【徹底解説】ECサイトの集客に効果的な手法5選!成功事例も紹介

「自社ECサイトを任されたけど、集客の方法がわからない」
「ECサイトへの流入が少なくて悩んでいる」
「ECサイトで売上を増やすために、具体的にどうしたらいいの?」

上記のようなお悩みが、あるのではないでしょうか。良いECサイトを作っても集客力を高めなければ、売上アップにはつながりません。

そこで本記事では、ECサイトの集客力を高める効果や具体的な方法について解説します。成功事例の紹介もあるので、ECサイトの集客に悩みを抱えている方はぜひ参考にしてください。

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ECサイトの集客力を上げると生じる効果は主に3つ

ECサイトの集客力を上げると、主に3つの効果を得られます。いずれの効果もECサイトを運営するうえで重要なので、自社での課題をイメージしながら集客の必要性を確認しましょう。

1. 売上がアップする

ECサイトの集客力が上がると、売上アップが期待できます。なぜなら、一般的にECサイトの売上は、以下の方程式によって決まるとされているからです。

売上=アクセス数(インプレッション×CTR)×転換率(CVR)×客単価

ECサイトの集客は、この方程式のうちアクセス数(インプレッション×CTR)に大きな影響を及ぼします。例えば、客単価が高くて魅力的な商品だったとしても、ユーザーに見てもらえなければ売上は増えません。このように、集客力はECサイトの売上に直結する重要な要素です。

2. 認知度が高まる

ECサイトの集客力が上がると生じる効果には、自社の認知度上昇も挙げられます。集客力を上げることに成功すれば、ECサイトへの訪問数が増えて多くのユーザーから認識されるようになります。

そこで「この商品といえばこの会社」というイメージがユーザー間で共有され、ブランディング効果が期待できるのです。自社のブランドに魅力を感じてくれるファンが増えると、ユーザー間で話題になりやすくなり、さらに認知度が高まっていきます。

こうして認知度を高めることで商品情報の拡散力が高まり、さらなる集客の増加が期待できます。顧客がファン化することで、リピーターとなり売上アップが可能です。

3. PDCAがまわせる

ECサイトの集客が増えることでPDCAをまわせるため、さらなるECサイトの改善につながります。なぜなら、集客が増えるとユーザーの情報が多く集まり、自社ECサイトの課題も見えてくるからです。例えば、購入者が増えると以下のような情報が集まってきます。

  • どんな商品が売れているのか
  • どんな商品がよく見られているのか
  • 見られた商品が購入される割合はどのくらいか
  • どこでユーザーが離脱しているのか

情報が十分に集まったら、売れる商品の傾向などを分析してECサイトの売上を伸ばすための対策を考えましょう。考えられる対策としては、以下のような方法が挙げられます。

  • キャンペーンを実施する
  • ユーザー目線でボタンの位置や購入までの導線を再検討する
  • ECサイト全体のデザインを変更する

このようにECサイトの集客力が高まるとPDCAをまわすための情報が集まり、さらなる改善につなげられます。

ECサイトの集客方法5選

ここでは、ECサイトの集客方法を5つ紹介します。それぞれの集客方法に特徴があるため、自社ECサイトに適した方法を選ぶことが重要です。

1. SEO対策

SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンで上位表示を獲得するための施策です。一般的に、検索結果の上位に表示されるほど多くのユーザーの目に留まりやすくなり、クリック数が増加します。そのため、SEO対策を実施して検索エンジンの上位表示を獲得することで、集客力アップが期待できます。

また、検索結果からECサイトを訪問したユーザーは、すでに欲しいものや解決したい課題がある場合が多いため、商品の購入につながる可能性が高いです。SEO対策を施すことで、ECサイトの売上アップが期待できます。

2. Web広告

Web広告はユーザーの目に留まる回数を増やせるため、ECへの集客に有効な手段です。ただし、Web広告を活用して利益を出すためには、費用対効果をあらかじめ計算しておく必要があります。

Web広告には様々な種類があり、表示方法などに特徴があります。ここでは5つのWeb広告を紹介するので、自社ECサイトのコンセプトや商品に適した方法を選びましょう。

1. リスティング広告

リスティング広告とは、Googleなどの検索結果で画面の上部に表示されるWeb広告です。ユーザーが検索エンジンで、特定のキーワードを検索した際に広告が表示される仕組みになっています。

リスティング広告には、検索キーワードに関心の高いユーザーを狙い撃ちして広告を表示できるというメリットがあります。

リスティング広告については関連記事の「【ゼロから始める】リスティング広告のやり方・始め方|費用対効果をよくするコツは?」にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

2. ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの画面上に表示される広告です。表示形式は様々で、画像やテキスト・動画などがあります。ディスプレイ広告は多くの人の目に留まりやすいため、ブランディングに効果的である点が特徴です。

一方で、ディスプレイ広告には「見逃されることが多い」という側面があります。ディスプレイ広告を出す際にはターゲットを明確にし、効果が見込めるような媒体を選びましょう。

ディスプレイ広告については関連記事の「ディスプレイ広告とは?リスティング広告との違い、費用やメリットを解説」にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

