メルマガの配信頻度を決める3つの方法!ジャンル別の目安や開封率についても解説

「メルマガの配信頻度はどの程度にするべき?」
「メルマガの配信頻度を決める際に重視すべき点は?」
「開封率やクリック率を上げるためにアドバイスが欲しい」

上記のようにお悩みではありませんか。メルマガの配信頻度は「開封率」や「解除率」に大きく影響を与えます。自社におけるベストな頻度でメルマガを配信できれば、コンテンツのすべてを読んでもらえると同時に、商品やサービスへの注文数を示す「転換率」が向上して売上アップも可能です。

本記事では、メルマガの配信頻度を決める3つの方法からジャンル別の目安、開封率について詳しく解説していきます。メルマガの配信頻度にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

メルマガの一般的な配信頻度とジャンル別の目安

まずは、メルマガの配信頻度の平均がどれほどなのか理解しておきましょう。一概に「◯回がベスト」とは言い切れませんが、一般的な数値を知っておくことで基準として設定できます。

1. 一般的な配信頻度

企業でマーケティングや広報を担当している方144人へ「1ヶ月間のメルマガ配信頻度」を聞いた調査では、以下のような結果になっています。

  • 「3〜5通」→30%
  • 「1〜2通」→28%
  • 「6〜10通」→17%
  • 「11〜20通」→4%
  • 「21通以上」→10%

参照元:【調査レポート】企業のマーケティング・広報担当者144人に聞いた メールマガジンの活用方法

58%と多くの企業が月に1通もしくは、週に1通のペースでメルマガを配信しています。また「11〜20通」が4%なのに対して「21通以上」が10%と、積極的にメルマガを配信している企業も一定数いる状況です。

中には、顧客を属性別に分類して個別の内容を送る「セグメント配信」を行っているケースもあります。メルマガのベストの配信頻度は、それぞれの業界や顧客のニーズによって異なりますので、あくまで参考程度に捉えましょう。

2. ジャンル別の配信頻度の目安

メルマガの配信頻度は、商品やサービスによって傾向があります。あくまで参考値になりますが、ジャンル別で分けると以下のようになります。

  • ニュース→毎日配信
  • 低価格・高消費(食品・日用品・アパレル)→週1〜2通
  • 高単価・低消費(自動車・家電・toB関連)→月1〜2通

購入頻度は大きく外れませんが、金銭感覚は「収入」や「環境」で異なり、価値観のズレはクレームを招く恐れがありますので注意が必要です。

メルマガの配信頻度別の開封率

メルマガの配信頻度は、開封率に影響を与えます。オーストラリアの配信スタンド「SmartrMail」によると、配信頻度別の開封率は以下のようになります。

  • 「月5〜8(週1〜2)通」→約24%
  • 「月4通以下」→約20%
  • 「月9〜16(週2〜4)通」→約14%

参照元:SmartrMail

開封率が最も高い配信頻度は「月5〜8(週1〜2)通」の約24%で「月4通以下」は約20%です。配信頻度は、高くても低くても開封率が低下してしまいます。「週1〜2通」の頻度が最も開封される結果となっていますが、自社の商品ジャンルや価格などによって適切な頻度を目指しましょう。

メルマガの配信頻度を決める3つの方法

メルマガの適切な配信頻度は商品の特性や顧客ニーズによって異なるため、業界の違う企業を参考にしても思うような結果は得られません。そこでここでは、メルマガの配信頻度を決める際に行うべきことを3つ解説します。

1. 競合他社と比較する

自社におけるメルマガの最適な配信頻度を見定める場合は、まず競合他社と比較するところから始めましょう。多くのシェアを獲得しているなど、強い競合他社ほど読者ニーズに寄り添えたメルマガを配信できているため、参考となる情報を得られるはずです。

競合他社のメルマガに実際に登録してみて「どれくらいの頻度で配信されているか」はもちろん「配信日時」や「タイトル」「コンテンツの量」についてもチェックしてください。「自社と異なる点はどこか」「想定している読者ニーズに違いはあるか」など、さまざまな視点から得た情報を分析していきましょう。

2. A/Bテストの実施

メルマガの配信頻度が決まったら「A/Bテスト」を実施して効果を測定してください。具体的には、以下の4点をチェックしましょう。

  • 開封率(メルマガを開かれる割合)
  • 読了率(コンテンツが最後まで読まれた割合)
  • 解除率(メルマガの配信が停止された割合)
  • 転換率(成約につながった割合)

これらを細かく記録して、ベストな配信頻度を探ります。また競合と異なる特徴をつけてメルマガを配信することで「拾えきれていないニーズ」へ応えることができます。

他社が取りこぼしている顧客の囲い込みが期待できるので、テスト段階で検証してください。最も良い結果となった配信頻度を利用しながら、目標とする数値を達成するまでPDCAを実行していきましょう。

なお、成約につながった割合を示す「転換率」に関しては、関連記事の「ECにおける転換率とはアクセスに対する注文の割合!算出方法と向上させる施策を解説」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

3. アンケートの実施

メルマガの配信頻度を決める際は、アンケートを実施して顧客の意見を吸い上げましょう。アンケート内容は「どのくらいの配信頻度を希望するか」「現在の頻度で満足か」として、顧客が望む頻度と満足度を調査してください。

アンケートの実施方法としては「メルマガの最後に入れる」または「別途でアンケートのみを配信する」の2つです。アンケートツールを利用すると、作成から結果の集計まで効率的に作業できます。

