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ユニークユーザーとアクティブユーザーの違いは「実際に利用しているか」それぞれの目安と改善施策も解説

「ユニークユーザーとアクティブユーザーにはどんな違いがあるの?」
「適切に分析を行うことで効果的な施策を実行したい」
「見込み顧客を増やして売上につなげたい」

上記のようにお悩みではありませんか。ユニークユーザーとアクティブユーザーは、ともに自社のサービスやコンテンツを利用した顧客を示します。似た意味を持つ用語であるため、混同して使用されているケースも多いです。

しかし、根本的な定義が異なるため、解析した際に得られる情報にも差があります。ユニークユーザーとアクティブユーザーの違いをきちんと理解して、適切な戦略の設計を行いましょう。本記事では、それぞれのユーザー数を増やすための施策についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

重要項目概要施策内容
ユニークユーザーとアクティブユーザーは「実際に利用しているか」で役割が異なるユニークユーザーはアクセスした人数、アクティブユーザーは一定期間内に実際に利用した人数を示し、分析で得られる示唆が異なる定着度や利用実態の把握にはAUを使い分けて分析する
アクセス分析は単独指標ではなく複数指標の組み合わせが重要ユーザー数だけでは実態を把握しきれず、セッション数やPVも併せて確認することで行動傾向が見えやすくなるUU・AU・セッション数・PVをあわせて分析し、流入・利用頻度・回遊状況を総合的に判断する
ユーザー数を増やすには目的に応じた施策設計が必要UU増加には新規流入施策、AU増加には継続利用や体験向上施策が有効で、同じ打ち手では改善しにくいUUはSEO・広告・AUはユーザーファースト設計・ユニファイドコマース・SNS活用で強化する
<本記事から分かるポイント>
・ユニークユーザーはアクセス人数、アクティブユーザーは実際の利用人数を示す
・両者は似た指標だが、分析で得られる意味合いは異なる
・アクセス分析では、セッション数やPVも併せて確認することが重要
・UUを増やすにはSEOやWeb広告などの新規流入施策が有効
・AUを増やすには使いやすい設計や継続利用を促す施策が重要

ユニークユーザーとアクティブユーザーについて解説

まずは、ユニークユーザーとアクティブユーザーそれぞれの概要を解説します。事前知識として理解を深めておきましょう。

1. ユニークユーザーとは

ユニークユーザーとは「サイトやアプリなどのサービスへアクセスした人数」を示す用語です。同一のブラウザや端末から複数回アクセスした場合でも、ユニークユーザー数は「1」としてカウントされるため、実際の利用規模を把握する指標として用いられます。

ただし、スマートフォンやPCなど異なる端末からアクセスした場合や、ブラウザやCookieが異なる場合には、同一人物であっても別ユーザーとして計測される点に注意が必要です。

なお、「Unique User」を省略して「UU」と表記されることもあります。

2. アクティブユーザーとは

アクティブユーザーとは「一定期間内にサイトやアプリなどのサービスを利用したユーザー」を示します。アクセスしただけでなく、実際にコンテンツやサービスを利用しなければカウントされない指標です。

そのため、アプリの場合はダウンロードした後に利用しなければアクティブユーザーには含みません。アクティブユーザーは「日次」「週次」「月次」に分けて調査するケースが多く、現在の利用ユーザーやリピート数の把握に役立ちます。なお「Active User」の頭文字を取り「AU」と表記されるケースもあります。

ユニークユーザーとアクティブユーザーの違い

ユニークユーザーとアクティブユーザーの相違点をまとめると、以下のようになります。

ユニークユーザーアクティブユーザー
・特定期間内にサイトへ訪問したユーザー
・集客規模が分かる
・特定期間の利用ユーザー
・特定期間内の利用実態が分かる

どちらも「特定期間内のユーザー数」を示す点は共通していますが、カウントの考え方が異なります。
ユニークユーザーは、一定期間内に訪問したユーザー数を重複なくカウントする指標です。一方、アクティブユーザーは、同じ期間内でも実際に行動(閲覧・操作など)があったユーザーのみを対象とします。

そのため、ユニークユーザーは主にある一定の期間内(例:1週間、1ヵ月間など)に「どれだけ人を集められているか(集客)」を把握する指標として使われ、アクティブユーザーは「どれだけ利用されているか(活用状況)」を把握する指標として活用されます。

一方でアクティブユーザーを分析すると「実際の利用者数」の把握が可能です。サービスの定着度を調査でき、利益をもたらしてくれる顧客ボリュームを調べられます。

このように定義は異なる用語ですが、企業や媒体によっては「月間UU」といった表現が用いられることもあり、実務上は近い意味合いで扱われるケースもあります。

ただし、Googleアナリティクスにおける「ユーザー数」は、デバイスやブラウザだけでなく、User IDやGoogleシグナルなどを用いた推定に基づいて計測されるため、一般的なUUとは厳密には異なる指標です。

