- Amazonの商品紹介コンテンツ(A+)ってなに?
- どうやって作ればいいの?
- 画像サイズやNGワードの要件・規約は?
上記のようにお悩みではないでしょうか。
商品紹介コンテンツ(A+)を活用すれば、Amazon商品ページの情報量を増やして商品の魅力を最大限伝えられます。しかし比較的新しい機能という事情もあり、作り方やルールに戸惑う方も少なくありません。
そこで本記事ではAmazon商品紹介コンテンツの概要や作り方、注意点などを解説します。「商品紹介コンテンツを活用してAmazon売上を伸ばしたい」と考えている方はぜひ参考にしてください。
| 重要項目 | 概要 | 施策内容 |
| A+の効果と導入優先順位 | CVR改善・返品抑制・レビュー安定など“売上以外”にも波及。全商品一律導入は非効率 | 主力ASIN(流入多×CVR弱い)から着手→効果検証→横展開。サイズ/仕様が複雑・ライン比較がある商品を優先 |
| A+の種類と利用条件 | ベーシック/プレミアム/ブランドストーリーで表現範囲と条件が異なる | 目的別選択(売上訴求=ベーシック、差別化=プレミアム、世界観=ブランドストーリー)。導入前に大口出品・ブランド登録など要件確認 |
| 作り方6ステップと運用設計 | 作成〜承認まで手順が固定。成果は“作って終わり”ではなく改善運用で決まる | 管理画面→種類選択→コンテンツ名/言語→モジュール選定→PC/モバイルプレビュー→ASIN適用→審査。ガイドライン順守、モジュールテンプレの定番化、更新サイクル整備 |
| <本記事から分かるポイント> ・A+によるCVR改善・返品抑制の期待値整理 ・目的別(売上/ブランド/差別化)のA+タイプ選定 ・6ステップ制作フローと承認までの実務手順 ・モジュール選定(ヘッダー/比較表/左画像)の定番化 ・ガイドライン違反回避とモバイル最適化の重要性 |
Contents
- Amazon商品紹介コンテンツ(A+)とは
- Amazon A+は本当に効果がある?導入前に知っておきたい成果データ
- Amazon商品紹介コンテンツ(A+)の種類と利用条件
- どのタイプを選ぶべき?目的別A+活用戦略
- Amazon商品紹介コンテンツ(A+)管理画面のアクセス方法
- Amazon商品紹介コンテンツ(A+)の作り方6ステップ
- Amazon商品紹介コンテンツ(A+)のメリット・デメリット
- Amazon商品紹介コンテンツ(A+)を運用する際の落とし穴
- Amazon商品紹介コンテンツ(A+)を作るときの2つの注意点
- Amazonの運営代行・コンサルティングならFORCE-R
- まとめ|Amazon商品紹介コンテンツ(A+)を活用してCVRを上げよう
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)とは

商品紹介コンテンツとは、商品ページを充実させるためにAmazonに実装されている機能です。縦長に構成要素が並ぶ形式で、LPのようなイメージに近いでしょう。
単品通販のLPや楽天市場と比べるとAmazonの商品ページは質素ですが、商品紹介コンテンツの追加によりリッチコンテンツを作れるようになりました。商品の魅力や強みをユーザーに伝えやすくなるため、Amazon出品者は必ず活用したい機能と言えます。
Amazon A+は本当に効果がある?導入前に知っておきたい成果データ
商品紹介コンテンツの制作に着手する前に、投資対効果を把握することが重要です。画像制作や構成設計には時間と工数が発生するため、成果が見込める商品かどうかを見極める視点が欠かせません。
ここでは転換率の変化、返品率への影響、適用に向いている商品の特徴を順に整理します。
CVRはどれくらい改善するのか
結論から述べると、商品紹介コンテンツを実装したページでは転換率の向上が期待できます。視覚的な情報量が増えることで、購入判断に必要な材料がそろい、迷いが減少するためです。
背景として、通常の商品ページではテキスト中心の説明に限界があります。使用シーンやサイズ感、機能の違いが伝わりにくい場合、比較検討段階で離脱が起こります。画像と図解を組み合わせた構成へ変更すると理解速度が上がり、滞在時間も伸びやすいでしょう。結果として購買行動まで進む割合が高まります。
