「Shopifyストアのデザインをおしゃれにしたいけどやり方が分からない」「テーマのカスタマイズはどこまでできるの?」「デザインを変えたら売上は伸びる?」といった悩みを持つShopifyストア運営者は多いのではないでしょうか。
Shopifyのデザインは「テーマ」と呼ばれるテンプレートで構成されており、テーマエディタを使えばコード知識がなくても配色やレイアウトを直感的にカスタマイズできます。さらにLiquidやCSSのコード編集で完全オリジナルのデザインを実現することも可能です。
本記事では、Shopifyデザインの基本的な仕組みからカスタマイズ方法(ノーコード・コード編集・アプリ活用)、売れるデザインを作るためのポイント、参考になるおしゃれなShopifyストア事例、デザインの外注費用の相場、さらにはデザインを活かして売上を最大化するための戦略まで、EC運営者が知っておくべき情報を幅広くお伝えします。
| 確認したいポイント | 結論 | 詳細 |
| Shopifyのデザインはどう作る? | テーマを選んでカスタマイズする | Shopifyのデザインは「テーマ」と呼ばれるテンプレートで構成され、テーマエディタやコード編集でカスタマイズする |
| デザインのカスタマイズ方法は? | ノーコード・コード編集・アプリの3通り | テーマエディタによるノーコード編集、Liquid/CSS によるコード編集、Shopifyアプリによる機能拡張の3つ |
| ノーコードでどこまでできる? | 配色・フォント・レイアウト変更が可能 | テーマエディタからセクションの追加・並べ替え、配色・フォント・ロゴの設定、画像の差し替えなどが直感的に操作できる |
| コード編集には何が必要? | HTML/CSS/Liquidの知識 | Shopify独自のテンプレート言語「Liquid」とHTML/CSSの知識があれば、完全オリジナルのデザインも実現できる |
| おすすめのテーマは? | Dawn・Prestige・Impulseなど | 無料ならDawn(汎用性高い)、有料ならPrestige(高級感)やImpulse(販促機能豊富)が人気 |
| 売れるデザインのポイントは? | ブランド統一感とCVR重視の設計 | 配色・フォント・画像のトーンを統一し、商品ページのCTA配置やページ速度など購入につながる要素を重視する |
| デザイン変更時の注意点は? | バックアップとモバイル対応が必須 | 変更前にテーマを複製してバックアップを取り、PC・スマホ両方でのデザイン確認を必ず行う |
この記事でわかること
- Shopifyデザインの基本的な仕組みと、テーマの役割
- ノーコード・コード編集・アプリ活用の3つのカスタマイズ方法と手順
- 売れるShopifyデザインを作るための5つのポイント
- 参考になるおしゃれなShopifyストアの事例
- デザインの外注費用の相場と、売上最大化のための運用戦略
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Contents
Shopifyデザインの基本:テーマの仕組みを理解する
Shopifyのデザインを理解するには、まず「テーマ」の仕組みを押さえておく必要があります。
Shopifyのテーマとは
Shopifyのテーマとは、ECサイトのデザイン・レイアウト・基本機能があらかじめ組み込まれたテンプレートのことです。テーマを選択するだけで、ゼロから設計することなくプロフェッショナルなオンラインストアを構築できます。
2026年現在、Shopify公式テーマストアには無料・有料を合わせて200種類以上のテーマが用意されています。ただし、テーマは他のストアでも利用されるため、そのままでは差別化が難しく、自社のブランドに合わせたカスタマイズが重要です。
デザインが売上に与える影響
ECサイトのデザインは、単なる見た目の問題ではありません。ページの表示速度、ナビゲーションの使いやすさ、商品画像の見せ方、CTAボタンの配置など、デザインのあらゆる要素がCVR(コンバージョン率)に影響します。
特にD2Cブランドにおいては、消費者との最初の接点がWebデザインです。印象的で一貫したデザインがブランドの信頼感を醸成し、リピーターの獲得にもつながります。
関連記事:D2Cとはメーカーが消費者に直接販売するビジネスモデル!メリットや成功事例も解説
Shopifyデザインをカスタマイズする3つの方法
Shopifyのデザインカスタマイズは、大きく3つの方法に分かれます。スキルレベルや目的に応じて使い分けましょう。
