- 楽天市場にはどのようなセール・イベントがある?
- 楽天市場のセール・イベントの特徴は?
- セール・イベントでの売上を最大化するには?
上記のようにお悩みではないでしょうか。
楽天市場で売上を伸ばすには、セール・イベントの活用が重要です。しかしお買い物マラソンやスーパーSALE、ワンダフルでーなどさまざまなセール・イベントがあるため、まずはそれぞれの特徴を把握しなくてはなりません。
本記事では楽天市場のセール・イベントの種類と特徴や売上アップ施策、参加する場合の注意点などを解説します。「楽天市場での売上を伸ばしたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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Contents
楽天セールの6種類とその特徴【時系列】
楽天市場で開催されるセールは、時系列順に次の6種類です。
- 楽天お買い物マラソン
- 楽天スーパーSALE
- 楽天イーグルス感謝祭
- 楽天ブラックフライデー
- 楽天大感謝祭
- 楽天超ポイントバック祭
下記でそれぞれ解説します。
1. 楽天お買い物マラソン
開催時期 | ほぼ毎月 |
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主なセール内容 | ショップの買いまわりでポイントアップ |
楽天お買い物マラソンはほぼ毎月開催されるセールイベントです。月に2回以上行われることもあります。
楽天お買い物マラソンでは、お買い物をした店舗数に応じて獲得ポイント倍率が上がっていく仕組みです(1店舗あたり税込1,000円以上)。最大で10倍までポイント倍率を上げられるため、ユーザーは積極的に買いまわりをします。
2. 楽天スーパーSALE
開催時期 | 3月、6月、9月、12月 |
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主なセール内容 | 割引、ショップの買いまわりでポイントアップ |
楽天スーパーSALEは3月、6月、9月、12月に開催される楽天市場で最大のセールです。
お買い物マラソンと同様の買いまわりキャンペーンが行われるほか、多くのショップで10%〜50%の大幅割引がなされます。10%以上の割引商品を探す「スーパーSALEサーチ」や50%以上の割引商品を探す「半額サーチ」などセールに合わせた絞り込みもポイントです。
広告でも大々的に宣伝され大きな売上を見込めるため、楽天市場に出店している方は必ず楽天スーパーSALEに向けた対策を実施しましょう。
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3. 楽天イーグルス感謝祭
開催時期 | 10月 or 11月 |
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主なセール内容 | ポイントアップ |
楽天イーグルス感謝祭は、プロ野球リーグ戦の終了後である10月もしくは11月に開催されるセールです。
2022年の楽天イーグルス感謝祭では、下記のポイントアップキャンペーンが行われました。
- お買い物合計金額に応じてポイント最大5倍
- ショップごとの設定でポイント最大19倍
- スーパーポイントアッププログラムでポイント最大13倍
買いまわりキャンペーンではなく合計金額でのポイントアップであるため、高単価商品の販売促進も期待できます。
4. 楽天ブラックフライデー
開催時期 | 11月 |
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主なセール内容 | 割引、買いまわりでのポイントアップ |
楽天ブラックフライデーは、アメリカの小売商戦である「ブラックフライデー」に合わせて開催されるセールです。50%割引(もしくはクーポン)や最大10倍のポイント倍率アップなど、さまざまな特典があります。
ブラックフライデーは楽天市場だけではなくAmazonや.stなどさまざまなECサイトでセールが行われるイベントです。ユーザー認知も高くなっているため、楽天ブラックフライデーは忘れずに対策しましょう。
5. 楽天大感謝祭
開催時期 | 12月 |
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主なセール内容 | 買いまわり、クーポンなどが当たるミニゲーム |
楽天大感謝祭は毎年12月に開催される、楽天市場の1年を締めくくるビッグセールです。買いまわりによるポイントアップに加えて、クーポンやポイントが当たるミニゲームもあります。
多くのユーザーが楽天市場内外での年末年始セールを意識する時期であり、ライト層の取り込みを狙いやすいことも特徴です。