実際には平均5〜10%前後の改善が見込めるとされており、アクセス数が一定以上ある商品では売上への影響が顕著に表れるはずです。売上方程式のうち転換率が底上げされるため、広告費を増やさずに利益改善を図れる可能性があります。まずは主力商品から導入し、数値変化を検証する方法が有効です。
返品率やレビュー評価への影響
商品紹介コンテンツは売上向上だけでなく、購入後の満足度にも関係します。詳細なスペックや注意事項を視覚的に示すことで、購入前の認識ズレを防ぎやすくなるためです。
返品の多くは「想像と違った」「サイズを誤解した」といった情報不足に起因します。寸法比較図や使用イメージを加えると、利用シーンを具体的に想像できます。素材感や使い方を明示すれば、不安が解消されるでしょう。結果として返品率の低減につながり、レビュー評価の安定にもつながります。
評価が安定すると検索結果での信頼性が高まり、広告効率も改善します。長期的なブランド育成という観点でも価値がある施策といえるでしょう。単なる装飾ではなく、誤解を防ぐ情報設計として活用する姿勢が重要です。
導入すべき商品の見極め方
すべての商品に一律で導入する必要はありません。優先順位を明確にすることが成果最大化の近道です。
さらに、ブランド全体で複数ラインを展開している場合には比較表を活用できる商品が候補となります。反対に、販売実績が少ない商品へいきなり適用しても効果測定が困難になります。主力商品から段階的に拡大する方針が堅実です。戦略的な選定が結果を左右します。
まず検討対象となるのは、アクセス数が多いにもかかわらず転換率が伸び悩んでいる商品です。閲覧はされているが購入に至らない場合、説明不足が原因となっている可能性があります。また、機能が複雑な商品やサイズ展開が多い商品も適しています。視覚的な補足が効果を発揮するためです。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)で可能になる表現の工夫
A+コンテンツを導入すると、文字説明では伝えきれない魅力を直感的に伝達できるようになります。大きな特徴は、画像を組み合わせて商品の利用シーンや特徴を表現できる点です。比較表を組み込めば、複数ラインナップの違いを視覚的に示せるため、購入検討中のユーザーにとって判断材料が増えます。
さらに、インフォグラフィックを用いると複雑な機能も簡潔に説明でき、視覚的な理解を促進できます。モジュールは複数種類から選択可能であり、ブランドの世界観に沿ったページ構成を実現できるのも大きな利点です。
適切なテンプレートを選び、高解像度の画像や説得力のあるデザインを組み合わせれば、商品ページ全体の印象を強化できるでしょう。結果として、購買意欲を刺激する力が高まり、成約率の改善につながります。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)の種類と利用条件
A+コンテンツは一律の仕組みではなく、目的や利用条件に応じて複数の形式が用意されています。基本的な情報強化を目的としたタイプから、ブランドの理念や世界観を示すタイプまで幅広い選択肢があります。導入を検討する際には、それぞれの特徴を理解し、自社の販売戦略に適した形式を選ぶことが欠かせません。
ここでは、Amazon商品紹介コンテンツ(A+)の種類と利用条件について解説します。
ベーシック商品紹介コンテンツ
ベーシック商品紹介コンテンツは、最も標準的に活用されている形式です。最大5つのモジュールを選択でき、テキストに加えて画像や比較表を組み合わせることで、商品の機能や利便性を効果的に説明できます。
大口出品プランに登録していれば追加料金なしで利用できるため、コストを抑えて導入できるのも大きな魅力です。表示できる画像サイズは比較的シンプルであり、操作もわかりやすいため初めて利用する出品者にも扱いやすい仕組みになっています。
基本的な商品説明を強化したい場合や、まずはA+コンテンツの効果を試したい場合に適しているでしょう。
プレミアム商品紹介コンテンツ