3. 動画広告

動画広告の特徴は、伝えられる情報量の多さです。テキストや画像だけの広告よりも、短い時間で多くの情報をユーザーに伝えられます。

動画広告は音や映像を組み合わせるためユーザーの印象に残りやすく、認知度を高めるのに効果的です。YouTubeなどの動画配信サイトだけでなくSNSとも相性が良く、今後も市場が拡大していくと言われています。

一方、動画広告の作成には多くの費用と時間がかかります。動画広告を実施する際は、費用対効果をしっかりと計測しましょう。

動画広告については関連記事の「動画広告とは?基礎知識から成功のコツまでわかりやすく解説【初心者向け】」にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

4. アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、あらかじめ設定した成果を達成した時に報酬を支払う仕組みです。成果達成時に報酬を支払うため、費用が無駄になることがありません。よくある成果の例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • アフィリエイト広告の閲覧
  • アフィリエイト広告のクリック
  • 広告経由での商品購入や会員登録

アフィリエイト広告は、費用が無駄になるリスクを押さえたい場合に適しています。アフィリエイト広告については関連記事の「【広告主向け】アフィリエイト広告を出稿する4ステップ|費用やメリット・デメリットも解説」にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

3. SNS運用

ECサイトの集客には、自社のSNSアカウントを運用して有益な情報を発信する方法も有効です。SNSは拡散力が強く、自社のことを知らないユーザーにも商品やサービスの情報を届けられる点が特徴です。例えば、SNS上で自社商品を使用している動画を発信してユーザー間で話題になれば、一気に認知を高められる効果が期待できます。

SNSはInstagramやX(旧:Twitter)など様々な種類があり、それぞれ得意とする媒体や主なユーザーの特徴・年齢層が異なります。SNS運用を行う際は、自社商品に適した情報発信ができる媒体を検討しましょう。

なお、SNSとECサイトを掛け合わせたソーシャルコマースについて知りたい方は関連記事の「ソーシャルコマースとは?6つの種類と運営のメリット・注意点を解説」にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

4. コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、コラム記事・動画などを通じてユーザーに興味を持ってもらい、商品購入につなげる手法です。ユーザーにとって有益なコンテンツを提供し続けることで、つながりを維持することが重要です。

例えば、ユーザーに役立つ情報をブログを更新し続け、ファンを獲得することで自社の商品を購入してもらえる可能性が高まります。このようにコンテンツマーケティングでは、ユーザーとのつながりを集客に役立てる効果が期待できます。

5. CRM施策

CRM施策とは、企業がユーザーの情報を管理・分析し、良好な関係を築く手法です。そのため、CRM施策は既存顧客との関係を強化し、リピーターを獲得することに長けています。

CRM施策ではデータを分析し「ユーザーが何に興味を持っているか」を明らかにすることで、適切なアプローチを行うことが可能です。例えば、メールマガジンやLINEの友達追加を活用してユーザーとのつながりを作ります。そしてユーザーに関心にあわせたステップメールなどを配信することで、自社の商品に興味を持ってもらいます。

このように、CRM施策を活用して顧客管理を行い適切なコミュニケーションをとることで、ニーズに合わせた情報提供による集客が可能です。

自社サイトの集客を増やした事例を紹介

FORCE-Rにご相談いただいたクライアント様で、自社サイトの集客を増やして会員登録数を増加させた事例を紹介します。

臨床試験支援事業を行っている株式会社CTSC様は、新聞やチラシ・紹介といったアナログな方法で治験者の集客を行っていました。しかし、様々な性別・年代・健康状態の治験者を必要としており、ネット集客の重要性を強く感じたことからFORCE-Rにお問い合わせいただいています。

そこでFORCE-Rは、単純に広告を出すだけではなく「潜在層を顕在層に引き上げる為のオウンドメディアの構築」や「広告を見た方へ対してのWebの導線づくり」などの施策を進めました。施策を実行した結果、自社サイトへのアクセスが約3倍になり、ネット経由の月間会員登録数30人が200人まで伸びています。

FORCE-RのサポートでWeb施策を効果的に進めたことで、クライアント様からは「より本業に注力できるようになった」との声も頂いております。

まとめ|集客を増やして売れるECサイトを目指そう

ECサイトにおいては、集客力を高めることで売上アップや認知度向上の効果が得られ、PDCAをまわすことでさらなる成長が期待できます。ECサイトの集客には様々な方法があり、自社ECサイトのコンセプトや商品に適した集客方法を選ぶことが重要になります。

「ECサイトの集客が思うように増えない」「売上を伸ばす方法がわからない」とお悩みの方は、お気軽にFORCE-Rにお問い合わせください。専門的な知識と豊富な実績をもとに、お客様のECサイト集客をサポートいたします。


記事を書いた人

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執行役員 WEBコンサルティング事業部 ECグループ

本多 一成

EC事業会社にて、Amazon/楽天/Yahoo!ショッピングの運営、物流・CSなどに携わる。その経験をもとに、各モールのコンサルタントとしてFORCE-Rに従事。楽天市場が得意。担当案件では前年比200%の売上達成した実績も。

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