方法1:テーマエディタでノーコードカスタマイズ
初心者におすすめなのが、テーマエディタを使ったノーコードカスタマイズです。管理画面の「オンラインストア」→「テーマ」→「カスタマイズ」から起動でき、直感的な操作で以下の要素を編集できます。
テーマ設定では、ストア全体の配色(プライマリカラー・セカンダリカラー・背景色・ボタン色)、フォント(見出し用・本文用)、ロゴ画像を一括で設定できます。ここでブランドのトーンを統一しておくことで、サイト全体に一貫感が生まれます。
セクションの編集では、ページ内の各ブロック(ヒーロー画像、商品グリッド、テキスト付き画像、ニュースレター登録など)の追加・削除・並べ替えをドラッグ&ドロップで行えます。OS2.0対応テーマであれば、トップページだけでなく商品ページやブログページなどすべてのページを自由にカスタマイズ可能です。
方法2:Liquid/CSSによるコード編集
より高度なカスタマイズを行いたい場合は、Shopify独自のテンプレート言語「Liquid」とHTML/CSSを直接編集する方法があります。管理画面の「オンラインストア」→「テーマ」→「コードを編集」から対象ファイルを開いて編集します。
コード編集のメリットは、完全オリジナルのデザインが実現できることです。特定のページだけレイアウトを変えたり、独自のアニメーションを追加したり、テーマエディタでは実現できない細部の調整が可能になります。
ただし、専門知識が必要であること、テーマのアップデートで変更が上書きされる可能性があること、編集作業が属人化しやすいことがデメリットです。コード編集を行う際は、必ず事前にテーマを複製してバックアップを取っておきましょう。
方法3:Shopifyアプリで機能を拡張する
テーマエディタやコード編集だけでは実現できない機能を追加したい場合は、Shopifyアプリの活用が効果的です。2026年現在、Shopifyアプリストアには13,000を超えるアプリが公開されています。
デザインに関連する代表的なアプリとしては、ページビルダー(Shogun、GemPagesなど)、レビュー表示アプリ、SNS連携アプリ、ポップアップ作成アプリなどがあります。アプリを活用すれば、コードを書かずに高度な機能やデザイン要素を追加できます。
関連記事:ASPカートとはECサイトの構築システムを提供するサービス!導入効果とおすすめを紹介
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売れるShopifyデザインを作るための5つのポイント
見た目がおしゃれなだけでは売上にはつながりません。ここでは、CVRを高め、売上に直結するデザインのポイントを解説します。
ポイント1:ブランドカラーとフォントを統一する
サイト全体のカラーパレットとフォントを統一することが、プロフェッショナルな印象を与える第一歩です。テーマ設定でプライマリカラー、セカンダリカラー、背景色、ボタン色を定義し、すべてのページで一貫して使用しましょう。フォントは見出し用と本文用の2種類に絞るのが基本です。
ポイント2:ファーストビューで商品の魅力を伝える
ユーザーがサイトにアクセスして最初に目にするファーストビュー(ヒーロー画像エリア)は、ストアの印象を決定づける最も重要な要素です。高品質なメインビジュアルと、明確なキャッチコピー、そして行動を促すCTAボタン(「商品を見る」「今すぐ購入」など)を配置しましょう。
ポイント3:モバイルファーストでデザインする
ECサイトへのアクセスの7割以上はスマートフォン経由です。パソコンでの見た目を優先してデザインし、あとからスマートフォン対応を行うのではなく、最初からスマートフォンでの表示を基準にデザインしましょう。
ポイント4:ページ表示速度を意識する
ページの表示速度はユーザー体験とSEO評価の両方に直結します。大きすぎる画像ファイルの使用を避け、アプリの入れすぎによるサイトの重量化にも注意しましょう。GoogleのPageSpeed Insightsでスコアを定期的にチェックすることをおすすめします。
ポイント5:商品ページのCTA配置を最適化する
商品ページでは、「カートに追加」ボタンがスクロールせずに見える位置(ファーストビュー内)に配置されているかを確認しましょう。商品画像のすぐ近くに購入ボタンを配置するシームレスな設計が、カゴ落ちの防止に効果的です。
ECサイトの利益率については以下の記事でも解説しています。
