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【ゼロから始める】リスティング広告のやり方・始め方|費用対効果をよくするコツは?

「リスティング広告のやり方がわからない」「リスティング広告を始めるにはまず何をすればいいの?」

上記のようにお悩みではないでしょうか。

リスティング広告を利用すれば、購買意欲の高いユーザーを狙い撃ちして効率的に売上を伸ばせます。しかし特にWeb広告に慣れていない方にとって、リスティング広告運用を始めるまでに複数のハードルがあることも事実です。

本記事では「リスティング広告を自分で運用するケース」と「広告代理店に依頼するケース」に分けて、リスティング広告のやり方・始め方を解説します

重要項目概要施策内容
出稿前の戦略設計と前提整理少額でも始められる一方、戦略なしだと広告費だけが消化されやすい構造ターゲット具体化/競合比較による強み定義/訴求軸の決定/LP整備/目標CPAからの予算逆算
アカウント設計×改善運用の両輪入札だけでなく「広告の品質(関連性・LP体験)」が成果を左右し、配信後の改善が必須キャンペーン・広告グループ・KWの設計/検索語句の精査/除外KW追加/広告文AB/CVR改善(LP修正)
自社運用と代理店活用の適切判断社内リソース・求めるスピード・責任範囲により最適解が変わる自社=7ステップで内製化、代理店=選定→打合せ→提案確認→開始/責任範囲・料金体系・レポート頻度の確認
<本記事から分かるポイント>
・リスティング広告の仕組み(掲載面・課金・掲載ロジック)の基本理解
・出稿前に整理すべき準備チェックリスト(ターゲット・強み・LP・予算)の実務整理
・自社運用の具体手順(7ステップ)とつまずきポイントの把握
・代理店に任せる場合の進め方(4ステップ)と選定基準の明確化
・費用対効果を高める運用のコツ(指名検索・リタゲ・除外KW)の優先順位理解

Contents

リスティング広告を始める前に知っておきたい3つの現実

リスティング広告は即効性が期待できる集客手法として注目されています。しかし、実際に配信を始めると、想定していたほど成果が出ないという声も少なくありません。検索画面に広告を表示させる仕組みはシンプルに見えますが、裏側では戦略設計やデータ分析が重要な役割を担っています。

準備不足のまま出稿すると、広告費だけが先に消化される事態になりかねません。ここでは、出稿前に理解しておくべき三つの重要な現実を整理します。

少額でも始められるが“戦略なし”では成果は出ない

リスティング広告は少ない予算から配信可能ですが、事前設計が甘い状態では成果につながりにくい傾向があります。理由は、広告費の大小よりも、誰に何を訴求するのかという設計の精度が結果を左右するためです。

仮に一日数千円の予算を投じたとしても、検索意図とずれたキーワードを選定していれば、問い合わせや購入には結びつきにくくなります。反対に、明確なターゲット像を描き、購買意欲の高い語句に集中すれば、小規模予算でも安定した反応を得られる可能性が高まります。資金の多寡よりも、戦略立案の質が重要であると理解する姿勢が成果への第一歩といえるでしょう。

広告費よりも重要なのは設計と改善力

重要な点は、広告費そのものよりも設計力と改善力が成果を決めるという事実です。なぜなら、検索連動型広告は入札額だけで掲載順位が決まる仕組みではなく、広告文の関連性や遷移先ページの利便性も評価対象となるためです。

仮に高い入札単価を設定しても、ユーザーの疑問に応えない広告内容であればクリック率は伸びにくく、結果として費用対効果は下がります。反対に、検索語句と強く結びついた広告表現や分かりやすいページ構成を用意すれば、比較的低単価でも競争力を持てます。

運用開始後にデータを確認し、数値をもとに調整を重ねる力が継続的な成果を生み出すでしょう。

運用開始後こそ本当のスタート

配信ボタンを押した時点がゴールではなく、そこからが本格的な運用の始まりです。理由として、広告は配信後に得られるデータを活用して精度を高めていく仕組みである点が挙げられます。

初期設定が適切であっても、実際の検索語句やクリック単価、成約率を確認しなければ改善点は見えてきません。数値を定期的に分析し、成果に直結しない語句を除外したり、反応の良い広告文を強化したりする作業が必要になります。

