- Amazonのアクセス数を増やすにはどうすればいい?
- そもそもAmazonのアクセス数はどこで確認できる?
- セッションとページビューの違いって何?
上記のようにお悩みではないでしょうか。
Amazonで売上をアップさせるには「アクセス数×CVR(転換率)×客単価」という売上方程式の各要素を改善していくことが必要です。商品ページを閲覧するユーザーがいなければCVRや客単価の改善を目的としたテストを行うことすらできないため、アクセス数は特に優先しなくてはなりません。
本記事ではAmazonのアクセス数アップに効果的な4つの施策や、自社の現状を把握するためのアクセス数の確認方法などを解説します。「Amazonのアクセス数を改善して売上を伸ばしたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
| 重要項目 | 概要 | 施策内容 |
| セッション増加の構造理解(インプレッション×CTR分解) | セッション数は「表示回数」と「クリック率」の掛け算で決まり、原因切り分けなしでは改善が停滞する構造 | ビジネスレポート分析(表示回数/セッション/ユニットセッション率)/ボトルネック特定(露出不足orCTR不足)/優先施策の選定 |
| インプレッション増加施策(SEO・広告・セール活用) | 検索順位と広告露出を強化し、検索結果やセール面での表示機会を最大化することでアクセス増加 | Amazon SEO対策(タイトル・説明・KW最適化)/スポンサープロダクト広告運用/タイムセール・ビッグセール参加/売上実績の積み上げ |
| CTR改善施策(画像・タイトル最適化) | 表示されてもクリックされなければセッションは増えず、検索結果画面の訴求改善が必要 | メイン画像ABテスト/商品タイトル改善(訴求KW・差別化要素)/価格・レビュー・配送条件の競争力強化/検索結果表示要素の最適化 |
| <本記事から分かるポイント> ・Amazon売上方程式におけるセッション数の重要性と優先改善対象の理解 ・セッション低迷原因の特定方法(表示回数不足/CTR不足/広告設計不備)の分析視点 ・セッション増加の具体施策4選(SEO/広告/セール/画像・タイトル改善)の全体像 ・セッションとページビューの違いと、評価指標としてのセッション重視の理由 ・セラーセントラル「ビジネスレポート」を用いたセッション数確認と改善判断基準の整理 |
Contents
なぜ“セッション数”が増えないのか?まず確認すべき3つの落とし穴
セッション数が伸び悩む背景には、単純な集客不足だけでなく、表示回数・クリック率・広告設計など複数の要因が絡み合っています。闇雲に施策を追加しても数値が改善しない理由は、原因の切り分けが曖昧なまま対策を進めている点にあります。
まずは現状を構造的に整理し、どこにボトルネックが潜んでいるかを把握することが重要です。ここでは、見落とされがちな三つの典型的な停滞要因を解説します。
流入不足なのか、クリック率不足なのかを切り分ける
セッション低迷の原因を特定するには「表示回数」と「クリック率」を分けて分析する視点が不可欠です。表示回数が少ない場合は検索順位や広告露出に課題があり、クリック率が低い場合は画像や価格競争力に問題が潜んでいます。
ビジネスレポートでインプレッションとセッションを並べて確認し、割合を算出すると改善方向が明確になるでしょう。表示回数が十分にあるにもかかわらず訪問が増えない状況では、検索結果画面で魅力が伝わっていない可能性が高いと考えられます。
一方で表示回数自体が少ない場合、検索キーワードの最適化や広告配信設計を見直す必要があります。数値を分解せずに施策を重ねると改善速度が鈍化します。原因を定量的に把握する作業が成果向上への最短距離です。
検索順位が上がらない本当の理由
検索結果で上位に表示されない背景には、単なるキーワード不足ではなく販売実績や転換率の影響が関係しているのです。Amazonのアルゴリズムは直近売上、レビュー評価、在庫安定性など複数の要素を総合的に判断しています。
タイトルへ主要語句を盛り込むだけでは順位向上に直結しないケースが多く見られます。売上履歴が弱い商品は評価対象としての信頼性が不足しているため、広告やセールを活用して販売件数を積み上げる戦略が有効です。
また、在庫切れや配送遅延が頻発すると評価が下がり、表示順位に影響を及ぼす可能性があります。順位改善には商品ページの最適化だけでなく、販売データの強化が欠かせません。検索対策を実施しても成果が出ない場合、売上構造全体を見直す視点が求められます。
広告を出してもセッションが増えないケースとは?
広告配信を開始しても訪問数が想定ほど伸びない場面は珍しくありません。主な要因はキーワード選定の精度不足や入札戦略の不適切さにあります。
検索ボリュームが少ない語句へ予算を投下しても露出は限定的になります。加えて、クリック単価が低すぎると表示機会を十分に確保できません。ターゲティングを広げすぎた結果、関連性の低い検索語句で表示され、クリック率が下がる事例も確認されています。
広告経由で得られたキーワードデータを分析し、成果の高い語句へ予算を集中させる運用が重要です。費用対効果のみを基準に停止判断を行うと、将来的な自然検索順位向上の機会を逃す可能性があります。広告は短期売上だけでなく検索評価を高める投資と捉える視点が必要です。
Amazonのアクセス数増加に効果的な4つの施策
Amazonのアクセス数を増やすアプローチとして「インプレッションを伸ばす」「CTRを高める」という2パターンが考えられます。それぞれの代表的な施策をまとめた表が下記です。
| アプローチ | 代表的な施策 |
| インプレッションを伸ばす施策 | ・自然検索順位を上げる(1) ・Amazon広告を出稿する(2) ・タイムセールを実施する(3) |
| CTRを高める施策 | ・商品画像や商品タイトルを改善する(4) |
以下で4つの施策をより詳しく解説します。
なお、関連記事の「【徹底解説】ECサイトの集客に効果的な手法5選!成功事例も紹介」ではEC全般の集客にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
1. 自然検索順位を上げる(Amazon SEO対策を行う)
Amazonのアクセス数を増やす効果的な施策の1つ目は、Amazon SEO対策を行なって自然検索順位を上げることです。