しかし単純にアンケートを実施するだけでは、十分な回答数を得られない恐れがあります。クーポンなどの特典を用意して、回答率を上げましょう。

メルマガの配信頻度を増やすことで得られる効果

メルマガの配信頻度を増やすと、顧客との深い関係性や読む行為を習慣化させられるメリットがあります。顧客との関係性を深められれば、自社の商品やサービスを購入してくれる可能性を高められると同時に、多くの利益をもたらしてくれる優良顧客へなり得ます。

またメルマガのチェックを習慣化させられれば、解除率の改善も可能です。しかし、配信頻度を増やすには、社内のリソースや情報源の確保が必須となります。

1. 顧客との関係性を深めやすい

メルマガの配信頻度を増やすと顧客との接触回数が増えるため、関係性を深めやすいメリットがあります。何度も接触するうちに好感を覚える「ザイアンス効果」により、開封率や読了率の向上が可能です。

また自社を宣伝できる回数が増えることで、成約できるチャンスも増えます。深い関係性を築いた後に商品やサービスを訴求できれば、転換率のアップも期待できます。

ただし配信頻度を増やした直後は、顧客が新鮮に感じて開封率が上がっている可能性もあるので、2〜3ヶ月程度は様子をみましょう。

2. 情報収集のツールとして習慣化してもらえ

メルマガの配信頻度を増やすと、情報収集のツールとして読むことを習慣化してもらえる可能性があります。配信頻度が多ければ、常に新鮮な情報やトレンドを意識した発信が可能で「とにかく最新の情報を得たいユーザー」のニーズに応えられます。

ニーズがある情報を高い頻度で発信していくことで、メルマガを読む行為を習慣化させられれば、解約率を下げると同時に競合他社への流出を防ぐことも可能です。

メルマガの配信頻度を減らすことで得られる効果

メルマガの配信頻度を減らすことは「質の高いコンテンツの配信」や「解除率の低下」につながります。また社内のリソースに余裕ができることで、他の業務も潤滑に回るメリットがあります。ここでは、それぞれのメリットを詳しく解説します。

ただし「KPI」に設定する情報(送信成功率や開封率、クリック率など)が少なくなりすぎると分析できない恐れもあります。「KPI」に関しては、関連記事の「ECサイトに導入するべき7つのKPI!設定方法やKGIとの違いも紹介」で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

1. 内容の濃いメルマガを届けられる

メルマガの配信頻度を減らすと、情報の深掘りや編集に時間をかけられるので、内容の濃いコンテンツを読者へ届けられます。また社内のリソースに余裕ができると、読者ニーズの深掘りや顧客を属性ごとに分類してメルマガを届ける「セグメント配信」も可能です。

配信頻度が高い場合に陥りがちな「送ることが目的になる」ことも避けられるため、コンテンツの品質低下や解約率の増加を防ぐためにも有効です。顧客が求めるニーズを的確に捉えて質の高いコンテンツを配信できると、読者の満足度も向上します。

しかし、配信頻度を下げるとコンバージョンさせるチャンスが物理的に減るため「欲しい」「使いたい」と強く思わせなければなりません。情報の質とともに、成約させるための文章力も求められます。

2. 解除率を下げられる

メルマガの配信頻度を減らすことは「解除率」の低下につながります。読者に送られてくるメルマガは、自社のものだけとは限りません。多くの会社からメールが届き、その上で自社からも高い頻度で受信していれば、未読件数が増えて「不要な情報」と認識される恐れがあります。

配信頻度を下げ、すべてのメルマガを読み切れる状況にすることで解約率を下げられます。また、たとえ興味の薄いジャンルでも、配信頻度が低ければ嫌悪感を抱かれにくいです。

メルマガを解除されなければ継続した関係を築けるため、自社に関心を持ち続けてもらえます。成約につながるチャンスを引き続き得られるため、解除率に課題がある場合は、一度配信頻度を下げてみましょう。

メルマガの開封率やクリック率を上げたいならFORCE-R

メルマガの配信頻度は「開封率」や「クリック率」「転換率」に大きく影響を与えます。しかし、商品のジャンルや顧客のニーズによって適切な配信頻度は異なるため、定量的な調査が難しいことも事実です。

そこでFORCE-Rでは、20万人いるモニターの中からクライアントの顧客属性に近いユーザーをピックアップしてアンケートを実施します。そこに経験豊富な専門コンサルタントが専属でサポートすることで「定量×定性」の分析が可能です。

限りなく消費者目線に近い分析を行うことで、的確な問題提起から解決までのサポートを行えます。メルマガの配信頻度にお困りの企業さまは、以下のリンクからお問い合わせください。


まとめ|メルマガの配信頻度は開封率や転換率に影響を及ぼす

メルマガの配信頻度は、タイトルやコンテンツの内容と同様に重要なポイントです。配信頻度が高い場合は、コンバージョンさせられるチャンスが増えて転換率を高められます。一方で配信頻度が低い場合は、質の高いコンテンツを届けられるほか、解除率の低下につながります。

ベストな配信頻度は企業によって異なるため、他社のやり方をまねするだけでは十分な成果は望めません。PDCAを繰り返し、自社における最適な配信頻度を求めましょう。


記事を書いた人

アバター画像

執行役員 WEBコンサルティング事業部 ECグループ

本多 一成

EC事業会社にて、Amazon/楽天/Yahoo!ショッピングの運営、物流・CSなどに携わる。その経験をもとに、各モールのコンサルタントとしてFORCE-Rに従事。楽天市場が得意。担当案件では前年比200%の売上達成した実績も。

記事カテゴリー

Amazon
EC
SEO
Web広告
Yahoo!ショッピング
セミナー
楽天市場

人気記事ランキング

TOP