継続的な検証と調整を行う企業ほど、投資対効果は向上しやすい傾向があります。配信開始は通過点にすぎないと認識することが安定運用への近道です。

リスティング広告の基礎知識

そもそもリスティング広告とは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで特定のキーワードで検索した際に表示されるWeb広告のこと。リスティング広告の特徴を簡単にまとめた表が下記です。

掲載面Google・Yahoo!の検索結果画面の上部・下部
掲載フォーマットテキストのみ
料金の仕組みクリック課金制
掲載の仕組み「入札単価」と「広告の品質」の掛け合わせ

またリスティング広告には下記のようなメリットがあり、他のWeb広告と比較しても高い費用対効果を期待できます

  • 購買意欲の高いユーザーを狙い撃ちできる
  • 売上アップに即効性がある
  • 柔軟にカスタマイズできる

リスティング広告については下記の記事でも解説していますので、ぜひご覧ください。

関連記事:【初心者向け】リスティング広告とは?費用や運用のやり方をわかりやすく解説

出稿前に必ず整理すべき準備チェックリスト

検索連動型広告は設定画面を操作すれば配信自体は開始できます。しかし、成果を安定させるためには、アカウント設計より前段階の整理が欠かせません。市場環境の把握、訴求軸の明確化、予算配分の根拠づけが曖昧な状態では、運用開始後の改善も迷走しやすくなります。

ここでは、配信前に確認しておきたい四つの観点を実践的な視点で整理します。順番に検討すれば、戦略の土台が固まります。

ターゲットは具体化できているか?

結論として、成果を出すためには訴求対象を具体的に描く必要があります。理由は、検索語句の背後には必ず悩みや目的が存在し、抽象的な想定では適切なキーワード選定が難しくなるためです。たとえば「集客 方法」と検索する担当者と、「BtoB リード獲得 改善策」と入力する責任者では求める情報が異なります。

前者は情報収集段階、後者は実行段階にいる可能性が高いと言えます。年齢や役職、抱えている課題、意思決定までの流れまで言語化できれば、広告文の切り口も明確になります。誰の課題を解決する広告なのかを定義する作業が、費用対効果を左右する重要工程になります。

競合と比較したときの自社の強みは明確か?

重要なポイントは、市場内で選ばれる理由を明文化できているかどうかです。理由として、検索結果画面には複数の広告が並び、比較検討が前提となる状況が挙げられます。価格の安さ、サポート体制、専門性の高さ、実績数など、差別化要素を整理しなければ訴求軸はぼやけます。

競合他社の広告文やランディングページを確認し、どの価値を前面に出しているかを把握すると、自社が打ち出すべき切り口が見えてきます。強みが曖昧なまま出稿すると、入札単価競争に陥る可能性が高まります。市場分析を通じて優位性を定義する作業が、安定した成果につながります。

広告用のランディングページは最適化されているか?

結論として、広告の反応率は遷移先ページの設計に大きく依存します。理由は、クリック後の体験が不十分であれば、せっかく獲得した訪問者が離脱してしまうためです。広告文で提示したメリットとページ内の内容が一致していなければ、信頼感は損なわれます。

導線が複雑で申し込み方法が分かりにくい構造も成約率を下げる要因になります。訴求内容を冒頭で明示し、利用メリットや実績を整理し、問い合わせまでの手順を簡潔に示す構成が求められます。配信前にページの改善点を洗い出しておく姿勢が、広告費の無駄を抑える結果につながります。

目標CPAから逆算した現実的な広告予算を決めているか?

最終的に確認すべき点は、目標顧客獲得単価から必要予算を計算できているかどうかです。理由として、感覚的な金額設定では投資対効果の判断が難しくなる点が挙げられます。たとえば一件の成約から得られる利益が五万円であれば、許容できる獲得単価は利益構造から導き出せます。

想定クリック率や成約率を仮定し、必要クリック数と広告費を算出すると、月間予算の目安が見えてきます。逆算に基づく計画を立てれば、途中経過の数値評価も容易になります。目標から算出した金額を基準に運用する姿勢が、長期的な収益改善につながります。

リスティング広告を自分で運用する場合のやり方【7ステップ】

  1. アカウント構成の考案
  2. アカウントの開設
  3. キャンペーンの作成・設定
  4. 広告グループ・キーワードの設定
  5. 広告・広告表示オプションの作成・入稿
  6. 成果計測タグの設定
  7. 運用開始

リスティング広告を自分で(自社で)運用する場合のやり方が上記の7ステップです。

Google広告Yahoo!検索広告とで細かな仕様の違いはあるものの、大まかな考え方や流れは共通しています。したがって本記事では、Googleでリスティング広告を運用する場合を例に解説します