関連記事:ECにおける利益率は20%が目安!収益性を改善する7つの施策を解説
参考になるおしゃれなShopifyストア事例
実際にShopifyで構築されたおしゃれで売れているストアを参考にすることで、自社のデザインのヒントが得られます。
亀田製菓通販いちば:ブランドの世界観を表現
亀田製菓の公式オンラインストアは、和の雰囲気を大切にしながらも、モダンで洗練されたデザインが特徴です。商品画像の統一感と、ブランドストーリーを伝えるコンテンツ設計が参考になります。
土屋鞄製造所:高級感と使いやすさの両立
土屋鞄製造所のストアは、職人のこだわりを感じさせる落ち着いた配色と、大きな商品画像が特徴です。商品カテゴリーの整理やナビゲーション設計も秀逸で、ユーザーが迷わず目的の商品にたどり着ける構成になっています。
Allbirds:サステナブルブランドの世界観
Allbirdsは、シンプルで余白を活かしたデザインが特徴のD2Cブランドです。環境配慮のメッセージを自然にデザインに組み込んでおり、ブランドの価値観を視覚的に伝える手法が参考になります。
Shopifyデザインの外注:費用相場と依頼先の選び方
自社でデザインカスタマイズが難しい場合は、外注も選択肢に入ります。
外注の費用相場
テーマのカスタマイズ(配色・レイアウト調整程度)であれば10万〜30万円程度、フルカスタムデザイン(完全オリジナルのデザイン制作)であれば50万〜100万円以上が目安です。外注先を探す際は、Shopify公式の『Shopify Partner Directory』から、対応サービスや価格帯などを確認しながら専門パートナーを探すこともできます。
外注先を選ぶ際のポイント
Shopifyの制作実績が豊富な制作会社やデザイナーを選びましょう。特にShopify Partner(パートナー)認定を受けている企業は、Shopifyの仕様に精通しているため安心です。ポートフォリオで過去の制作事例を確認し、自社のブランドイメージに合うかを判断しましょう。
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デザインを活かしてShopifyストアの売上を最大化する戦略
デザインの改善はあくまでスタート地点です。売上を最大化するためには、デザイン以外の施策も組み合わせる必要があります。
SEO対策でオーガニック流入を増やす
おしゃれなデザインのストアを作っても、ユーザーに見つけてもらえなければ意味がありません。メタタイトルやメタディスクリプションの設定、ブログコンテンツの充実、商品画像のalt属性設定など、基本的なSEO対策を並行して行いましょう。
広告運用とSNSマーケティングで集客する
デザインの魅力を活かした広告クリエイティブやSNS投稿で集客を強化しましょう。ストアのデザインと広告・SNSのビジュアルトーンを統一することで、ブランドの一貫性が保たれ、認知から購入までの導線がスムーズになります。
ECコンサルティングを活用して運用を最適化する
デザインの改善、SEO対策、広告運用、CRM施策などを一気通貫で最適化するには、EC専門のコンサルティング会社の活用が効果的です。FORCE-Rでは、Shopifyを含む自社ECサイトの運営支援を行っています。
関連記事:ECサイトを立ち上げる手順を7つのステップで解説!構築方法5選と注意点を4つ紹介
関連記事:D2C事業者はAmazonに出品すべき?メリット・デメリットや活用方法を解説
関連記事:ECの種類はどんなものがあるの?取引形態・構築方法・販売方法ごとに紹介
まとめ
Shopifyのデザインは「テーマ」をベースに、テーマエディタによるノーコード編集、Liquid/CSSのコード編集、Shopifyアプリの活用という3つの方法でカスタマイズできます。初心者はテーマエディタから始め、事業の成長に合わせて段階的にカスタマイズの幅を広げていくのがおすすめです。
売れるデザインを作るためには、ブランドカラーとフォントの統一、ファーストビューの最適化、モバイルファースト設計、ページ表示速度の改善、CTAの適切な配置が重要です。ただし、デザインだけで売上が決まるわけではなく、SEO対策や広告運用、CRM施策など多角的な取り組みが不可欠です。
FORCE-Rでは、Shopifyを含む自社ECサイトの構築・運営支援として、EC販売戦略の設計から広告運用、CRM改善まで一貫したサポートを提供しています。Shopifyストアのデザインや売上最大化を検討されている方は、ぜひFORCE-Rにお問い合わせください。