プレミアム商品紹介コンテンツは、ベーシックよりも表現の幅を大きく広げられる上位版です。動画を組み込めるほか、拡張された比較表を導入できるため、ユーザーに与える情報量と訴求力が格段に高まります。高解像度の大きな画像を使えるため、迫力あるビジュアル訴求ができるでしょう。
ただし利用条件は厳しく、ブランド登録を行い、一定数のモジュール承認実績を持つ出品者に限られます。導入を目指す場合は、ブランド価値を高める戦略を並行して整備する必要があるでしょう。より競争が激しい市場で差別化を図りたい場合や、ブランド全体の魅力を強く訴求したい場合に有効な手段となります。
ブランドストーリー
ブランドストーリーは、ただの商品説明ではなく、企業の歴史や理念、価値観を顧客に伝えることを目的としています。カルーセル形式を利用して、複数の画像をスライドで表示できるため、世界観を分かりやすく演出できる点が特徴です。理念や背景を語ることで、商品自体の魅力に加え、ブランドへの信頼感や共感を育てられます。
また、ブランドストアや他の商品ページへのリンクを追加できるため、顧客を関連ページに誘導する集客効果も見込めます。大口出品プランとブランド登録が必須条件となるため、長期的にブランド価値を構築したい企業に向いている形式です。
利用条件まとめ
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)を利用するためには、まず大口出品プランに登録している必要があります。小口出品では利用できないため、事前の切り替えが不可欠です。
利用可否の基準を満たしていなければ申請自体ができないため、導入前に自社の状況を整理しておくことが重要です。条件を理解したうえで計画的に進めれば、効率よく商品ページの強化を図れるでしょう。
どのタイプを選ぶべき?目的別A+活用戦略
商品紹介コンテンツには複数の形式が用意されているため、目的に応じた選択が成果を左右します。売上拡大を最優先するのか、ブランド価値の醸成を目指すのか、市場内での差別化を狙うのかによって最適解は変わります。
ここでは、戦略視点で整理し、代表的な活用パターンを具体的に見てみましょう。
売上アップ重視なら
短期的な売上増加を狙う場合は機能訴求を中心に据えた構成が効果的です。購入判断に直結する情報を整理し、迷いを減らす設計が重要です。
理由として、購入直前のユーザーは感情よりも合理的な比較材料を求める傾向があります。性能差、サイズ展開、利用シーン、保証内容などを明確に提示すると判断が加速します。視覚的な比較表や特徴分解型モジュールを組み合わせると、検討時間の短縮につながるでしょう。
具体策としては、冒頭にインパクトのあるビジュアルを配置し、中盤で強みを箇条書きで整理し、終盤で他ラインとの違いを一覧表示する流れが有効です。購入後のメリットも補足すると背中を押す役割を果たします。情報を網羅しつつ冗長にならない設計が売上向上に直結します。
ブランド育成を狙うなら
長期的なブランド価値を高めたい場合はストーリー性を軸にした構成が適しています。商品単体の説明だけでは共感は生まれにくいからです。
背景には、価格競争が激化する市場環境があります。機能差だけで選ばれる状態では継続的な支持を得ることが困難です。理念や開発背景、品質への姿勢を伝えることで信頼感が醸成されます。視覚的に世界観を演出するカルーセル型や大型ビジュアルの活用が効果を発揮します。
実践方法としては、ブランドの歩みを紹介し、製造工程や品質管理体制を説明し、最後に代表商品を提示する流れが有効です。情緒的価値と機能的価値を両立させることで価格以外の選択理由を構築できます。継続的な更新も欠かせません。
競合が強い市場で差をつける方法
競争が激しいカテゴリーでは視覚的な独自性と情報の深さが差別化のポイントになります。単なる機能説明では埋もれてしまうためです。
理由には、類似商品が多数存在する状況があります。価格や基本性能が横並びの場合、購入者は比較材料を探します。詳細な使用例や専門的なデータ提示、実証結果の図解が説得力を高めます。大型画像や図表を活用し、専門性を明確に示す構成が有効です。
