- Amazonのレビュー投稿依頼は規約で禁止されてる?
- レビューを増やすにはどうすればいい?
- Amazonレビュー依頼のコツや注意点は?
上記のようにお悩みではないでしょうか。
Amazon売上を伸ばすためには、効果的なレビュー依頼を行って高評価を増やしていくことが重要です。しかしレビューに関する規約はタイトに定められており、違反にはアカウント停止といったリスクが伴います。
本記事では規約を守りながらAmazonレビューを増やす施策やレビュー依頼のコツ、注意点などを解説します。「Amazonレビューを増やして販売数を伸ばしたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
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Contents
Amazonレビューを増やす効果的な施策4選
Amazonレビューを増やす効果的な施策は下記の4つです。
- セラーセントラルからレビューリクエストを送信する
- Amazon Vine先取りプログラムを利用する
- セラーセントラルからサンクスメールを送信する
- クーポンやタイムセールを実施する
下記で1つずつ詳しく解説します。実施していない手法があればぜひ取り入れてください。
1. セラーセントラルからレビューリクエストを送信する
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1つ目のレビュー施策はセラーセントラルのレビューリクエストの送信です。
Amazonが公式に用意しているレビュー投稿依頼システムであるため、規約違反の心配がありません。送信できるのはAmazonが用意した定型文ですが、ワンクリックで簡単にレビュー依頼を送れます。
具体的な手順は下記のとおりです。
- セラーセントラルで注文>注文管理に進む
- 注文番号をクリックする
- 「レビューをリクエスト」をクリックする
- 「はい」をクリックして送信する
セラーセントラルからのレビューリクエストは規約に触れずかつ簡単に利用でき、必ず実施したいAmazonレビュー増加施策です。ただし、送信できる期間は購入の5日後から30日後までと定められているため注意しましょう。
2. Amazon Vine先取りプログラムを利用する
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効果的なレビュー増加の2つ目は「Amazon Vine先取りプログラム」の利用です。
Amazon Vine先取りプログラムも公式に用意されているレビュー依頼システムで、レビューが30件未満の新商品・予約商品向けのみ活用できます。次のような参加条件が設けられているため、利用できない場合はまず条件を満たすところから始めましょう。
- 大口出品者である
- ブランド登録を行なっている
- FBAを利用している
- アダルト商品ではない
- 在庫がある
- 商品の画像と説明がある
上記の条件を満たしている場合、セラーセントラルで「広告>Amazon Vine」と進みASINを登録すれば利用を開始できます。最初のレビュー投稿後、親ASINごとに22,000円が手数料として請求されるため注意が必要です。
▼関連記事
Amazon Vineは利用すべき?条件や費用、注意点を解説【出品者向け】
3. セラーセントラルからサンクスメールを送信する
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セラーセントラルからのサンクスメールの送信も、Amazonレビューを増やすために効果的な施策の1つです。
購入者へメッセージを送れる機能を利用してレビュー依頼を送信します。レビューリクエストとは違って自由に入力できるため、手間がかかる分、文章を練ればより効果的にレビューを増やすことが可能です。
具体的には下記の手順でメールを送信します。
- メール依頼の文面を用意する
- セラーセントラルで注文>注文管理に進む
- 購入者名をクリックする
- 「その他」を選択して用意しておいた本文を入力する
人間味のある文章を作成すれば、定型文でのレビューリクエストに反応しないユーザーもレビューを投稿してくれるかもしれません。ただしセラーからのメール受け取りを一括拒否しているユーザーもいることを覚えておきましょう。
金銭の授受やクーポン付与、プレゼント配布といったインセンティブと引き換えにレビュー投稿を依頼することはAmazon規約で禁止されているため、注意が必要です。
4. クーポンやタイムセールを実施する
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Amazonレビューを増やす効果的な施策の4つ目はクーポン発行やタイムセールの実施です。
前述した3つの施策とは違って、直接的にレビューを依頼するのではなく販売数を伸ばすことでレビューを底上げするアプローチをします。割引のお得感によって高評価がつきやすい点もメリットです。
ただし価格を下げて販売数を増やしているため、利益率や在庫確保といった点に注意しなくてはなりません。新規販売時や繁忙期前など、特にブーストをかけたい時期に利用したいレビュー増加施策です。
Amazonでレビューが重要な2つの理由
Amazonでレビュー増加施策が重要な理由は「CVRを上げられるから」「検索順位を上げられるから」の2つです。まとめて「レビューを増やすことで売上アップを狙えるから」と言い換えることもできるでしょう。
下記でそれぞれの理由について解説します。
1. CVRを上げられるから
Amazonの高評価レビューを増やすことで、CVR向上が可能です。
実際に商品を手に取って選べないAmazonにおいて、ユーザーは「写真と実物が違ったらどうしよう」「本当にいい商品なのかな」といった不安を抱えています。高評価レビューが多ければ、商品の信頼性が高まりユーザーの不安を取り除けるのです。
Amazonのサクラレビューがしばしば問題になっていることは否めません。しかし、社会全体として「購入者の口コミ>販売者の情報」という流れは強くなる一方です。
今後も、AmazonのCVR向上施策として高評価レビューを集めることは重要であり続けるでしょう。
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AmazonのCVR(転換率)とは?平均や見方、高める方法も解説
2. 検索順位を上げられるから
Amazonレビューが重要な理由の2つ目は、検索順位を上げられるからです。
Amazonでは、レビューがいい商品ほど検索アルゴリズム(A9,A10)に高く評価されると言われています。いいレビューを集めることでAmazon SEOに有利になれば、インプレッション数が自然と増加していきます。
▼関連記事
【2023】AmazonSEOの仕組みや対策方法は?検索順位を上げる施策9選
また下記のようにレビューは検索結果画面でも表示されます。
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レビューがよくなるほどCTRの向上も見込めるため、単純なインプレッション増加以上のアクセス増加を期待できるのです。CVRだけでなくアクセス数を伸ばしたいときにもレビュー増加施策は活用できます。
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【2023年最新】Amazonのアクセス数を増やす施策4選
Amazonにある2種類のレビューの違い
Amazonには「商品レビュー」「出品者評価」という2つのレビューが存在します。
商品レビュー | 商品に関する購入者の評価 |
---|---|
出品者評価 | 出品者の対応に関する購入者の評価 |
1. 商品レビュー
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商品レビュー(カスタマーレビュー)は、購入者が商品のスペックや色味、使用感などを評価するレビューです。ASINごとにレビューがなされます。
2. 出品者評価
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出品者評価は、商品ではなく出品者の対応を評価するレビューです。具体的には下記のような内容が評価の対象となります。
- 配送の速さ
- 梱包の丁寧さ
- 商品状態
出品者評価はカート獲得率に影響する要素の1つです。出品者評価が下がってしまわないように、素早い発送や適切な商品状態の説明を意識しましょう。
FBA(フルフィルメント by Amazon)を利用している場合には、ネガティブな出品者評価を削除申請できます。
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Amazonでの転売や相乗りにお困りの方必見!転売対策方法4選を徹底解説!