1. アカウント構成を考える

まずはアカウント構成を考えましょう。

アカウント構成とは見込み客をどのようにグルーピング・ターゲティングし、どのような訴求をするかという運用の設計図です。下記のような入れ子構造を上流から組み立ててください。

自社の強み/弱みやユーザーニーズを分析し、費用対効果よく成約数を増やすための戦略を考えます。

アカウント構成および戦略は運用全体の方針であり、リスティング広告の成果を大きく左右する部分です。時間がかかっても手を抜かずに考えてください。

2. アカウントを開設する

アカウント構成を考えたらアカウントを開設します。

Google広告のトップページにアクセスし、「今すぐ開始」をクリックしてビジネス用のGoogleアカウントでログインしてください。

「新しいGOOGLE広告アカウント」を選択すると下記のような画面に遷移します。

デフォルトではスマートモードになっているため、赤枠の「エキスパートモードに切り替える」をクリックしてエキスパートモードにしましょう。費用対効果の高い運用を実現するために、詳細な設定が可能になるエキスパートモードがおすすめです。

参考:Google広告ヘルプ『スマートモードとエキスパートモードについて

3. キャンペーンを作成・設定する

キャンペーンを作成し、手順1で考えたとおりに設定します。

※「キャンペーンなしでアカウント作成」をクリックし、後でキャンペーンを作成することも可能です。

「ビジネスの概要」および「ビジネスの情報」の入力は飛ばして問題ありません。まずはリスティング広告配信の目的に合わせて「キャンペーン目標」を選択してください(仮に「購入」としています)。

次にキャンペーンタイプを選択します。リスティング広告であれば「検索」を選びましょう

「P-MAX」はGoogleが持つさまざまなチャネルをフルに活用するキャンペーンタイプです。リスティング広告以外にも配信されるため、本記事では割愛します。

次に1日の平均予算と目標コンバージョン単価を設定します。

下記のページになったら「ネットワーク」「地域」「開始日と終了日」を設定して下へスクロールし「次へ」をクリックします。

  • 「ネットワーク」で「Googleディスプレイネットワークも含める」のチェックを外す(検索以外にも配信されてしまうため)
  • 「地域」および「言語」をターゲットと合致するように設定する
  • 広告の「開始日と終了日」を設定する

最後に支払い情報を入力・送信すればキャンペーン設定は完了です。

全ての設定が完了するまで広告が配信されないように、キャンペーン画面の左上(画像の赤丸部分)からキャンペーンを一時停止しましょう。

4. 広告グループやキーワードを設定する

「キャンペーン」>「広告グループ」から自動で作成されている「広告グループ1」を選択します。

特定のオーディエンス(年齢・性別・世帯収入)やデバイス(パソコン・モバイル・タブレット)にのみ配信したいといった方針があれば設定しましょう。

「キーワード」>「検索キーワード」からリスティング広告を配信したいキーワードを入力してください。購買意欲が高い=費用対効果がいいと予想されるキーワードから配信するのがおすすめです。

5. 広告と広告表示オプションを作成・入稿する

次の4つの要素からなるレスポンシブ検索広告を入力します。文字数や使える文字・記号に規定があるため注意してください。

  • 最終ページURL
  • 表示URLのパス
  • 広告見出し
  • 説明文

サイトリンクやコールアウトといった広告表示オプションも適宜設定しましょう。必須ではありませんが、設定することで広告の表示回数が増えるコンバージョン率が上がるといったメリットがあります。

6. 成果計測タグを設定する

運用結果を分析できるようにするために、成果計測タグを設定します。

GTM(Google Tag Manager)を用いた設定方法が一般的です。より詳細に分析したければGA4(Google Analytics4)も利用できますが、設定方法が複雑なため初めはGTMで十分でしょう。