具体的には、競合商品では触れられていない課題に焦点を当て、解決策を段階的に提示する流れが効果的です。利用者の声や開発思想を補足すると独自性が際立ちます。視覚表現と情報密度を両立させることで、激戦市場でも印象を残せます。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)管理画面のアクセス方法

商品紹介コンテンツの管理画面は「新規で商品紹介コンテンツを作成する場合」と「既存の商品紹介コンテンツを編集する場合」で異なります。
| 新規で商品紹介コンテンツを作成する場合 | 在庫>商品紹介コンテンツ管理 |
|---|---|
| 既存の商品紹介コンテンツを編集する場合 | 在庫>全在庫の管理>詳細の編集>商品紹介コンテンツの編集 |
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)の作り方6ステップ
Amazonの商品紹介コンテンツの作り方は次の6ステップです。
- 作成するコンテンツの種類を選択する
- コンテンツ名と言語を入力・選択する
- モジュールを追加する
- プレビューを確認する
- ASINを適用する
- 送信して承認を待つ
以下で、キャプチャを使いながら1ステップごとにわかりやすく解説します。
1. 作成するコンテンツの種類を選択する
まずは作成するコンテンツの種類を選びましょう。

商品についての情報量を増やしたい場合は「ベーシック」を、ブランディング・ブランドの認知拡大をしたい場合は「ブランドストーリー」を選択します。ただし、ブランド登録をしていない店舗は「ブランドストーリー」を選択できません。
下記では「ベーシック」を選択したと仮定して、商品紹介コンテンツの作り方について解説しています。
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2. コンテンツ名と言語を入力・選択する
商品紹介コンテンツの作成画面まで進んだら、コンテンツ名や言語といった必須項目を入力・選択します。

コンテンツ名は任意のわかりやすい名前で問題ありません。商品名やASINなどがおすすめです。言語は下記の3択です。
- 日本語
- 簡体字中国語
- 英語
日本国内で販売する場合は「日本語」を選びましょう。
3. モジュールを追加する

次に商品紹介コンテンツ作成画面の中央にある「モジュールを追加」をクリックして、追加するモジュールを選びます。
※モジュールとは
…商品紹介コンテンツ用のテンプレート。画像とテキストを組み合わせて商品についての情報を伝えられる。
通常は1つの商品紹介コンテンツにつき5つまでモジュールを追加できます。下記の17種類から、自社商品の強みを伝えるのに適したモジュールを選びましょう。
| モジュールの種類 | 画像サイズ(ピクセル) |
|---|---|
| テキスト付き標準画像ヘッダー | 970 × 600 |
| スタンダードプロダクト説明テキスト | – |
| スタンダードマルチイメージモジュールA | 300 × 300(4枚) |
| スタンダード企業ロゴ | 600 × 180 |
| 商品の比較表 | 150 × 300(5枚) |
| 標準4つのイメージとテキスト象限 | 135 × 135(4枚) |
| 標準のイメージと明るい色のテキストオーバーレイ | 970 × 300 |
| 標準テキスト | – |
| 標準技術仕様 | – |
| 標準的な3つの画像とテキスト | 300 × 300(3枚) |
| 標準的な4つの画像とテキスト | 220 × 220(4枚) |
| 標準的なイメージおよび暗いテキストのオーバーレイ | 970 × 300 |
| 標準的な単一のイメージとハイライト | 300 × 300 |
| 標準的な単一のイメージと仕様詳細 | 300 × 300 |
| 標準的な単一の右の画像 | 300 × 300 |
| 標準的な単一の左の画像 | 300 × 300 |
| 標準的な単一画像・サイドバー | 300 × 400、350 × 175 |
画像を利用するモジュールでは「altテキスト(旧:画像キーワード)」の設定が必要です。商品紹介コンテンツ内には表示されませんが、視覚障害を持つユーザーのスクリーンリーダーに活用されます。
