「カゴ落ちとはカートに入れた商品を購入せず離脱すること!サイトを離れる12個の理由を解説」にて解説していますので、こちらも併せて参考にしてください。

参照:ECサイトで物品・デジタルコンテンツを購入する際の決済手段に関する調査

2. 顧客満足度が向上する

ユーザーの希望する決済手段を用意しておくことで、顧客満足度の向上にもつながります。ユーザーは商品のラインナップやサイトデザイン、配送スピードだけでなく決済方法でもECサイトを評価しています。

複数の決済方法を準備しておくことで、ユーザーは好きな方法で手間なく商品を購入できます。スムーズな決済が満足度の高い顧客体験となり、自然とリピート購入も増えるでしょう。このように決済方法を充実させることは、自社ECサイトのファン化にもつながります。

なお、ECサイトの売上をアップさせたい場合は関連記事の「【保存版】ECサイトの売上をアップさせる施策10選!成功事例も紹介」にて詳しく解説していますので、参考にしてください。

ネットショップの決済方法を選ぶ際の3つのポイント

複数の決済方法を導入することで顧客満足度の向上や売上アップにつながりますが、その分手数料や運用コストがかかってしまいます。そのため、ここでは決済方法を選ぶ際のポイントについて解説します。

1. ユーザーの年齢層に合わせる

最も利用者が多いクレジットカードを導入した上で、自社ECサイトを使うユーザーの年齢層に合わせて決済方法を選択するのがおすすめです。

例えば、クレジットカードの保有率が高くない10~20代のユーザーが多いのであれば、スマホ決済やPaidy(ペイディ)決済などを導入すると良いでしょう。また、現金購入が可能なコンビニ決済なども導入する必要があります。

一方で利用者の多い決済手段を導入するだけでなく、自社のターゲット層がよく使う方法を取り入れることも重要です。ターゲット層の属性に合った決済方法を導入することで、取りこぼしを防げます。

2. 商品との相性を確認する

自社ECサイトで取り扱っている商品と、決済方法との相性を確認することも大切です。具体的には、商品のジャンルや価格から考えると良いでしょう。

例えば家具や家電などの高額商品を取り扱っている場合は、分割払いができるクレジットカード決済のニーズがあります。他にもチケット販売にはコンビニ決済、動画やゲームなどのデジタルコンテンツはキャリア決済と相性が良いと言われています。

このように商材や金額に合った支払い方法を導入することで、ユーザーはスムーズな決済が可能です。

3. 導入コストを比較する

複数の決済方法を導入する分コストがかかるため、バランスを見ながら検討しましょう。クレジットカードや電子マネー、コンビニ払いなどほぼすべての決済サービスで手数料が発生します。

例えば、クレジットカードの手数料は商品代金の5%前後、PayPayは1.6%です。1件あたりの手数料は少額に見えますが、販売数が増えるほど負担も大きくなります。またサービスによっても料金体系が異なるので、販売数を想定した上で比較することが重要です。

適切な決済方法を導入してネットショップの利便性を高めるならFORCE-R

「自社に合った決済方法を導入してECサイトの利便性を上げたい」という方は、ぜひFORCE-Rへご相談ください。複数の決済方法を導入することで、顧客満足度の向上や売上アップにつながります。

FORCE-Rであれば、お客様の取り扱っている商材やユーザー層に合わせて最適な決済方法が提案可能です。またユーザーは決済画面にたどり着くまでに商品ページや注文フォームなどを経由しますが、離脱防止のためのサイトデザインやユーザビリティの向上に向けた施策も実施いたします。

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まとめ|最適な決済方法を導入して顧客満足度を上げよう

ネットショッピングが広がったことで、さまざまな決済方法が登場しています。決済手段の充実度がユーザーの最終的な購入意思を左右するため、どの支払い方法を選ぶかは重要なポイントです。

FORCE-Rではお客様に最適な決済方法を提案しながら、ユーザーが使いやすいサイトを構築できるようにサポートいたします。決済方法をどのように選べば良いか分からなくて悩んでいる方は、まずはお気軽にFORCE-Rへお問い合わせください。

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執行役員 WEBコンサルティング事業部 ECグループ:本多 一成

EC事業会社にて、Amazon/楽天/Yahoo!ショッピングの運営、物流・CSなどに携わる。 その経験をもとに、各モールのコンサルタントとしてFORCE-Rに従事。 楽天市場が得意。担当案件では前年比200%の売上達成した実績も。

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