6. 楽天超ポイントバック祭
開催時期 | 不定期 |
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主なセール内容 | ポイントアップ |
楽天超ポイントバック祭は、ポイントアップに集中して行われる不定期開催のセールです。
楽天イーグルス感謝祭と同じく、購入金額に応じたポイントアップ・ショップごとのポイントアップ・スーパーポイントアッププログラムの組み合わせによって大きなポイント倍率を獲得できます。ただし最大倍率は楽天イーグルス感謝祭よりも高く、40倍を超えることも珍しくありません。
毎月開催される楽天の割引イベント5種類
楽天市場で毎月開催される割引イベントは次の5種類です。
- ワンダフルデー
- 毎月5と0のつく日
- ご愛顧感謝デー
- 勝ったら倍
- 火曜日/木曜日のポイントアップ
上記イベントは、ビッグセールと違って毎月・毎週など定期的に開催されます。運営ルーティーンに組み込んで底上げを図りましょう。
1. ワンダフルデー
開催時期 | 毎月1日 |
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主なイベント内容 | ポイントアップ |
ワンダフルデーは毎月1日にポイント3倍になるイベントです。さらにリピート購入でポイント2倍・対象ショップ限定で1,000円オフなどのキャンペーンがまとめて行われることもあります。
ビッグセールと比較するとポイント倍率が低い一方、毎月開催されること・買いまわりが必要ないことからライト層の取り込みを狙えるイベントです。
2.毎月5と0のつく日
開催時期 | 毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日 |
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主なイベント内容 | ポイントアップ |
毎月0と5のつく日は、楽天カードの利用+エントリーでポイント5倍になるイベントです。楽天プレミアムカードを利用するとポイント7倍の高還元率となるイベントで、楽天経済圏のユーザーが利用します。
ワンダフルデーのポイント倍率が3倍であることを考えると、最大7倍までポイントアップできる0と5のつく日はユーザーにとって大きなお得感があり、高額商品も売れやすいイベントです。
3. ご愛顧感謝デー
開催時期 | 毎月18日 |
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主なイベント内容 | ポイントアップ |
ご愛顧感謝デーは、毎月18日(いちばの日)に開催されるポイントアップイベントです。ポイント倍率は会員ランクによって下記のように変わります。
会員ランク | ポイント倍率 |
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ゴールド会員 | 2倍 |
プラチナ会員 | 3倍 |
ダイヤモンド会員 | 4倍 |
5と0のつく日ほどではありませんがポイント倍率が高いこと・語呂合わせで覚えやすいことから、楽天市場を積極的に利用しているユーザーを取り込みやすいイベントです。
4. 勝ったら倍
開催時期 | 楽天イーグルス or ヴィッセル神戸が試合に勝利した翌日 |
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主なイベント内容 | ポイントアップ |
勝ったら倍は、楽天イーグルスもしくはヴィッセル神戸が試合に勝利した翌日にポイントが2倍になるイベントです。両チームとも勝利した場合は3倍になります。
不定期開催ですが、ポイント倍率が高いため楽天市場ユーザーに人気のイベントです。
5. 火曜日/木曜日のポイントアップ
開催時期 | 毎週火曜日、木曜日 |
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主なイベント内容 | ポイントアップ |
毎週火曜日と木曜日は、楽天プレミアムカードを利用したお買い物でのポイントが+1倍になります。イベントではなく、クレジットカードの特典という立ち位置です。
ワンダフルデーや5と0のつく日、ご愛顧感謝デーなどのイベントが火曜日・木曜日と被った場合には、楽天プレミアムカード保持者の積極的なお買い物を期待できます。
楽天セール・イベントを活用して売上を伸ばす3つの施策
楽天セール・イベントを活用して売上を伸ばすために、次の3つの施策を実行しましょう。
- 商品ページを改善してCVRを高める
- 広告を配信してリーチを増やす
- メルマガで休眠顧客を掘り起こす