Amazon Adsの公式YouTubeによると、Amazonで検索したユーザーのうち2ページ目以降を閲覧するユーザーはたった30%しかいません。仮に2ページ目以降に位置している場合、Amazon SEO対策によって1ページ目に表示させられれば単純計算でおよそ3倍のインプレッション増加が見込めるのです。
また1ページ目のなかでも上位に表示されるほどCTRが高いと言われています。特に1位〜3位までに食い込めれば、CTRが上がったことでインプレッション増加以上のアクセス数増加を期待できるでしょう。
Amazon SEO対策で有効な施策は、主に商品ページの改善です。商品タイトルや商品説明文にキーワードを盛り込むことで、検索エンジン(A9,A10)に評価され上位表示できるようになります。
▼関連記事
【2023】AmazonSEOの仕組みや対策方法は?検索順位を上げる施策9選
2. Amazon広告を出稿する

インプレッションやアクセス数を伸ばすにはAmazon広告への出稿も有効な施策です。
Amazonには「売れている商品がさらに売れる」というサイクルが存在します。出品したてやAmazon SEO対策が未完成な時期など、Amazonで売上が伸びるサイクルに入れていない段階では積極的に広告を活用しましょう。

上記のサイクルに入れば、オーガニック売上が増えるため自然と売上全体に占める広告費率は低下します。一般的に、EC広告費率の目安は15%〜20%と言われています。しかしAmazon広告の初動では、後で広告費率が下がることを見越して予算を投入してもよいでしょう。
またAmazon広告によってキーワードA経由の売上が増えれば、キーワードAでのオーガニック順位アップも期待できます。
Amazon広告を出稿する場合は、費用対効果を合わせやすいスポンサー広告(特にスポンサープロダクト広告)から配信するのがおすすめです。Amazon広告についてより詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
▼関連記事
【2023最新】Amazon広告とは?種類・特徴や成功させるコツを解説
3. タイムセールを実施する
Amazonのインプレッション数およびアクセス数を伸ばすには、タイムセールの実施も有効な施策の1つです。
タイムセールを実施するとセールページに商品が表示されるため、検索していないユーザーにもアプローチできるようになります。