そのため、同じ指標として扱うのではなく、それぞれの計測ロジックの違いを理解したうえで使い分けることが重要です。

他のアクセス指標との違いも理解しておこう

アクセス解析を行う際には、ユニークユーザーやアクティブユーザーだけで判断するのは十分とはいえません。ここでは、アクセス解析でよく用いられる指標とユニークユーザー・アクティブユーザーとの関係を整理します。

セッション数との違い

セッション数は、ユーザーがサイトへ訪問した「回数」を示す指標です。ユーザー数と似た概念に見えますが、計測の基準は大きく異なります。

セッションは一定時間の操作を一つの訪問として扱う仕組みであり、同一人物が時間を空けて複数回アクセスした場合には、その回数分だけカウントが増えます。つまり、ユーザー数は「人数」を示す指標であり、セッション数は「訪問の頻度」を把握するための指標といえます。

仮に1人の利用者が1日に3回サイトを訪れた場合、ユーザー数は1人のままですが、セッション数は3回として計測されます。利用頻度の高さや再訪問の状況を分析したい場合には、ユーザー数だけでは判断できないため、セッション数を併せて確認すると行動傾向の把握が進むでしょう。

ページビュー(PV)との違い

ページビューは、ユーザーが閲覧したページの合計数を示す指標です。ユーザー数やセッション数が「人」や「訪問回数」を基準としているのに対し、ページビューは閲覧されたコンテンツ量を測定する役割を持ちます。

たとえば1人の利用者がサイト内の記事を5ページ閲覧した場合、ユーザー数は1人、セッション数は1回、ページビューは5として記録されます。ページビューが増加している場合、サイト内を回遊している可能性が高く、コンテンツの関心度や閲覧行動を分析する材料になるでしょう。

反対にユーザー数が多くてもページビューが少ない状況では、訪問後すぐに離脱している可能性も考えられます。閲覧量を把握したい場面ではページビューの確認が欠かせません。

なぜアクセス分析では複数の指標を組み合わせるのか

アクセス解析では、単一の指標だけで状況を判断すると誤った結論に至る可能性があります。ユーザー数が増えている場合でも、セッション数やページビューが伸びていなければ、訪問者がサイト内で十分に行動していない可能性が考えられます。

一方でページビューが増えている場合でも、ユーザー数が減少している状況では、既存利用者だけが閲覧を繰り返している状態かもしれません。複数の指標を組み合わせて確認すると、流入状況・利用頻度・閲覧行動といった異なる視点からサービスの状態を評価できます。

マーケティング施策の効果検証や改善ポイントの発見を行うためには、ユーザー数、セッション数、ページビューなどを総合的に分析する姿勢が重要です。

ユニークユーザー数の目標値を設定する方法

ユニークユーザー数の目標値を設定したい場合は、先に理想的なコンバージョン数を決めましょう。業界や事業規模によって異なりますが、コンバージョンレートの平均値は2%前後とされており、50ユーザーで1件の成約です。

そのため、1月あたり10件のコンバージョンが欲しい場合は「10×50=500」で、月間のユニークユーザーは500人となります。このように、目指すコンバージョンレートの値から逆算する形でユニークユーザーの設定値を決めてください。

「ページビュー(PV)」や「セッション」とは異なり「ユニークユーザー」を調査すれば、自社のサイトやコンテンツを利用しているユーザー数を把握可能です。ユーザー数とは見込み顧客の数でもあるため、具体的な目標値を掲げてマーケティング施策を行いましょう。

ユニークユーザーを増やす3つの施策

見込み顧客を増加させることは、売上のアップにつながります。売上の低下や頭打ちに悩んでいる場合は、ユニークユーザー数を増加させることが解決の糸口です。

ここでは、ユニークユーザーを増やすための施策を3つ紹介しますので、見込み顧客を集めて新規ユーザーを囲い込みたい場合は、ぜひ参考にしてください。

1. SEO対策

ユニークユーザーを増加させたい場合に「SEO対策」は有効です。SEO対策とはGoogleなどの検索エンジンにて、特定のキーワードでの検索結果で上位表示を目指す施策です。自社サイトを上位表示させるには、検索するユーザーにとって有益なコンテンツを提供することが重要です。

自社のターゲットとなる層へ向けて有益なコンテンツを作成し届けることで、自社の認知度を高められます。自社サイトへの流入が増えることで、ユニークユーザー数のアップに直結します。

また、SEO対策で獲得したユニークユーザーは、単なる見込み顧客ではありません。特定の悩みや目的を持っており、解決するためにWeb検索を行っているため、自社サイトへ誘導できれば「コンバージョン率の高い顧客」となります。

SEO対策は集客コストを抑えられる一方で、効果が出るまでに時間がかかるため、中長期的に成果を積み上げる施策です。

ECサイトに有効なSEO対策については、関連記事の「【必見】ECサイトにSEO対策が有効な2つの理由!対策方法についても解説」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

2. SNSの活用

ユニークユーザーを増やすためには、SNSの活用が有効です。SNSは情報収集の手段として広く利用されており、投稿や拡散によって新たなユーザーとの接点を生み出すことができます。