単に値引きをするだけでは、セール・イベントでの売上を最大化できません。下記で解説する施策と組み合わせて、セール・イベントを有効活用しましょう。
1. 商品ページを改善してCVRを高める
楽天市場でのセール・イベントの売上を最大化するポイントの1つ目は、商品ページの改善を行うことです。商品を魅力的に感じてもらえなければ、値段が下がったりポイントが増えたりしたところで売れません。
具体的には次のポイントを意識します。
- ファーストビューでユーザーの興味を引く
- メリットだけではなくベネフィットも伝える
- クロージングで「今買う理由」を伝える
セールやイベントを利用して集めたトラフィックを最大限、売上につなげるために、商品ページを改善してCVRを高めましょう。
2. 広告を配信してリーチを増やす
楽天のセール・イベントでは、広告を配信してリーチを増やすことも重要です。
特に楽天お買い物マラソンや楽天スーパーSLAEなどのビッグセールには、多くのショップが参加します。ポイント付与や値引きだけでは競合に埋もれやすく、オーガニック集客のみで期待したトラフィックを獲得できるとは限りません。
RPP広告やクーポンアドバンス広告など、顕在層向けの広告を活用して楽天ユーザーに自社商品をアピールしましょう。
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3. メルマガで休眠顧客を掘り起こす
楽天セール・イベントでの売上を伸ばすポイントの3つ目は、メルマガやLINE公式アカウントを活用することです。
ロイヤリティの高いリピーターではなかったとしても、メルマガやLINE公式アカウントで接点を持てるのは、少なくとも一度は自社商品を魅力的に感じて購入してくれたユーザーです。セールでの大幅値引き・ポイントアップを訴求することで、自社商品をリピートしてくれる可能性があります。
セール前やセール中は既存顧客に対して積極的に働きかけて、リピートを促しましょう。
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楽天セール・イベントに参加する際の3つの注意点
楽天市場でセール・イベントに参加する際は、次の3つの点に注意しましょう。
- 在庫を確保する
- セール・イベントごとに値引率を調整する
- セールごとの参加要件を守る
下記でそれぞれ解説します。
1. 在庫を確保する
楽天セール・イベントに参加する際は、売り切れない量の在庫を確保しましょう。セールでの訴求が重要となる楽天市場において、セール時の在庫切れは大きな機会損失です。
割引率・ポイント還元率の高いビッグセールでは、早いペースで商品が売れていきます。年末年始や3月、ブラックフライデーなどはほかのECモールとセールが重なることも多いため、特に在庫残数に注意しなくてはなりません。
手動・人力での管理が難しい場合は、在庫管理ツールを導入して在庫切れを防ぐ方法も選択肢の1つです。
2. セール・イベントごとに値引率を調整する
2つ目の注意点は、セール・イベントごとに値引率やポイント倍率を調整することです。
楽天市場にはさまざまなセールイベントがありますが、すべてのイベントで大幅な値引きをする必要はありません。楽天お買い物マラソンや楽天スーパーSALEなど特に大きな売上が見込めるセールでは大胆に値引きする、逆に値引き幅・ポイント倍率を抑えるイベントを決めるなどの調整を行いましょう。
3. セールごとの参加要件を守る
楽天市場のセール・イベントに参加する際の3つ目の注意点は、セールごとの参加要件を守ることです。「参加する予定だったのに、できなかった」となれば機会損失は小さくありません。
たとえば楽天スーパーSALEの「スーパーSALEサーチ」「半額サーチ」の対象となるには、規定の割引率を満たしたうえで参加申請が必要です。
サーチ | 対象となる割引率 |
---|---|
スーパーSALEサーチ | 10%以上(小数点以下切り捨て) |
半額サーチ | 50%以上(小数点以下切り捨て) |
RMSでセールのスケジュールや要件、申請方法を確認して、網羅的に参加できるように準備しましょう。
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まとめ|セール・イベントを活用して楽天売上を伸ばそう
楽天市場では1年を通してさまざまなセール・イベントが開催されています。単純に割引によって販売件数を伸ばしやすいだけではなく「ショップ買いまわり」は多くのショップにチャンスが回ってくる機会です。
楽天市場でのショップ運営を成功させるには、セール・イベントへの参加が欠かせません。RMSでスケジュールを確認したうえで計画的に準備し、広告やメルマガも活用しつつ売上を伸ばしましょう。
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