参考:Google広告を利用してウェブサイトにタグを設定する

7. 審査の通過を待って運用を開始する

広告の審査を待って、上記画像の赤枠部分が「有効」になったら運用を開始します。

審査にかかる時間は1,2日ほどです。

運用を開始したら、下記のような指標を確認して改善を続けましょう

  • クリック率
  • クリック単価
  • コンバージョン率
  • コンバージョン単価

関連記事:インプレッションシェアとは広告のパフォーマンスを表す指標!機会損失の原因別に6つの改善策を解説

リスティング広告の運用を代理店に任せる場合のやり方【4ステップ】

  1. 代理店を選ぶ
  2. 打ち合わせする
  3. 代理店からの提案を確認する
  4. 運用を開始してもらう

リスティング広告の運用を代理店に任せる場合のやり方が上記の7ステップです。

1. 代理店を選ぶ

下記のようなポイントを吟味し、運用を依頼する広告代理店を選びます。

  • 責任範囲
  • 料金体系
  • レポートや打ち合わせの頻度
  • 得意ジャンル

「広告費の◯%を手数料として支払う」といった料金体系が多く、「月間運用費×万円未満は受けない」と決めている企業も少なくないため注意してください。

2. 打ち合わせする

目星をつけた代理店と打ち合わせをします。「こちらがして欲しいこと」と「あちらができること」がマッチしているか確認しましょう。

対応の丁寧さも注意したいポイントの1つです。質問に明確に答えてくれないといったモヤモヤは運用開始後の不信感につながります。信頼できる代理店・担当者かどうかもあわせて確かめてください。

3. 代理店からの提案を確認する

打ち合わせ後、代理店からの正式な提案を確認します。主なチェックポイントは下記の3つです。

  • 自社の目標を達成できそうか
  • 打ち合わせの内容と齟齬がないか
  • (予算などの面で)上長からの許可は取れているか

提案を確認し、問題なければ正式な契約を結びましょう。

4. 運用を開始してもらう

契約内容が固まったら、いよいよ運用が始まります。

代理店の担当者と密にコミュニケーションを取り、些細な疑問でもすぐに解消できる状態にしておくと安心です。ただし運用自体への口出しはしないように気をつけましょう。

注意点として、契約後すぐに運用が始まるわけではありません。契約してからアカウント設計を行うため、運用開始には1週間ほどタイムラグが発生します。

関連記事:リスティング広告はキーワードが命!6ステップの選定方法を解説

リスティング広告を効果的に運用する3つのコツ

リスティング広告の費用対効果を高めるためのコツを3つ紹介します。

指名検索ユーザーをターゲティングする

指名検索ユーザーをターゲティングすると費用対効果の高い広告配信が可能です。

指名検索とは会社名・ブランド名・商品名などのキーワードでの検索のこと。「指名検索している=自社商品に興味がある」ユーザーであるため、購買意欲が高いと言えます。

またSEOで上位表示できていてもリスティング広告も配信したいところです。理由は下記の2点が挙げられます。

  • 検索上位の画面占有率を上げ、クリック率を高められるから
  • 競合他社が自社の指名検索キーワードでリスティング広告を配信している場合に、自社でも配信することで機会損失を減らせるから

リスティング広告を実施するときは、まず指名検索キーワードから配信しましょう。

リターゲティング広告を活用する

リターゲティング広告(リマーケティング広告)も指名検索配信と並んで費用対効果が高く、効率的な広告出稿には欠かせません

そもそもリターゲティング広告とは、一度自社サイトに訪問したユーザーに対して広告を配信し再訪問を促す手法です。「今はいいや」と思い購入しなかったユーザーに限定して配信し再度検討してもらう仕組みなので、コンバージョン率が高くなります。

ただし、リスティング広告でデータを集めてディスプレイ広告でリターゲティング配信を行う形式が一般的です。初めのうちはリターゲティングリストを集めておけば十分でしょう。

除外キーワードを細かく設定する

除外キーワードを細かく設定することで費用対効果を高められます

除外キーワードとは、リスティング広告を配信しないキーワードのこと。除外キーワードに設定したいのは、ターゲットとずれている・実際に配信してみて費用対効果が悪かったキーワードです。

日傘通販サイトのリスティング広告を配信する場合、除外キーワードとして次のような例が挙げられます。

除外キーワードを設定して予算の無駄を減らし、効率的にリスティング広告を配信してください。

まとめ|リスティング広告を運用して売上をアップさせよう

本記事ではリスティング広告のやり方・始め方を解説しました。

リスティング広告はほかの手法と比較しても費用対効果が高く、Web広告を始めるなら第一に検討したい施策です。リスティング広告を運用して売上を拡大しましょう。

FORCE-Rではリスティング広告の運用代行を行っています。

リスティング広告を始めたいけれど経験がない」「社内に広告運用をできるスタッフがいない」という方は、ぜひ一度リスティング広告運用についてお問い合わせください。

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