Amazonレビューを依頼するときのコツ
Amazonのレビュー依頼は、発送の1週間後を目安に行うのがおすすめです。
依頼が早すぎてユーザーの利用前であれば意味がありませんし、遅すぎても購入時・初利用時の熱が冷めてしまっています。すでに商品を使っていて、かつレビューするモチベーションがあるタイミングを狙って依頼しましょう。
またレビューリクエストとサンクスメールの両方を実施する場合には、まとめて送らずにタイミングをズラす意識が重要です。1度目のメールを見逃してしまっていても、2度目のメールに気づいてレビュー投稿してくれる可能性があります。
Amazonレビューを依頼するときの4つの注意点
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Amazonでレビュー依頼を行うときは、次の4つのポイントに注意しましょう。
- インセンティブを付与しない
- 肯定的なレビューを依頼しない
- 代行業者を利用しない
- 家族や従業員に依頼しない
4つに共通しているのはAmazonの規約違反であることです。規約に違反するとアカウント停止といったペナルティを受ける可能性があります。
下記の解説を参考に、規約に違反してしまわないように注意しながらレビュー施策を進めてください。
1. インセンティブを付与しない
レビュー依頼の注意点の1つ目はインセンティブを付与しないことです。Amazonは、割引やプレゼントなどの形態を問わずインセンティブ付与によるレビュー投稿依頼を禁止しています。
以下は禁止されている行為の例ですが、これに限定されません。(中略)
・謝礼、割引、その他の報酬と引き換えに、サードパーティに自社商品または競合他社の商品のレビューを依頼すること。
amazon seller central
また返金といった報酬を引き換えにレビュー削除を依頼することもAmazon規約で禁止されているため、注意しましょう。
2. 肯定的なレビューを依頼しない
Amazonでは肯定的なレビューの依頼ができません。
以下は禁止されている行為の例ですが、これに限定されません。(中略)
出品者が肯定的なAmazonレビューの依頼や、レビューと引き換えのインセンティブを商品パッケージに同梱すること。
amazon seller central
サンクスメールにてレビューを依頼する際は、あくまでレビュー投稿だけを依頼しましょう。「高評価をお願いします」といった文言を書いてしまうと、規約違反に該当します。
3. 代行業者を利用しない
3つ目の注意点は、レビュー代行業者を利用しないことです。謝礼というインセンティブが発生している点だけでなく、高評価を依頼している点でもAmazon規約に反します。
ソーシャルメディアグループでの相互レビューコミュニティも散見されますが、代行業者と同様に違反行為です。利用を避けてください。
4. 家族や従業員に依頼しない
レビュー施策を行う際の4つ目の注意点は、家族や従業員に依頼しないことです。報酬の有無に関わらず出品者に近しい人間はレビューを投稿できません。
以下は禁止されている行為の例ですが、これに限定されません。(中略)
出品者の家族や従業員が、出品者の商品や競合他社の商品のレビューを投稿すること。
amazon seller central
「レビューを依頼すること」ではなく「レビューを投稿すること」が禁止されている点に気をつけましょう。仮に依頼していなくても規約違反となってしまうため、事前にレビューを投稿しないように周知が必要です。
友人・知人については明記されていませんが、少なくともレビュー依頼はしないほうが無難と言えます。
Amazonレビュー施策のご相談はFORCE-Rへ
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「Amazonのレビュー施策を実行したいけれど、規約に違反しないか不安」「高評価レビューを集めてAmazon売上を伸ばしたい」という方は、ぜひFORCE-Rへご相談ください。
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まとめ|レビューを増やしてAmazon売上を伸ばそう
本記事ではAmazonレビュー増加に効果的な施策や実行のコツ、注意点などを解説しました。
Amazonでアクセス数やCVR、ひいては売上を伸ばしていくために、レビュー依頼は欠かせない施策です。本記事で解説した内容を参考に、レビューを増やしていきましょう。
ただしAmazonはレビューに関連する規約が厳しく、違反すればアカウント停止といった可能性があります。規約違反が不安な場合は、Amazon運営のプロに依頼することも検討してみてください。
FORCE-Rは、豊富なAmazonコンサルティング実績があるEC運営のプロフェッショナル集団です。レビューをはじめとしたAmazonの戦略・施策に悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。