またプレミアムAプラスではモジュールを7つまで追加可能です。
※プレミアムAプラスとは
…「ブランド登録を行う」「カタログ内のすべてのASINに商品紹介コンテンツのブランドストーリーを適用する」「過去12ヶ月以内に少なくとも15件の商品紹介コンテンツが承認済になっている」という3つの条件をクリアすると利用できるようになる機能のこと。モジュールの種類も増えるため、より豊富な情報量を商品ページに盛り込めるようになる。
下記でおすすめのモジュールを紹介します。利用するモジュールに迷った場合は参考にしてください。
おすすめモジュール1. テキスト付き標準画像ヘッダー

「テキスト付き標準画像ヘッダー」は、横幅いっぱいの画像と最大6,000文字のテキストで商品について説明できるモジュールです。画像のインパクトが大きくユーザーの印象に残りやすいため、カテゴリーを問わずおすすめできます。
おすすめモジュール2. 商品の比較表

「商品の比較表」は、複数の商品のサイズやスペックを比較して一覧表示できるモジュールです。自社でターゲットの異なる複数の商品を展開している場合に適しています。他社の製品とは比較できないため注意しましょう。
比較表では、同じブランドが所有する他の商品とのみ、商品を比較できます。
amazon seller central
おすすめモジュール3. 標準的な単一の左画像

「標準的な単一の左画像」は、正方形の画像と最大1,000文字のテキストで商品やブランドについて深掘りできるモジュールです。ユーザーの多くは左上から右下へ画面を見ていくため、左に画像を配置することでユーザーの注意を惹きつける効果が期待できます。
4. プレビューを確認する
モジュールの追加が終わったら、プレビュー画面で想定どおりの商品紹介コンテンツを作成できているか確認しましょう。デスクトップとモバイル両方のプレビューが用意されているため、特にモバイルでの見え方を入念に確認します。

サイズ要件よりも大きい画像を使用すると見切れてしまうため注意が必要です。
5. ASINを適用する

プレビューを確認して問題なければ、作成した商品紹介コンテンツとASINを対応させます。右上の「次:ASINを適用」というボタンをクリックしましょう。
ASINで検索して選択するだけでOKです。
6. 送信して承認を待つ
最後に「承認用に送信」をクリックして、Amazonの審査を待ちます。「承認されました」と表示されれば作業は完了です。
もし「コンテンツに問題がありました」と表示されたら、セラーセントラルで商品紹介コンテンツのガイドラインを確認して修正しましょう。
作成を成功させるためのチェックポイント
A+コンテンツを成果につなげるには、手順を踏むだけでなく仕上げの工夫が欠かせません。とくに確認作業を怠ると表示崩れや伝達不足につながり、せっかくのコンテンツが効果を発揮しなくなります。だからこそ、公開前に注意深いチェックが必要です。
プレビューはPCとスマートフォン両方で表示を確認し、文字の読みにくさや画像の見切れがないかを確かめましょう。さらに、画像サイズは規定値に合わせて最適化し、解像度が低下しないように管理してください。色彩のコントラストやフォントの大きさを整えれば、読みやすさが高まり、ユーザーの離脱を防げます。
また、altテキストを適切に設定すれば視覚支援にも役立ち、検索最適化の効果も見込めます。最終的に、全体の構成が統一感を持ち、商品価値をわかりやすく伝えているかを判断基準としましょう。細部にまで配慮した調整が、承認率の向上と成果改善に直結します。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)のメリット・デメリット
Amazonの商品紹介コンテンツには下記のようなメリット・デメリットがあります。
| メリット | ・CVRの向上が期待できる ・Amazon SEO効果が期待できる ・ブランディング効果が期待できる |
|---|---|
| デメリット | ・作成、編集が複雑で難しい |
メリット1:CVRの向上が期待できる
商品紹介コンテンツ1つ目のメリットは、CVRの向上つまり売上アップです。商品紹介コンテンツによってAmazon商品ページの情報量が増えれば、ユーザーの購買意欲をより刺激できます。