タイムセールには下記のような種類があります。状況や目的に応じて積極的に活用しましょう。
- 数量限定タイムセール
- 7日間のタイムセール
- 特選タイムセール(Amazonから招待された出品者のみ)
- プライム会員限定セール
1月頭の「初売りセール」や7月中旬の「Amazonプライムデー」などのビッグセールは、特に売上を伸ばしやすいイベントです。ビッグセールが開催される時期はできるだけタイムセールに参加することをおすすめします。

またタイムセールを実施していると検索結果画面で上記のようなバッジが表示されるため、CTRやCVRの向上も期待できます。Amazonでアクセス数を増やし売上を伸ばすために、タイムセールは欠かせない施策と言えるでしょう。
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4. 商品画像や商品タイトルを改善する
「インプレッションはあるけれど、CTRが低くてアクセス数が伸び悩んでいる」という場合は商品画像や商品タイトルを改善しましょう。
Amazonの検索結果画面に並んだとき、「競合他社の商品よりも魅力的」とユーザーに思われなければ商品ページにアクセスしてもらえません。検索結果画面では主に次の5つの要素が表示されます。

- メイン画像
- 商品タイトル
- レビュー
- 価格
- 配送
レビューは高いほどよく、配送はFBAを利用していれば十分です。価格を下げればクリックされやすくなりますが、利益率や極端な価格操作による検索エンジンからのペナルティリスクを考慮すると大きくテストできる要素ではありません。
したがってCTRを高めたい場合はメイン画像および商品タイトルのABテストが重要です。競合他社も参考にしつつ、最適な画像・タイトルを模索しましょう。商品ページの改善についてより詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
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【初心者必見】Amazonで売れる商品ページに共通する5つのポイント
Amazonのアクセス数を示す2つの指標
Amazonにはアクセス数を示す指標が「セッション」と「ページビュー」の2つあります。セッションとページビューの違いは、同じユーザーが複数回閲覧したときのカウント方法です。
| カウント方法 | 1人のユーザーが3回閲覧した場合の数値 | |
| セッション | 1人のユーザーであれば、何回閲覧しても1とカウントする | セッション数=1 |
| ページビュー | 1人のユーザーであっても、閲覧した回数だけカウントする | ページビュー数=3 |
Amazonのアクセス数を測る場合はセッション数を重視しましょう。ごく短期にリピート買いが発生する商品を除いて、1人のユーザーが複数回ページを閲覧して複数回商品を購入することはほとんどないためです。
Amazonのアクセス数を確認する方法

Amazonのアクセス数(セッション数)は、セラーセントラルの「ビジネスレポート」から確認できます。具体的な確認手順は下記の3ステップです。
- セラーセントラルにログイン
- レポート>ビジネスレポートを選択
- ビジネスレポート>日付別>売上およびトラフィックを選択
日別・週別・月別といった期間のほか、ASIN別のパターンでも確認できます。「施策前後の数値を比較する」「セール開催中の数値を抽出する」など施策に合わせて分析しましょう。
Amazonの売上アップならFORCE-R

「Amazonのアクセス数がなかなか増えない」「アクセス数を改善して売上をもっと伸ばしたい」という方は、ぜひFORCE-Rへご相談ください。
FORCE-Rは、Amazon売上最大化のプロフェッショナル集団です。豊富な経験と蓄積されたノウハウをもとに、専門コンサルタントが御社の一員としてAmazonでのアクセス増加・売上アップをサポートいたします。運営代行・コンサルティングのどちらでも対応可能です。
まずはAmazon運営でのお悩みを、お気軽にお聞かせください。
まとめ|Amazonの売り上げアップにはアクセス増加が不可欠
本記事ではAmazonのアクセス数について、売上アップを目指すという観点で解説しました。あらためて、Amazonのアクセス数増加に効果的な施策は次の4つです。
- Amazon SEO対策を行う
- Amazon広告を出稿する
- タイムセールを実施する
- 商品画像や商品タイトルを改善する
ABテストを重ねながら施策を実行して、Amazonでのアクセス数増加・売上拡大を図りましょう。
「効果的な施策がよくわからない」「自社に十分なリソースがない」という場合は、ぜひFORCE-Rへご相談ください。専属コンサルタントが、豊富なAmazonコンサルティング実績を活かしてお客様の売上最大化に向けて併走いたします。