Yahoo!ショッピング広告の種類は？各広告の特徴や初心者向けの広告メニューを紹介

公開日:2023/12/29
最終更新日:2024/01/18

Yahoo!ショッピングの広告とは？
Yahoo!ショッピング広告の種類は？
Yahoo!ショッピング広告はGoogleでも配信できる？

上記のようにお悩みではないでしょうか。

Yahoo!ショッピングでの売上拡大には広告も活用することが不可欠です。しかし、Yahoo!ショッピングでの売上拡大には広告の仕組みやメニューについて深く理解しておく必要があります。

本記事ではその中でも、Yahoo!ショッピングの広告について紹介していきます。Yahoo!ショッピングで広告を活用することが、Yahoo!ショッピングで売上最大化を目指す第一歩です。

「Yahoo!ショッピングで広告を活用して売上を伸ばしたい」と考えている出店者の方は、ぜひ参考にしてください。

Contents

Yahoo!ショッピング広告は4種類
Yahoo!ショッピング広告はGoogleでも配信できる？
初心者はアイテムマッチ広告（ストアマッチ広告）がおすすめ
アイテムマッチ広告の導入に必要な予算
アイテムマッチ広告を効果的に活用する方法
Yahoo!ショッピング広告を配信すべき広告主は？
Yahoo!ショッピングの運営代行・コンサルティングならFORCE-R
まとめ｜Yahoo!ショッピングの広告メニューについて理解しよう

Yahoo!ショッピング広告は4種類

Yahoo!ショッピング広告は、Yahoo!ショッピングで商品やサービスを宣伝するための広告です。現在は4種類の広告メニューが用意されています。ここからは各広告の特徴やメリットについて詳しく紹介していきます。

✓Yahoo!ショッピング広告は4種類
・バナー・テキスト広告（ディスプレイ広告）
・アイテムマッチ広告（ストアマッチ広告）
・ソリューションパッケージ広告
・PRオプション

バナー・テキスト広告（ディスプレイ広告）

バナー・テキスト広告（ディスプレイ広告）は、Yahoo!ショッピングのトップページや総合ランキング、カテゴリページなど、さまざまな場所に掲載される広告です。

バナー・テキスト広告は、広告のデザインやテキストを自由に設定できるため、自社の商品やサービスの魅力をアピールしやすいというメリットがあります。また、予算に合わせてバナー広告とテキスト広告を組み合わせて配信することもできるため、効果的な広告運用をすることができます。

ただし、クリックされるまでにユーザーが広告を認知する必要があるため、効果が出るまでに時間がかかるというデメリットがあるのです。また、掲載される場所や時間帯によっては、ターゲット層に広告が届かない可能性がある点にも注意が必要です。

アイテムマッチ広告（ストアマッチ広告）

アイテムマッチ広告は、Yahoo!ショッピングの検索結果ページに掲載されるクリック課金型の検索連動広告です。

アイテムマッチ広告は、ユーザーが検索したキーワードと関連性の高い広告を配信できるため、クリック率が高く、費用対効果に優れているというメリットがあります。また、低予算から始められる広告メニューのため、初めてYahoo!ショッピング広告を利用する企業にもおすすめです。

ただし、検索結果ページの上位に表示させるためには、競合他社の広告と競争する必要があるため、入札単価を適切に設定することが重要です。また、商品やサービスの魅力を訴求するクリエイティブを作成することも必要になります。

ソリューションパッケージ広告

ソリューションパッケージ広告は、Yahoo!ショッピングの検索結果ページやトップページ、カテゴリーページなどに掲載される、複数の広告を組み合わせた広告配信メニューです。

ソリューションパッケージ広告は、複数の広告を組み合わせることで、ターゲット層に効果的にリーチできるというメリットがあります。また、広告のデザインやテキストを自由に設定できるため、自社の商品やサービスの魅力をアピールしやすいというメリットもあります。

ただし、広告配信にかかる費用が高額になる可能性があるというデメリットがあります。そのため、予算や目的に合わせて、適切なプランを選択することが重要です。

PRオプション

PRオプションは、Yahoo!ショッピングのトップページやカテゴリーページなどに、広告主のブランド名やロゴを掲載できる広告です。

PRオプションは、広告主のブランド認知度を高めることができるというメリットがあります。また、クリック課金ではなく掲載料金のみで運用できるため、費用を抑えることが可能です。

ただし、広告主のブランド名やロゴが表示されるだけなので、クリック率は低いというデメリットがあります。そのため、ブランド認知度を高めたい企業におすすめの広告配信メニューとなっています。

Yahoo!ショッピング広告はGoogleでも配信できる？

結論、Yahoo!ショッピング広告はGoogleでも配信することができます。Yahoo!ショッピング広告のソリューションパッケージ広告を利用することで、Yahoo!ショッピング以外のWebサイトやアプリにも広告を配信することができます。