また商品紹介コンテンツが表示される箇所までスクロールしているユーザーは、上部で離脱するユーザーに比べてもともとの購買意欲が高いはずです。購入に近いユーザーを取りこぼさないという意味でも、商品紹介コンテンツは重要と言えます。
ただしAmazon商品ページの改善優先度は「メイン画像>サブ画像>商品紹介コンテンツ」の順でしょう。商品画像の改善が終わっていない場合は、商品紹介コンテンツをひとまず後回しにしても問題ありません。
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メリット2:Amazon SEO効果が期待できる
Amazon SEO効果を期待できる点も商品紹介コンテンツのメリットです。商品紹介コンテンツ内のテキストにキーワードを盛り込んで商品ページとキーワードの関連性が高まれば、Amzon検索エンジン(A9,A10)に評価されます。
Amazonアルゴリズムに評価されて検索順位が上がれば、当然アクセス数が増えます。商品紹介コンテンツを作成することで、売上方程式「売上 = アクセス数 × CVR × 顧客単価」のうちアクセス数とCVRを同時に押し上げられる可能性があるのです。
メリット3:ブランディング効果が期待できる
商品紹介コンテンツの3つ目のメリットは、ブランディング効果が期待できることです。
商品紹介コンテンツ内ではブランドについても訴求できます。単体の商品だけでなく、ブランド全体で認知拡大・売上アップを図ることもできるでしょう。
ブランディングを特に重視したい場合は「ブランドストーリー」というコンテンツタイプを選択するのがおすすめです。
デメリット:作成・編集が複雑で難しい
Amazon商品紹介コンテンツのデメリットは、作成・編集が複雑な点です。
特に初めのうちは、17種類あるモジュールの把握や区別から始めなくてはなりません。モジュールの選択に加えて順番の並び替えまで考えると膨大な数の組み合わせがあり、効率的なABテストも難しいでしょう。
「強いて言えば」程度のデメリットではありますが、小さくない労力がかかるという想定が必要です。
ポイント:スマホ閲覧に適したデザインを意識する
A+コンテンツを作成する際には、スマートフォンでの表示を意識したデザインが欠かせません。多くのユーザーはモバイル端末から商品を閲覧しており、表示が見づらければ購買意欲を削いでしまう恐れがあります。ページの最適化を考える上で、モバイルでの読みやすさは必ず意識しましょう。
とくに注意すべき点は画像に含める文字情報です。PC画面では問題なくても、スマートフォンでは文字が小さく判別しづらくなる場合があります。したがって、フォントサイズは十分に確保し、背景とのコントラストも強調して見やすさを確保することが重要です。
さらに、余白を適切に配置すれば情報の詰め込み感が軽減され、自然に視線を誘導できる構成になります。また、スクロール操作を前提にした配置を心がけ、ユーザーが流れに沿って理解できるレイアウトに整えると効果的です。
モバイルユーザーに配慮したデザインを実現すれば、表示環境を問わず商品価値を伝えられるようになり、成約率の改善へと結びつきます。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)を運用する際の落とし穴
A+コンテンツは強力な販促手段でありながら、実際に運用すると予想外の課題が発生することも少なくありません。ガイドライン違反による承認取り消しや、画像制作にかかる負担、複数ページを継続管理する難しさなどが代表例です。導入を成功させるためには、潜在的なリスクを把握し、対策を講じながら運用を続ける視点が欠かせません。
ガイドライン違反リスク
A+コンテンツを公開するにはAmazonの審査を通過する必要があり、細かい規定に反すると承認が下りません。画像形式や容量、解像度の基準に加えて、テキスト表現にも制限が設けられています。受賞歴の記載期限や禁止用語の取り扱いなど、注意点を見落とせば公開停止や修正依頼が発生するのです。