SNS運用を強化することで、これまで接点のなかった潜在層にもリーチでき、サイトへの流入増加につながります。特に話題性のあるコンテンツは拡散されやすく、短期間で多くのユーザーを獲得できる可能性があります。

また、SNSを通じてサイトへ訪れたユーザーに対して、回遊しやすい導線や有益なコンテンツを提供することで、アクティブユーザーの増加や再訪につなげることも重要です。

3. Web広告

ユニークユーザーを増やすには、インターネット上に広告を出稿する「Web広告」も有効です。広告の出稿には費用が掛かるものの、自社のターゲットとする層へ直接的にアプローチできるため、短期的な改善を見込めます。

Web広告と一口にいっても、特定のキーワード検索に表示させる「リスティング広告」や自発的な検索が必要のない「ディスプレイ広告」、幅広いユーザーにアプローチできる「SNS広告」など豊富にあります。さまざまなWeb広告の中から、自社に適した手法を選定しましょう。

少ない費用からでも出稿できるWeb広告もあるので、予算に限りのある企業でも取り入れられます。ECサイトで効果的な広告については、関連記事の「ECサイトで効果的な広告は?種類、費用や優先順位について解説」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

アクティブユーザーを増やす3つの施策

アクティブユーザーは、自社のサービスを実際に利用している顧客を指すので、売上に直接関係する指標です。ここではアクティブユーザーを増やす施策を3つ紹介しますので、コンバージョン率の高い顧客やリピーターを増加させたい場合は、ぜひ参考にしてください。

1. ユーザーファーストな設計

アクティブユーザーを増やすためには、利用者目線に立ち「使いやすいサイト」の設計を心掛けましょう。利用の際にストレスを感じなければ、再び訪れてくれる可能性を高められます。

ユーザーが求める情報やサービスへいち早くたどり着けるように、ボタンの配置や見やすい画面設計を行うことが大切です。また「サイト内検索」や「操作マニュアル」なども必要に応じて設定すれば、ユーザーの利便性を高められます。

2. ユニファイドコマースの実施

アクティブユーザーを増やすためには「ユニファイドコマース」が有効です。ユニファイドコマースとは、ユーザー個別の情報を網羅的に分析した上で最適なアプローチを実施して、顧客体験を向上させる手法を指します。

具体的な施策としては、これまでの閲覧履歴やアクセス状況を分析して、ユーザーの関心が高いページや商品を提示しましょう。顧客体験が向上することで、何度も利用してくれるリピーターになり得ます。

ユニファイドコマースについては、関連記事の「ユニファイドコマースは顧客ごとに最適化されたサービスを提供する施策!導入手順と課題を解説」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

3. 回遊率アップ

回遊率を高めることで、ユーザーの離脱を防ぎ、サイト内での滞在時間や閲覧ページ数の向上につながります。欲しい情報がサイト内で完結する環境を整えることで、ユーザー満足度が高まり、再訪やリピーター獲得にも寄与します。

具体的には、関連性の高いコンテンツ同士を内部リンクでつなぎ、ユーザーが自然に次のページへ遷移できる導線を設計することが重要です。

なお、回遊率の改善はユニークユーザーの直接的な増加にはつながりませんが、サイトの評価向上や再訪率の改善を通じて、結果的に集客施策の効果を高める間接的な要因となります。

ソーシャルコマースについては、関連記事の「ソーシャルコマースとは?6つの種類と運営のメリット・注意点を解説」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

見込み顧客やコンバージョン数を増やしたいならFORCE-R

ユニークユーザーとアクティブユーザーは、根本的な定義に違いはあるもののどちらも純粋なユーザー数をカウントしており、増加できれば売上のアップにつながります。

FORCE-Rの過去の事例では「ネットでの集客率アップ」を依頼に対し、クライアントの予算や事業内容に合わせた「広告出稿」だけでなく、潜在ユーザーを顕在層へ引き上げるためのオウンドメディア構築やサイトまでの動線を整備しました。

その結果、アクセス数を3倍に引き上げ、ネット経由の月間登録者数も6倍以上にした実績があります。経験豊富な専門コンサルタントが専属でサポートするとともに、クライアントが費用対効果が高い施策に注力できるよう提案を行っていきます。

見込み顧客数やコンバージョン数の増加に関して悩みを抱えている企業さまは、お気軽に以下のリンクよりお問い合わせください。

まとめ|ユニークユーザーとアクティブユーザーの違いを理解してサイト運営に生かそう

ユニークユーザーとアクティブユーザーの違いは「特定期間の有無」と「カウント方式」です。「これまでのアクセスユーザー数をカウント」するユニークユーザーに対し、アクティブユーザーは「特定期間に利用したユーザーをカウント」します。

ただ、どちらも同一ユーザーの複数回アクセスは重複させないため、純粋な見込み顧客数を把握できる点は同じです。そのため、企業やサイトによっては「月間UU(ユニークユーザー)」と呼ばれるなど、同義として使われるケースもあります。

しかし、分析によって得られる情報は異なるため、その後の施策内容に影響を与えます。明確な違いをしっかりと理解しておくことで、見込み顧客へ深く刺さるマーケティング施策の設計や実行が可能です。

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