具体的にはGoogleの検索結果ページやショッピング検索ページ、YouTube、GmailなどGoogleの広告配信ネットワークに含まれるWebサイトやアプリに広告を配信することが可能です。

また、ソリューションパッケージ広告の広告費はクリック課金制となっています。そのため、広告をクリックするたびに広告費が発生します。ただし、Googleでも広告を配信したい場合は、別途Google側の広告審査に通過する必要があるため注意が必要です。

初心者はアイテムマッチ広告（ストアマッチ広告）がおすすめ

Yahoo!ショッピング広告は、Yahoo!ショッピングの検索結果ページやカテゴリーページに広告を掲載できるサービスです。広告主は商品やブランド、キャンペーンなど、さまざまなターゲットに対して広告を配信することができます。

初心者におすすめのYahoo!ショッピング広告は、アイテムマッチ広告です。アイテムマッチ広告は、商品の検索結果ページに広告を掲載する広告です。商品名やカテゴリー、キーワードなどをもとに、ユーザーの検索意図と関連性の高い広告を配信することができます。

また、アイテムマッチ広告が初心者におすすめな理由は、以下のとおりです。

広告の設定が簡単
広告費の調整がしやすい
効果測定がしやすい

アイテムマッチ広告の広告費は、クリック課金制です。そのため、広告をクリックするたびに広告費が発生します。また、アイテムマッチ広告の効果測定は、Yahoo! JAPANの広告管理ツール「Yahoo!プロモーション広告」で行うことができます。広告のクリック数や表示回数、コンバージョン率などのデータを確認することが可能です。

アイテムマッチ広告の導入に必要な予算

アイテムマッチ広告の導入に必要な予算は、広告の入札方法によって異なります。しかし、最低でも約50,000円/月の広告予算が用意されていれば、効果的な広告運用ができるでしょう。アイテムマッチ広告の最低入札価格は25円からとされていますが、個別入札を使うのであれば5,000円/月の広告予算は必要となります。

また、全品指定価格入札や全品おまかせ入札は、最低広告予算として50,000円/月以上が必要です。全品指定価格入札は、販売中の全品が広告に掲載されます。

ただし、アイテムマッチ広告の効果については、競合の状況によって左右されます。競合が多い商品やブランドの場合、より多くの広告費を投入する必要が出てくる可能性があります。そのため、アイテムマッチ広告を運用する際は、費用対効果をしっかり考えたうえで、予算を決めることが重要です。

アイテムマッチ広告を効果的に活用する方法

アイテムマッチ広告は、Yahoo!ショッピングにおいて1クリックあたり25円から運用できるクリック課金型広告です。アイテムマッチ広告の効果を最大化するためには、3つのポイントに注意を払う必要があります。

ここから詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

✓アイテムマッチ広告を効果的に活用する方法
・商品画像のクオリティを高める
・流行に合わせた商品を配信する
・入札単価は最低単価+10円以上に設定する

商品画像のクオリティを高める

商品画像は、顧客が購入を決定する上でとても重要な部分です。アイテムマッチ広告では、出品時の商品画像が広告画像として掲載される仕組みとなっているため、クリエイティブ素材を新たに準備する必要はありません。

その代わり、商品画像のクオリティを高める必要があります。高品質な画像は、商品の魅力を正確に伝え、顧客の信頼を得るために不可欠です。

また、複数の画像を用いることでより多くの情報を提供し、顧客の購入時における不安を軽減することができます。商品画像のクオリティを上げることは、アイテムマッチ広告の効果を高める最も重要な要素なのです。

流行に合わせた商品を配信する

市場のトレンドを把握し、流行に合わせた商品を配信することも重要です。顧客の興味や関心は常に変化しており、最新のトレンドに合わせた商品を提供することで、顧客を引きつけることができます。季節のイベントや最新のファッショントレンドに合わせた商品展開は、ターゲット顧客の消費行動を刺激し、クリック率とコンバージョン率の向上に寄与します。

入札単価は最低単価+10円以上に設定する

アイテムマッチ広告では、最低入札価格+10円以上に入札単価を設定することが最もおすすめです。入札単価が高い商品から優先して広告掲載される仕組みとなっていますが、商品ごとに最適な入札単価を初めから把握しておくことは難しいでしょう。

そのため、まずは最低入札価格+10円以上に入札単価を設定することで、管理画面での入札価格順位を参考にしながら、アイテムマッチ広告を運用していくことをおすすめします。キーワード検索で購入したい商品を探している顧客は、いろいろな商品を見て比較しているため、広告で上位表示されない場合でもクリックされる可能性は高くなるのです。