さらに、規約は随時更新されるため、以前は問題なかった表現が突然違反と判断される場合もあります。承認をスムーズに得るためには、常に最新の基準を確認し、制作段階からルールに適合させる体制を整えることが大切です。結果的に、運用効率の向上とリスク回避の両方を実現できるでしょう。
時間とコスト負担
A+コンテンツを活用するには、高品質な画像を用意する必要があります。したがって、制作工程にデザイナーやライターの関与が求められる場合も多く、時間やコストの負担が大きくなりがちです。とくに複数の商品ページに同時適用を行うと、素材準備や構成調整にかかる工数はさらに膨らみます。
結果として、担当者の業務が圧迫され、運営全体の効率性を損なう危険性があります。費用対効果を確保するには、優先順位を明確に設定し、重要な商品から段階的に導入することが望ましいでしょう。また、外部パートナーを活用する方法もありますが、その場合は追加コストが発生するため、予算配分を慎重に検討する必要があります。
運用継続の難しさ
A+コンテンツは一度作成して終わりではなく、継続的な改善が求められます。市場環境や競合状況は変化するため、掲載内容も定期的に更新しなければ効果が薄れてしまいます。加えて、複数のASINに同時展開すると、更新作業の量が膨大となり、運用を続ける難しさに直面するでしょう。
さらに、シーズンごとのキャンペーンや新商品追加に合わせて修正を加える必要があるため、継続的なリソース確保が欠かせません。効率的に運用を続けるには、管理体制をあらかじめ整え、改善サイクルを計画的に回すことが重要です。持続可能な仕組みを整えれば、長期的に商品ページの価値を高められます。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)を作るときの2つの注意点

Amazon商品紹介コンテンツを作るときの注意点は次の2点です。
- 独自のガイドラインが設定されている
- 商品説明文と併用できない
作成段階になってからつまずかないように、事前に確認しておきましょう。
1. 独自のガイドラインが設定されている
Amazon商品紹介コンテンツには、商品画像や商品説明文とは異なる下記のような独自のガイドラインが設定されています。
| 画像 | ・ファイルは「.jpg」「.bmp」「.png」のいずれか ・容量2MB以内、解像度72dpi以上 |
|---|---|
| altテキスト | ・画像の説明をしておらず、スクリーンリーダー利用者の役に立たないものは不可 |
| 受賞表記 | ・2年より前に獲得した賞には言及しない ・満足度評価は表記しない |
| NGワード | ・「エコフレンドリー」など環境に関する文言 ・Amazon以外の返品または返金に関する保証文言 ・価格や割引、プロモーションの詳細に関する文言 ・Amazon内外問わず、他のページへのリンクは禁止 |
商品画像や商品説明文のガイドラインと混同すると、多くの修正が必要になる可能性があるため注意しましょう。
2. 商品説明文と併用できない
商品紹介コンテンツは商品説明文と併用できません。商品説明文を設定していても、商品紹介コンテンツを作成・適用した段階で商品ページでは非表示になってしまいます。
商品紹介コンテンツと商品説明文を、互いの内容を補完し合うような使い方はできないため注意が必要です。
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まとめ|Amazon商品紹介コンテンツ(A+)を活用してCVRを上げよう
本記事ではAmazon商品紹介コンテンツの基礎知識や作り方、注意点などを解説しました。
- 商品紹介コンテンツはAmazon商品ページのCVRアップに効果的
- モジュールは「テキスト付き標準画像ヘッダー」」「商品の比較表」「標準的な単一の左画像」がおすすめ
- 独自のガイドラインが設定されているため注意が必要
商品紹介コンテンツを作成すれば、CVRアップやAmazon SEOの強化、ブランディングといったさまざまな効果が期待できます。一方で、ゼロからモジュールの把握や構成の最適化を行うには多くの時間と労力が必要です。
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